最終更新:

24
Comment

【2671281】実習レポート、教科書履修範囲、現浪率について

投稿者: 三浦半島住民   (ID:a1wzyk/xkqY) 投稿日時:2012年 09月 02日 18:21

神奈川県在住の者です。
息子が学芸大学附属高校(以下、学附と呼びます)を志望しています。
受験勉強に特化せず、各種イベントを通じて充実した高校生活が
送れそうなことに共感をおぼえたようです。
親の私も学附についてできる限り情報収集しております。
かの有名なサイト「東京学芸大学附属高校・筑波大学附属高校を
志望して大丈夫?」と「間違いだらけの「東京学芸大学附属高校
・筑波大学附属高校を志望して大丈夫?」というページ」も拝読
しています。

そういった中で3点確認したい点があり、もしご存知であればコメ
ントを頂ければと思います。

1)実習レポートが多いと伺いました。レポート作成は実社会で役
 に立ちますので大変良いことだと思います。が、Webサイトや他
 の生徒のコピペで凌ぐ、提出されたレポートを先生がしっかり
 と添削しない、というのであれば、効果はいかばかりか、とも
 思います。学附でのレポート作成は生徒に身のある学びの過程
 になっていますでしょうか?

2)「大学受験期になっても教科書の全範囲が終わらない」とのこ
 とですが本当でしょうか?これは遅くとも冬休み前までに終わ
 らないのか?ということです。

3)学附のWebサイトに掲載されている進学状況から計算すると現浪
 率が50%前後のようですが、共学でこの数字はかなり低いと思い
 ます。男子のみだと更に低いと思うのですが、男子のみではど
 の位の現浪率になるのでしょうか?またこれだけ低い理由は何
 だと思われますか?

以上、どれか一つでもご存知であればコメント頂けますか?
よろしくお願いいたします。

返信する

管理者通知をする

マイブックマーク

  1. 【2705818】 投稿者: 名無し  (ID:fHRk2k6KyWU) 投稿日時:2012年 09月 29日 22:47

    レポートはクオリティを非常に求められますし、自分の意見を建設的に論ずるようにいわれます。またインターネットに頼らず書籍から自力で情報を引用してくるようにもいわれます
    レポートは地理実習では冊子で、地学実習では数十枚のレポートの提出を求められます。(1年次の行事です)
    プレゼンは少ないですが英語でのスピーチは多いです。帰国子女が多いのでレベルはとてつもなく高いと思っていただいてよいと思います
    意外と授業の進みは速いですよ
    高1の2学期には数学1A、高2の二学期には数学2Bが終わるようになってます。しかも幾何と代数は同時進行です
    学校の授業が多少遅くともほとんどの生徒が各予備校で半年以上早いスピードで範囲を終わらせてますが…

  2. 【2706184】 投稿者: 今日学校説明会  (ID:q50icKEZN0Y) 投稿日時:2012年 09月 30日 10:32

    昨日から午前午後で計四回行われています。
    学校行事、履修過程、普段の日常生活、附属高校を受験するにあたり準備したことなど、生徒さんの代表による発表等も含めかなり詳細な説明があります。

    説明会の最後に個別の質問コーナーもありますし、
    説明会終了後は、校舎内を自由に見学し、各教科別、委員会、部活別の展示を見たりそこここに待ち受けている生徒さんや先生たちに直接話しかけて質問したりすることができます。
    各教科のコーナーは、実際に使っている教材や生徒さんの課題、レポート作品、使っている情報機材等が細かくわかりやすく展示され、先生方による体験コーナーもありました。
    質問にも気軽に答えてくれ、スレ主さんの疑問には直接的確な答えがかえってきそうです。

    生徒さんも先生も、あらゆる場所にいて、あいさつ、道案内、説明などをしてくれます。
    こちらは中学入学したばかりの1年生なので、正直、わざわざ行く必要もないかと半信半疑で出かけましたが、中学受験での学校公開でもここまで詳細なものはないと驚いて帰ってきました。子供も具体的な高校での学習や生活がイメージできたようで、行ってよかった!の一言でした。


    予約も必要ありませんし、ぜひいかれることをお勧めします。
    学校のホームページに時間等詳細が出ています。

  3. 【2707614】 投稿者: 三浦半島住民  (ID:IeLb5IARqtw) 投稿日時:2012年 10月 01日 13:28

    名無し様
    ご回答ありがとうございます。頂いた回答を拝読するに、学附では、実社会に役立つ自分で考える力をつける学習をしていることを理解しました。

    今日学校説明会
    学校説明会の情報提供ありがとうございます。9/29に息子と妻が行きました。
    先生や生徒に直接聞くべし、というのはご指摘のとおりだと思います。この掲示板に投稿した理由は、親や卒業生などから第三者として違った切り口で回答を頂きたいからでした。

