- インターエデュPICKUP
- 最終更新:
投稿者: 鳳の雛の親 (ID:QmzvJpvRLEE) 投稿日時:2016年 06月 17日 17:06
先日の桐朋祭で、中学生に毎年課される自由研究を拝見させてもらいました。
「自由研究」と聞くと小学生の時のレベルを連想してしまいますが、実際は「え!?これだけのものを夏休みの間だけで完成させるの?」と驚くレベルの高さ。分野も社会や国語の考察系から、理科や数学の研究系、音楽(作曲)、書写、美術、家庭科(料理)、技術、保健体育など多岐に亘っています。創作系は作りっぱなしではなく、作った経緯やら過程やらを写真付きできちんと別途レポートにまとめてますし、レポート系は「これ本当に中学生?」と見紛うような何10ページにも亘る超大作までありました。中学通して一つのテーマに取り組み毎年深化させていくものもありましたね。自作のものをネットショップで販売を試みたりというのも面白かったです。
これって俗に言う「アクティブ・ラーニング(=能動的学習)」ですよね。
中学3年間、これを毎年提出させる訳ですから、中学生のうちから“自分で主体的にテーマを考え、調べて行く”という能力が自然と鍛えられる事になるのだろうと期待する気持ちもありますが、「こんなにレベルの高いものが子供に作り出せるのか?」と心配する気持ちもあります。
まあ、自主の学校なので親は見守るしかないのですが…。
アクティブ・ラーニングがもてはやされる昨今、授業の一環として論文に取り組む学校も多く、麻布の中3国語の共同卒業論文、高1社会での論文、武蔵の中3社会の卒業論文、渋谷学園の高1~2年間かけての自調自考論文などは有名ですよね。ただ、取り組む時期は、ある程度書く能力が備わってからというところが多いですが。
桐朋の場合は授業外ですし教員からの指導も無い中、小学校卒業したての子にも取り組ませ、分野は限定せず自由で、期間も1か月半と短いのに、本当に色々なテーマに果敢に取り組んでいて、お子さんの自由な発想と探求心に感心してしまいました。逆にテーマなどの制約を設けない事で色んな事への探求心を引き出せるのかも知れませんね。
期末考査が終わればあっと言う間に夏休みですが、あの自由研究を見ると「あまりお粗末なものは出せないぞ」と感じています。数学と英語はテストの結果で指名制の補習もあると聞きますし、部活は合宿もあるので、夏休みは結構忙しそうです。
自由研究、もう既に着手されてる生徒さんもいらっしゃるのでしょうか?
- 1
- 2
現在のページ: 1 / 2
-
【4151629】 投稿者: 親の介入 (ID:NWV/rILytLg) 投稿日時:2016年 06月 17日 17:57
自由研究ですが、公立小学校では、上位入賞者は殆ど親が介入したものでした。
中学生で全てを自力でこなせる生徒はどれくらいいるのでしょうか?
