洗足学園中学校・高等学校
洗足学園中学校 学校説明会レポート
9月26日 10:00〜
【式次第】
ミニ・コンサート
演奏 洗足学園音楽大学学生
- 校長挨拶 学校説明 前田校長
- 音楽授業の発表 中学1・3年生徒
高橋先生のお話
- 入試に関しての説明 吉田先生
- 質疑応答 前田校長
- 校舎見学・個別相談
【校舎風景】
溝の口駅から徒歩8分という利便性のよい立地であるにもかかわらず、広大な敷地の中に幼稚園から音楽大学のキャンパスの他にグラウンド、2面のテニスコート、ソフトボールグランド、フットサルコート、大ホールなどの施設を有している洗足学園。
学校生活を送るために必要な、ありとあらゆる施設が充実しており、生徒たちがのびのびと過ごしている様子が見てとれた。
一番驚いたのは、説明会の会場であるホールのトイレがウォッシュレットになっていたことである。まるでホテルのロビーにいるような錯覚をした。
【校長のお話】
社会に有為な女性の育成をめざして、高い学力や幅広い知識力は当然のこと、倫理観やコミュニケーション能力を伸ばすことによって人間性を高める教育をしていきたいとおっしゃっていた。その一例として、学園祭は、自主性を伸ばすため3年前から生徒に自主運営をさせている。
また、自分で物事を考える授業をする、時間管理が自分で出来る、自主的に行動する生徒を育てることを目的としており、そのためにクラブ活動や放課後の特別授業などを通して生徒が自分で使える時間を増やすべく、教育システムの改定を来年度予定しているとのこと。
具体的には、現行の70分授業を60分授業に変更する。しかし、学習内容を削減しないように夏休みを1週間ほど早く切り上げる、2学期制から3学期制に変更することによって秋休みを無くす、などによって授業日数を増やす。
量より質の教育を目指しているが、実際には中1、中2は宿題・小テストが多い。数学は80点以下の場合は再テストがあるそうだ。きちんとした基礎を確立したあとに、創造性のある学習に切り替えていく方針らしい。楽しく面白い授業ももちろん大切だが、苦しい授業を乗り越えて身に着ける学力も必要と認識しているとのことだった。
大学入試は学校ですべての面倒を見るのが基本だが、中学生は10%、高3になると60%の通塾率(季節講習のみの参加者も含む)。トップ層ほど予備校に行かずに大学入試を突破するらしい。洗足学園としては、予備校・塾を否定するわけではないが、学校での授業や講習で十分な学力をつけることができると考えているとのこと。
【音楽授業の発表】
中学3年間を通して、クラスでオーケストラができるように指導している。楽器も全部学校で貸し出していて、楽器ごとに専門の先生がついているようだ。この説明会でも、中3生がベートーベンの「喜びの歌」を演奏してくれた。
また、放課後の自由選択では専門的な音楽教育が受けることもできる。音楽が好きで続けたいが、学力も疎かにしたくないと思っている受験生にはぴったりの学校ではないだろうか。
その後の中1の発表は4月から数ヶ月間しか経っていないのに、全員がきちんと音を出して演奏していた。演奏している生徒たちと指導されている先生方の一生懸命さが伝わり感動した。
【入試についてのお話のまとめ】
日程は例年通りだが、2月5日の入試は4科のみの受験となる。これは、4科で受験する人が多いため。2科4科選択の場合は最初に2科の合計点で80%の合格者を決め、残りの20%を理社の点数を足した合計点で決定する。足きり点はない。繰上げ合格は第3回の試験が終わった時点で連絡する。補欠は出さない。複数回受験している場合は、繰上げ合格の決定のときのみ各科目一番良い点数を合計し決定する。
- 国語(50分、100点)
昨年度と同様に説明文および物語文を2題出題する。問題数が少なくなっているので各問題の点数が増える。例年と傾向は同じ。記述は部分点があるので自信がなくても出来るだけ文字を埋めるようにとのこと。
- 算数(50分、100点)
昨年度とほぼ同様だが、去年は少し難しくなりすぎて平均点が下がったため、今年度はその点を考慮する。大問を1つ減らし一行問題にまわす。
- 社会・理科(併せて70分、各75点)
社会、理科とも例年通りで全分野から出題され、全体的に問題の難易度は基本的なものが多くなる。
【その他】
10時の説明会が始まる前に学校案内のビデオを見せてくれた。生徒を出演させ学校に対する質問に答えさせる形式で、それぞれの生徒たちが自分自身の言葉で答えており、生の声が聞こえてきた。特に英語教育の充実度を感謝する言葉が多かった。
ビデオが終わる頃には1000人ほどが入るであろうホールがほぼ満席になっており、この学校に対する関心の高さが伺われた。10月21日のオープンキャンパスはすでに定員が一杯になっているとのこと。文化祭は自由参加。12月16日の入試問題説明会は申し込み制ではあるが人数制限はない。模擬試験を受けた後自己採点をし、各教科のポイント解説をしてくれる。受験予定のある人は参加したほうが良いであろう。
学校説明会等に参加するとスタンプが1つもらえ、3つ以上たまるとプレゼントがもらえる。学校に何度か足を運んで教育方針などを良く理解した上で受験して欲しいという学校側の気持ちだろう。
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