    なお、息子は学校説明会で話を聞いて、益々この学校に行きたいと思ったようです。

  4. 【2712171】 投稿者: 保護者ですが  (ID:ku0A6NqkIp.) 投稿日時:2012年 10月 04日 20:06

    1)
    レポートに関してですが、先生方はきちんと目を通して下さっているようですよ。
    附属中出身の生徒は中学時代にレポート作成の経験があるようで、1年生の時から上手に仕上げるそうです。
    しかし、附属中出身以外の生徒も様々なレポートをこなすうちにしっかりコツを掴んできちんとしたものを
    仕上げられるようになるそうです。


    2)
    卒業までに教科書の範囲が終わらない・・・という話は、私も入学前に聞いたことがありますが、子供が先輩に
    聞いたところ、そんなことはないと言われたそうです。
    でも、そのあたりは自助努力の範囲ではないかとも思います。
    卒業後の進路は生徒一人一人違いますし、進路によって受験科目も異なりますし。


    当方も学校説明会に行き、その上で受験を決めました。
    やはり、説明会での附高の印象は子供にとっても良かったようです。
    今、附高に通う子供は本当に充実した毎日を送っています。
    保護者同士のつながりも密な方だと思いますよ。
    親も子も楽しめる学校だと思います。
    ぜひ頑張って、来春60期生として入学して下さいね!

  5. 【2714823】 投稿者: 卒業生です  (ID:hxS16oJQic2) 投稿日時:2012年 10月 07日 02:05

    こんにちは。数年前に本校を卒業しています。


    1)実習レポートには高いクオリティを求められますし、1年生の最初の段階から生徒がかなりきちんとしたレポートを提出しますので、生徒の高い水準の表れの1つだと思います。1年生の5月下旬~6月上旬の地理実習では、土地利用観察を行い、土地の高低差を測定&計算して、東京中心部の土地利用を歴史的観点を踏まえて考察します。11月の地学実習では、地層の観察をして詳細な分析を行います(三浦半島ですよ!)。どちらも今から思えば大学レベルですが、実習に備えて先生が必要な知識・方法は与えてくださいますから全員が取り組むことができます。webサイトや他の生徒のコピペというのは、求められる課題の内容上厳しいかと思われます。もちろんグループで情報の共有はしますが、最終的に文献を参照して各自でまとめています。先生は全てのレポートに目を通していらっしゃいますよ。


    2)文科省で課される範囲は3年の冬休みまでには終わります。他の方がおっしゃるように、数学の進度は速いです。ただ、他の学校と異なって、あらゆる教科を学びますので(1・2年次で理社の必修としては生物、理科総合、化学、物理、地理、世界史、日本史、現代社会を学びました)、その分最終的に3年次の授業では受験で必要な教科・範囲を必死に追いかけることになります。事実、このことに不安を感じて多くの生徒が塾に行き、受験のために先に勉強範囲を進めています。ただ、本当に自分で努力の出来る生徒であれば、学校の授業のみであとは自習して大学を受験することは出来ると思いますし、芸大を受験する生徒などは塾に通わずとも必要な点数を取っています。在学時はあらゆる教科を学ぶことに多少の抵抗もありましたが、今から思えば素晴らしい教育だったと心から感じています。


    3)現役の進学率が低いことは2つ理由があると思います。1つ目は、目指すレベルが高いことです。自分の感触としては、国立大を受ける生徒は4分の3以上にのぼると思いましたし、東大・国立医学部志向が強いので、志望大学のランクを下げれば現役合格率が上がることは間違いないと思います。ただ、学校側が受験先を強要することなく生徒に任せていること、生徒が東大・国立医学部を多く受験し、落ちた場合でも早慶を蹴って浪人を決める生徒も多くいることなどが要因だと思います。早慶に絞って受験する生徒はクラスに数人のみで、そのような生徒はほぼ間違いなく受かっていくと言っていいと思います。また、MARCH以下に進学する生徒もごくわずかです。2つ目は、辛夷祭だと思います。3年次の夏に演劇の準備に取り組むのですが、塾の夏期講習と並行して行いますので、ここでの勉強不足が響いて浪人する生徒がいることは間違いないです。しかし、夏が終わって全員が本気で勉強に取り組み始めてからの伸びはすさまじいものがあります。わたしも秋からの追い込みで現役合格していますし、演劇に本気で取り組むことは一生の思い出になります。演劇の主役を演じている生徒に限って東大に現役合格、というのもよくある話なので、結局は本人の頑張り次第なのではないかと思います。

