開成中学校・開成高等学校
【はじめに】
事前申し込み制であるため、開始直前に行っても座席は確保できる。しかし説明会後に行われる校内見学は、教職員が説明に同行する形を取るため、会場に早く入った人から案内される。説明会場着席は教職員の誘導により、入場順に整然と行われた。
講堂舞台正面に赤地の大きな校旗が飾られ、男声合唱の校歌が流れるなか説明会が始まった。場内は父親の姿が目立つ。他校に比べ参加者にも緊張感が漂う。トップ校ならではの雰囲気であろうか。
【芳野校長挨拶】
開成は今年で創立135年。自由と質実剛健を建学からの教育理念としている。柔軟で変化のある年代に土台を作る為、学問の基礎と物事の本質を学ぶ教育を 行っている。生徒が主体的に学ぶことを求めており、自学自習を奨励するとともに、立派な人間性を身に着けるための教育や環境が整っている。
- 生徒の自主性を尊重し、行事の運営は生徒に任せる。この中で生徒は自由と責任、自己主張と協調性のバランスを学んでいく。
- 人としてのモラルに反することが起こった場合、教員は生徒に指摘をし、納得するまで話し合い解決に向けた努力する。
- 伝統的に相手の個性を認め合うという校風がある。
- また、学年間だけではなく縦の関係もクラブ活動や運動会などの行事を通して卒業後も人間関係が良いという伝統がある。開成で土台をしっかり作り、将来の夢を実現してほしい。
【カリキュラム・年間行事・入試等について】
<年間行事>
二大行事は春の運動会と秋の文化祭。今年の文化祭は2日間で2万人を集めた。文化祭は文化祭準備委員会を中心に、運動会は高3を中心に一年がかりの準備を 経て行われる。運動会指導は全て高3が行う。中1は全員参加で二泊三日の水泳学校が復活した。開成では中学生に基礎学力の充実、強い身体と心を持つように 年間行事を用意している。
<カリキュラム>
英語は中1〜高1まで週1回は外国人による分割授業が行われる。週6日制は変更の予定無し。中学は1クラス43名、高校は50名。
<19年度入試>
基本的に変更無し。願書申し込み開始日はセンター試験と重なり、開成は試験会場となっている。混乱のないように万全の体制を取るので安心されたい。当日は 午前6時に開門となる。徹夜はご容赦願いたい。試験当日は弁当持参のこと。合否は総合判断で判定。繰上げ合格は、欠員あった場合のみ2/12(日)13: 00以降電話で連絡。合格者説明会は必ず出席のこと。
【学費について】
受験料は25,000円。入学金・施設維持費で50万円を期限(合格発表日〜翌々日)までに納入する。銀行キャッシュコーナーでの入金は一度に50万円は振り込みできないシステムに変更されているので注意されたい。窓口では本人確認が必要となった。
なお、初年度納付金合計は1,038,200円で私立中学校の平均より下回っている。この他に学級費・旅行費は組主任(担任)の教員に直接渡すことになっている。奨学金は各種制度あり、突然の家計の変化にも対応している。入学後何かあったら是非相談いただきたい。
【ビデオ上映】
教員作成の学校行事・授業の様子などを収めたビデオを上映。伝統の運動会、復活した水泳学校の様子も良く分かる。生徒のインタビューも。各校このようなビデオを用意しているが完成度が高い力作である。
【教科担当教員より5分間スピーチ】
数学の松野先生、国語(漢文)の橋本先生より開成の生徒たちのエピソードを披露。開成の生徒が何事にも真面目に取り組む様子、開成独特の授業の様子、その授業に取り組む生徒たちの様子が語られた。
【学園生活のまとめ】
専門性の高い教員がレベルの高い授業を行っており、大学入試に向けた演習問題は数多く行っている。クラスを文系理系に分けることも、能力別にも分けることもしていない。
開成は学校行事の運営については『生徒に任せる、生徒に依頼する』ことを基本にし教員はそのバックアップに努めており、生徒の人間的成長を見守っている。開成はここに集う人を誇りに思っている。是非、その一員になって欲しい。
【校内見学・展示見学・質問】
説明会終了後、教職員の案内で校内の見学(約30分)、途中生物実験室では担当教員からの開成の理科授業についての説明があり実験室の設備の紹介もあっ た。見学終点の食堂では、生徒のレポート・文集、部活動の活躍の様子などが展示されていた。質問があれば、その場に待機している教員に自由に質問ができ る。
説明会で挨拶に立った校長先生から校内見学していただいた先生まで、開成の教員は大変物静かな口調の紳士が多い。秀才たちが集う学び舎とは いえ、天井や壁にボールをぶつけた跡があり、やんちゃ盛りな少年たちの普段の様子が垣間見えて微笑ましく、またこの年代の少年らしくてホッとした。
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