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【322666】東大合格者激減

投稿者: OBとして心配   (ID:9neQTfEUSVc) 投稿日時:2006年 03月 12日 23:00

東大前期合格者数11名と激減。東大の数だけではその意味は計り知れませんが、他県の公立高校が善戦もしくは伸ばしている中、浦高の激減ぶりが目につきました。私たちの頃は全国10位前後をキープしていたことを思うと、時代は移り行くということでしょうね。あの当時は休講の時間(まると)に6時間目の授業を持っていくことができるかが日直の仕事だったり、授業中に、どうせあなた方の大半がS台予備校のお世話になるのですからX教材はしっかり勉強するように、など先生より教えをいただいたり、受験とはほど遠い高校生活だった中での成績とすると、やはり時代の流れと考えた方がよいのですかね.....

それにしても来年こそは復活してほしいですね、ぜひとも。

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  1. 【323453】 投稿者: 本音ママ  (ID:eNH9mP9HESk) 投稿日時:2006年 03月 13日 21:32

    浦高のホームページでは、東大11名、京大4名、一橋大9名、東工大12名、あと東北大、京大、阪大が掲載されていました。
    週刊A誌の情報では、東大前期の県立は浦高11名、大宮高7名、浦和一女2名、川越女子2名、春日部高2名、川越高1名。
    私立は開智学園6名、栄東5名、西武文理3名、ほか1名が4校。
    埼玉全体で県立は25名、私立18名、合計でたったの43名。

    東京の私立海城学園から42名、桜蔭学園が58名。
    埼玉全体で東京の私立男子校1校とほぼ同じ、私立女子校1校より少ない。

    浦高うんぬんより、埼玉県全体の不振のほうが問題では?
    理由はひとつだけ、埼玉在住の学力トップ生徒の東京の中学・高校への流出が激しいから。
    それを食い止めない限り、浦高の再上昇も難しいと思います。

    今年は県立高校の学区制時代の最後(最期?)の卒業生の受験。
    よりによって、学区制時代の最後(最期?)の卒業生の受験が浦高の歴史で最悪の結果に終わってしまったは皮肉と言えばそれまで。

    来年はいよいよ学区撤廃一期生の受験、これでこけたら、埼玉の県立は本当に見放されるかも。

    とは言っても、大学受験は結局は個人戦。個々のレベルで力いっぱい頑張るだけです。

  2. 【323552】 投稿者: OBとして心配  (ID:af15FcElTPY) 投稿日時:2006年 03月 13日 23:26

    本音ママさま

    学区制があったのですね....今年はたまたまなのでしょうかねぇ。東大の数であれこれ競うことも愚かしいと思いながら、ランクを考える際にはつい参考にしてしまいますね。確かにおっしゃるように都内に流れていく生徒さんが多いことも事実なのでしょう。かくいう私の息子も都内の私立中学に通わせています。公立中学の低迷(うわさがうわさをよんでいるのでしょうが、例えば良い点の内申書をもらうためには先生に逆らってはならぬとか、あれこれ点数稼ぎを考慮しなければならないとか)があればあるほど公立高校への道は遠のくので、浦高の復活にはまず公立中学の建て直しが重要と考えています。

    結局受験は個人戦ですが、ただ環境も大切と思います。怠惰な私は、浦高の環境、すなわち、みんなすごいところに行くんだ、とそれにひっぱられての受験の道でしたので、やはり受験だけをとれば良い成績の方が良いような気もしています。

    文武両道。それを大切に、浦高の名前がこれまで以上に認知されるよう、期待してやみませんです。

  3. 【323719】 投稿者: 河童  (ID:x9UicaYT1Kw) 投稿日時:2006年 03月 14日 08:15

    浦和高校でも11人なのですか!