    長くなりましたが、質の高い教育・生徒のレベル・イベントだらけの学校生活、どれを取っても最高の学校だと感じています。受験のための高校生活ではなく、学問を学びながら部活や行事に没頭することを望むのなら、お子さんに受験させることをおすすめします。世間で附高のレベル低下が騒がれていることは知っていますが、この学校の価値は偏差値ではないと思います。

  6. 【2715657】 投稿者: 三浦半島住民  (ID:BvqzVkQVnvc) 投稿日時:2012年 10月 07日 22:19

    保護者ですが様、卒業生です様

    丁寧なご回答ありがとうございます。
    学附の魅力が十分伝わりました。
    私は社会人になって20年経ちますが、競争社会で生き抜くには事実を正しく捉え、
    そこから価値あるものを創造する力が必要だと痛感しております。
    膨大なレポート作成や、生徒主体による辛夷際などのイベント企画は、そういった
    骨太な学力を身に付けるのにとても役に立っていることを認識致しました。
    息子には是非この学校に受かるよう見守っていこうと思います。

  7. 【2716662】 投稿者: 私も保護者  (ID:wRquJeapl0.) 投稿日時:2012年 10月 08日 20:34

    くだけた内容になりますことご容赦ください。
       
    辛夷祭へ向かわれご存知でいらっしゃることに恐縮しつつ、
    今年の辛夷祭のパンフレットの質問コナーに、
    2)については残念ながら見つからないものの、
    スレ主様のご質問に係わるいくつかコメントが載っていましたので
    ご紹介させていただきます。
      
    1)レポートに関して
      
    『附高のキャッチフレーズ』のお題
     → No Report,No Life.
    『附高名物、課題についてのエピソードを教えてください』のお題
     → 「今週レポートが二個しかないじゃん」と言っている自分
     → 勝負は提出5分前
     → 先生のコメントのほうが長い
     → 家族を総動員
     → 空中分解
    『附高生や先生方の名言について教えて』
     → 徹夜明けの朝日は美しい
       
    もう高校生ですので子供の高校生活のすべてを知ることはないのですが、ただ子供を見ていますと上のコメントは言いえて妙と申しましょうか、良くその姿を表していると微笑ましく思えました。
    一先ず『附高のキャッチフレーズ』にレポートは欠かせないのでしょう。(同じくお題で『附高名物・・』とも)
    「先生のコメントのほうが長い」とありますが、先生方がよくレポートの全てをご覧になられていることは一つの感心することに挙げてよいことかと思います。
    ただ、家族総動員というのはどうでしょうか。我が子は地元の図書館からも多く本を多く借りていますので、そんな様子なのかとも。
       
    3)大学進学について
       
    『あなたにとって辛夷祭とは』のお題
     → 携帯で変換するとき、「辛い蝦夷」って打つ
     → 減点との戦い
     → 予備校の儲かる源
      
    上の方の3)のお答えに付け加えることは不要なことなのでしょうが、辛夷祭はあらゆる意味で附高の一つの無形的なシンボルとなってるのでしょう。
             
    我が家は、もちろん子供も理解し同意の上ですが、高校は高等教育を受ける場として定義しており、うまく表現できないのですが、大学受験はある意味資格試験であり、本人が希望すればその入試験に挑めばよいということだけのそれ以上以下の意味もなく、それより何より先ずは義務教育を終了したのですから次の高等教育をしっかり受けてもらいたいという思いがあります。
      
    この点、各家庭、各人でいろいろなお考えもあるかと思いますが、だだ学校説明会ではっきりと「大学受験をお考えになるのでしたらどうぞ他の高校へ進学なされてください」との校長先生のお言葉は、確かに教育大学附属という背景があるにせよ、私どもには合点のいくものとなりました。
    成長に応じて中学、高校、大学と進むのは現代社会において一つの形なのでしょうがしかし、大学受験のための高等教育という昨今のスタンスには些かの疑問を持っています。
    このような表現をはっきりなされる学校が今のこの日本でどのくらいあるのでしょうか。
    高等教育は高等教育でその本旨を完遂することを、我が子には希望していますし、もちろんこの学校での高等教育が大学受験を目指すにしろ不足あるものとは思っておりません。
             
    同じく質問コーナーの『なぜ、附高に入学したの』のお題に
     → 血迷った、それが最大の謎
     → 話せば長くなります
     → むしろ、何故附高に入学しないの?
     → 周囲の人の陰謀
    とあります。
       
    今子供はこの学校に通うことができ、上の各質問のコメントのように高校生活を、前後何もなく純粋に高校生活を過ごしているものと、その姿を見るにつけ感じ取っています。
      
    最初にも申しましたが、不躾な内容となりましたらどうぞご容赦くださいませ。

学校を探す

条件を絞り込んで探す

種別

学校名で探す