我が子はこちらの学校と同じくらいの偏差値の学校ですが、我が子に限って言えば、自力でレポート作成となったら非常に稚拙なものになります。
こちらの学校では、通常授業でレポート作成の指導があるのでしょうか? -
【4151666】 投稿者: 他校の指導内容に興味あり? (ID:QOAoDD3pSYw) 投稿日時:2016年 06月 17日 18:37
もう受験終わったのに何故知りたいのかな?同じ偏差値なら指導内容は気にしないという親が増えてる気がするけどね。
-
【4151915】 投稿者: 自由研究 (ID:7awhDuC5vxs) 投稿日時:2016年 06月 17日 23:05
自由な学校なので、頑張るも頑張らないも自分次第。手をかけない子もいれば、入賞する子たちのようにじっくり取り組んだ素晴らしいものもあるのが実態かと。中学生ならではの面白い発想もあって、すごいなあと毎年関心しています。
夏休み前にテーマの選び方や書き方の指導があり、返却時には、それぞれの書いたテーマに応じて、その科目の先生の講評つきで返却されます。着眼点への指摘やまとめ方のアドバイスがあり、これが全部できるようになると大学でのレポート作成に迷いがなさそうです。クラスで発表する機会もあるようです。
オーケストラの譜面の作曲や、美しい切り絵など、才能豊かでうらやましくなる作品も。桐朋祭の展示は、終わりましたが、秋にも公開してますよ。 -
-
【4151927】 投稿者: あ。 (ID:7awhDuC5vxs) 投稿日時:2016年 06月 17日 23:21
誤字、失礼しました。
関心→感心
最初は稚拙でも、上級生の優れた入賞レポートを見たり、先生の指導から、上手になっていくのだと思います。記述型の入試なので、もともと得意な子もいるもかもしれません。我が子は、楽しんで取り組んでました。 -
【4152026】 投稿者: 親の介入 (ID:NWV/rILytLg) 投稿日時:2016年 06月 18日 01:16
子供それぞれ...そうですよね。
稚拙とはいえ子供の学力水準は高いでしょうから、
はじめは慣れていない生徒さんもおられるでしょうね。
中高の6年間でそれぞれに大きく飛躍していくのでしょう。
我が校がその様な取り組みがあるのかまだ分からないので、この一年様子見です。
どんな形でもレポート作成の技術は子供に身につけて欲しいと思っております。
そういった意味では、こちらの自由研究の取り組みには非常に興味を持ちました。
他校の教育内容に興味あり?...と皮肉たっぷりなコメントを頂きましたが、
こちらの学校は偏差値表で目にしてお名前を知っているだけですので、
変に勘ぐらないでください。
余談ですが、先日、こちらの学校から東大推薦入試に合格された方のお話を某塾で伺いました。大変聡明で爽やかな青年でした。敬意こそあれ、他意はありません。
純粋に子供の学力を伸ばしたいので参考にさせて頂きました。
ご丁寧なレスを下さった方々、ありがとうございました。 -
【4152029】 投稿者: 親の介入 (ID:NWV/rILytLg) 投稿日時:2016年 06月 18日 01:19
すみません。
。。。稚拙とはいえ子供の学力水準は高いでしょうから、
どんどん吸収していかれるのもわかります。
。。。と書いたつもりが、一行抜けてしまいました。 -
【4152605】 投稿者: 鳳の雛の親 (ID:QmzvJpvRLEE) 投稿日時:2016年 06月 18日 16:40
今さらながら、中1のみ「表現」という独立した授業が週1時間ある事を思い出しました。他の学校ではないのでしょうか?この授業は“正しい日本語の文章が書けるようになることを目標”としてるらしいです。これが親の介入さんの言うところの「レポート作成の指導」に当たるのかしら?この授業の他にもイベントの都度、レポートを提出させてるみたいですね。
息子がどの程度書く力がついてるか分かりませんが、受験国語の読解で回答として○がもらえるように書くのとは違って、自分の考えてる事を上手く人に伝える事は将来的にすごく重要なスキルになると思います。その技術を学校で学ばせてもらえるのは親として有り難いですね。中1男子なんて話し言葉も稚拙ですし。
桐朋は、「兄弟がいるから」とか「スポーツを思い切りやりたいから」とか、偏差値より校風で志望校にした子も少なくないようです。個性的な子が沢山いるのでそれが自由研究に現れてるのかもしれません。色んな才能がある友達を見て大いに刺激を受けていますし、名前も知らない別のクラスの子ともその場のノリで遊んだりと、学校の雰囲気が良いです。
最近の大学生は授業は朝から晩まで、学年が進めば就職へ向けてインターン等と昔に比べて忙しく遊ぶ時間が取れないと聞きます。そういう意味で、桐朋の生活が子供にとって最後のモラトリアムなのかも知れません。
自由研究で何をやるか頭を悩ませている息子ですが、こうしたきっかけが将来の仕事にも繋がっていったりするので、中高一貫で高校受験をしなくて良い分、その時間を存分に使って悩んで欲しいと思います。