    公立高校にいては東大には入れない時代が確実に
    やってきたようですね。

    私の頃には日比谷、西、戸山、なんて都立がずらっと
    並んで湘南、千葉、浦和などもベストテンに名を連ねて
    いたのですが。

    学校群以来の公立つぶしが見事に成功して悪平等を
    嫌う親子は見事に私立に流れたということでしょう。

    エリート教育の再興が叫ばれていますが真の意味の
    (単なる受験点数とり教育ではなく)英才教育を
    受験校の私立がやっているんだろうか?

    金のない子は東大にいけない(おそらく医学部にも)
    時代になりましたね・・・・・・・・。

  4. 【324048】 投稿者: 本音ママ  (ID:zlHeH2r27mU) 投稿日時:2006年 03月 14日 14:14

    浦高の場合、公立つぶしで凋落したというより学習指導や校風が東大や国立医学部を目指す秀才に敬遠されたことが原因のひとつだと思います。
    つまり浦高そのものにも進学実績低迷の原因があるということです。
    埼玉県立は学校群制度にはならず1979年に学区制が導入された時も隣接学区からの入学が認められ、通学圏の人口は250万以上ありました。
    教師の力量にもばらつきがあり、また授業内容や教え方に教科指導力の欠如が認められました。
    生徒も浪人すれば良いと安易な方向に流れる傾向があり、現役の合格率が低下し、浪人しても学力が伸びない、の悪循環に陥り、結果として難関国立大学を目指すにしても現役指向や厳しい学習指導を求める受験生や保護者の信頼を失いました。
    選択肢のない地方ならともかく、東京と隣接し都内への公共交通機関の便も良い埼玉では東京の私立進学校の選択肢が豊富です。
    都内へのトップ層の流失が激しくなる前に、浦高の教師も生徒も方針を変えていれば極端に落ち込むことはなかったはずですが、浦高独自の価値観に拘泥して変化を求めなかったことが災いして、学力トップ層の浦高ばなれ、そして激しい東京への流失を招きました。
    いろいろ方策を練ったようですが、時すでに遅しが現実でしょう。

    ほかに公立小中学校での規律の乱れ、学習環境の劣悪化も、公立進学校場慣れの原因かと思います。
    高校入試に残る秀才が少ない以上、浦高の復活にも限界があります。
    かつては50〜60名の東大合格者を誇っていた浦高が、今年の前期ではわずか11名、うち現役5名まで落ち込んでいます。

    私学の中高一貫教育指向の流れをくい止めることは不可能だと思いますが、
    少なくとも高校入試で残った秀才に東京や他校へ逃げられないよう、現役での難関国立大学進学率をふやしたり、
    浦高生に受験勉強を回避する口実を与えないように、力量のある教師の採用やカリキュラムの大幅な改革が必要だと思います。

  5. 【324181】 投稿者: 河童  (ID:YLmen8aCL.U) 投稿日時:2006年 03月 14日 17:23

    本音ママ様今日は。

    埼玉の公立事情お教え頂き有難うございます。
    浦和高校の場合都立名門と違って強制的に外から
    の力で潰されたのではないというご指摘ですね。

    公立中学に進む子供の能力が元々中高一貫私立に
    行く子供と比べてどれくらい違うのでしょうかね?

    素材の差があまりにもあり過ぎたら高校3年プラス
    予備校で追いつくのも難しいかもしれませんね。

    早熟でない子。中学入試を受けない子。
    経済的に塾や家庭教師を付けられない子にも
    大学進学の道を確保しておくためにも公立高校の
    レベルアップは必要ですね。

    東大理科3類やら国立医学部入学者が苛烈な
    中学入試を突破した負けを知らない人間たちばかりに
    なるのも何だかな〜・・・という気がします。



  6. 【324232】 投稿者: OBとして心配  (ID:af15FcElTPY) 投稿日時:2006年 03月 14日 18:18

    本音ママさまの御指摘の通り、おそらく学校側の指導体制に問題があるのは間違いないことでしょう。公立高校の手前、昨年は偏差値下位校で教えていらした先生が、突如浦高に来て教えるなどするわけですので、当然私立のような訳にはいかないはずです。しかし、自立した高校生という自負の元、それぞれが切磋琢磨して成績を伸ばしていたはずです。都の一貫校の上位校に目を向けても、自主性に任せて授業も受験だけに傾かない方針をとっていること少なくありません。やはり、母集団の平均的力が徐々に落ちてきたところに、抜本的な手を打たなかった、そう思えます。例えば巣鴨は中学の偏差値はさほどながら、良い成績をコンスタントに出していますし、そういう事例を踏まえると、浦高は質の変化を敏感にとらえられなかったと批判されてしまうかもしれませんね。

