悲しくてたまらない親子を減らすための受験戦略｜掲示板スレッド

一応塾講師さん、いろいろ参考になります。うちはサピではありませんでしたが通りすがりに失礼します。

私はデータを分析して併願の戦略を立てるのは距離をおいてみている父親の役目ではないかと思っていました。そして塾講師さんの言うように偏差値マイナス5、マイナス10のおさえ校のいい点を日頃から褒めてその時に備えていました。子供によりそってがんばっている妻は合否判定が低くても第一志望まっしぐらでしたが（笑）

しかし、経験豊富な塾先生、家庭教師先生とも1日校に合格して楽しく通うというイメージを子供にすり込ませることを徹底されました。私がおさえ校のことを子供の前で言うと「信じてあげてください」ときつく叱られました。

結果としてプレッシャーに弱い我が子に偏差値的にも可能性が低いと思っていた熱望校の合格をもらえました。偏差値的に低いおさえ校を親が考えているとわかると返って自信をなくしたり、モチベーションの下がるということのようです。考え方の違いにびっくりしました。心理的な要素が大きいので難しいですね。

親の熱望による暴走を防ぐ方法として、2月1日ではなく2月3日の合格発表（女子校なら2月2日ですね）を見学に行かれることをお勧めしたいと思います。親御さんだけで良いです。これなら、誰にも迷惑はかけません。

満面の笑みで掲示板の前でVサインで写真に納まる子もいれば、不合格で悲しみにくれる親子も。。

以前開成の合格発表を見に行きましたが、合格の確信があったのでしょうか、両親二人連れで見に来ていた子が、自分の番号がなかったようで掲示板の前から動けなくなっていました。長い長い時間の後、お父様に肩をそっと叩かれて西日暮里駅の方へ歩いて行った、その後ろ姿が忘れられません。

SS開成への未練を断ち切ることができたのもそのお蔭だと思っています。自分の子にはあの子のような思いはさせたくなかった。

一応塾講師さまに一点だけ反論させてください。

＞ちなみに、まさかの御三家合格組は長年みていて、高校前半までは結構頑張るのですが、（深海魚とまではいきません、こうしたお子様は大抵真面目ですから）、最後に逆転されて（高校カリキュラムが終わり応用問題になると才能の部分が大きいのでしょう。英語も国語力の勝負となります。）　東大（大学をあげて塾づけ、努力の人を排除しようとしています。真の意味で頭の良い人に入学してほしいのです）には届かずに早慶進学となることが多いようです。

上のデータが何名の生徒さんから導き出されたものかわかりませんが、

中学受験情報板の【3398914】灘中合格者の6年後　というスレッドには、以下のようなデータが載っています。最下位合格者が６年後も深海魚のまま早慶進学とは限りません。

＞投稿者: 探し物してたら  (ID:1gZOvuCHaIw)
＞投稿日時：14年 05月 25日 23:22
数年前、灘中の入試説明会に行った時の資料が出てきました。
そこには中学入学順位と高3模試順位の相関を示す散布図が載っていました。
（中学入学者：約180人、高校からの入学者約40人）
・中学入学時の上位1/4（25％）の高3時の打ち分けは
　　　　　1~56位：18人
　　　　　57~111位：12人
　　　　　112~166位：10人
　　　　　167~　　　：6人
・中学入学時の下位1/4（25％）の高3時の打ち分けは
　　　　　1~56位：8人
　　　　　57~111位：8人
　　　　　112~166位：14人
　　　　　167~　　　：14人
入りも出も1,2位の子もいれば、ぜっかく1ケタ順位で合格しながら200位くらいまで下がった子。3番で合格して100位まで下がった子も。
一方、最下位（おそらく補欠）で入った子で10位前後まで上がった子も。下位25%で10位前後まで上がった子が3名。
これを見るとやはり入ってからがも努力も大きいのかなと（学校が公開している目的もそれかな）。

我が家の二人の子供も中学受験では、多分ギリギリ合格。なぜなら、サピ持ち偏差値＋5～10だったから。

が、今、学校でも鉄緑でもトップクラス。

心がけているのは、親が何かと先回りしないこと、信じて任せること。
子供たちから質問、相談に来たときのみ、過不足なくアドバイスすること。

でも、仲間の刺激は、大切だね。

受験学年ではないお子さんと親（どちらかというと親がメイン。）のために、2月1日の朝校門をくぐるわけではありません。ましてや、合格発表の緊張した空気を今後の参考のためになんか吸いに来ないで、と思います。
本当の受験生親は、合格発表時のダメだった親子の姿は直視できないですよ。

行きたい学校に行けないから悲しいのであって、不合格という事実が悲しいわけではないはずです。
はじめから諦めるのはもっと悲しい。
皆が偏差値が少しでも高い学校に行きたいわけではないのです。

灘校なら　まさかの合格でもサピ67
近くが必要でしょう。しかも２日間難易度の高い試験があり、社会がないから　合格した子供はどの子供も金の卵。この中なら学力の逆転がおきても全然おかしくないですね。灘校　おそるべし！
最も、駒東の学内模試資料では、学内模試成績と進学大学は全くリンクしていませんでした。（今でも説明会で配っているかしら？）

私自身は麻布余裕合格（サピ65）と麻布まさかの合格（サピ57）をイメージしていました。65は才能に恵まれた子供（リレーの選手常連）　努力を重ねて57は平凡な才能の子供（リレーの選手になったことなし）といってよいでしょう。平凡な子供をインターハイにだすのは、少しムリがあります。

偏差値の仕組みを皆様ご存知だと思いますが、少し書いてみます。偏差値60～75にいる人数と偏差値55～59にいる人数はほぼ同じです。偏差値55の人が61の麻布（例です）に逆転合格するためには膨大な人数を抜かさなくてはならないのです。サピ生男子だけでも　計算上500人近い人数です。アルファベット上位での麻布受験　とても多いのですが、同じような子供が500人近くいることを忘れないでください。

偏差値ではなく行きたい学校に行く。素晴らしいお考えです。私も、大賛成です。でも、なぜか行きたい学校が低偏差値校であることは　とても少ないのです。なぜなら、偏差値の本質は人気投票だからです。1日の海城の偏差値が低いのは　1日には他に人気の学校の試験があるからなのです。

熱望組の皆様　四谷大塚入試情報センターの　結果グラフをぜひのぞいてみてください。サピ生が合不合を受けなくなって信頼性は減りましたが、受験の真実が一番はっきりと見えるよい資料です。このグラフをしっかり見て、かくごを決め入試にのぞんでくださいね。

うちは夫の母校へのこだわりに息子も乗っているので第一志望の偏差値が第二志望(筑駒)よりずっと低いです。
皆さんそういうこだわりなく偏差値で選んでるんですか？逆に驚きです。