    国公立はとても大切です。いろいろな環境の子供たちが同じ場所で勉強をする、それくらい良い人生経験はないでしょう。私学は、ある意味フィルターがかかり同じような状況の子供が集う可能性が高くなります。東大合格平均学生の親の収入は1000万と試算されたこともありましたが、そうあってはならないと考えたりします。私は公立中学、浦高、そして駿台経由国立医学部でしたので、国公立の良さを完全に満喫した口です。

    このまま凋落の一途を辿らぬよう、色々な意見を取り入れながら、浦高のよさをさらに磨いていって欲しいと切に願います。成績だけではないものの、埼玉の公立高校がこのまま都に食べられてしまわないよう、踏ん張って欲しいものです....

  7. 【325084】 投稿者: 本音ママ  (ID:Fha5Wd6sK0A) 投稿日時:2006年 03月 15日 15:22

    浦高の凋落をストップさせるには、公立中学を立直しが先決などといった他力本願的なことではだめですよ。
    公立中学が変わっても、浦高が変わらなければ意味はありません。
    浦高の不振の原因のひとつは、浦高内部の構造的な問題です。


    (1)つまり教師の考えや、力量に問題があるのです。
    昭和46年(1971年)、当時の政府が理数系の英才教育の一環として全国の公立高校に理数科を提唱した時、県からも浦高に理数科設置の打診がありましたが浦高当局はこれを断っています。
    表向きはもっともらしい理由をつけていましたが、要するに理数系の勉強のできる生徒のための特別のプログラムを作って鍛えることが面倒なだけ。
    賛成に回った教師は少数派で、強化指導力もなく、やる気のないの多くが教師が反対して理数科設置はなりませんでしょた。
    月日が流れて理数科設置の話が再びでた時も断って、結局は大宮高に理数科が設置されたと聞いています。
    生徒の才能を伸ばす為の新しいことには取り組まない、ということです。
    一事が万事なのでしょう。全ての教師がそうではないでしょうが、レベルの低い教師が脚を引っ張っているのも確かです。


    (2)生徒のレベルで言えば、高校入試で偏差値が高いことに慢心して入学してから努力を怠る点です。
    現役進学率が低迷し、浪人の実績も全盛時代とは程遠いです。
    これは、カリキュラムを変えて勉強しない生徒はどんどん他校に転校させたり、おちこぼれそうになった生徒にはいわゆるremedy couese(救済コース)を作って学力の引き上げを図れば、ある程度は解決できると思います。


    (3)浦高独自では解決できない問題もあります。
    おっしゃるように、教師の強化指導力や力量ではなく、単に一定の勤務年数がくると教師を移動させる県の教育局のやり方にも問題があると思います。
    進学校での教育のノウハウのない偏差値下位校や中位校の教師をいきなり浦高の教師に移動させたり、その逆に力量のある教師を偏差値下位校や中位校に転勤させたり、など進学校での教科指導をないがしろにしている点です。これは早急に改めねばならないでしょう。
    教員の採用も必ずしも、県の教員ではなく外部からのリクルートがあっても良いと思います。
    また校長の任期機関は3〜4年と短く、制度上も校長のリーダーシップが発揮できない面も問題でしょう。


    ・・・・いまの受験生の保護者は高学歴者や専門職者も以前よりずっと増え、情報収集力もあります。
    高校の実態もネットなどを通じて、あるいは進学塾などを通じて、取得できます。
    そういう保護者に、アピールできるような浦高に変わってほしいと思います。

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