フェリス女学院中学高等学校
11月11日 10時〜
[ 次第 ]
- 本校の教育方針について
- 日々の学校生活 ・・・ 「宗教教育」・「学校生活のきまり」・「教育課程」
- 生徒募集について
[ 校長先生のお話 ]
本校は、創立1870年の日本で一番古い女子の学校である。
フェリスの一日は、全校生徒が講堂に集まり礼拝から始まる。入学式・卒業式も礼拝形式で行い、校外学習や各行事も礼拝から始まる。
それぞれの賜物を磨き、自分のためだけでなく、他人のことにも注意を払う。自分の与えられた力を他者にも与えるということ。新約聖書のことばからとられた「他人のために」というモットーが教育方針である。
本校では、生徒に勉強を強いることはない。生徒が自ら学ぶように指導していく。
また「学習は人との比較ではない。」 「人が生きていくのは成績だけではない。」という教育方針から、成績順位はつけていないそうである。
[ 日々の学校生活について]
- キリスト教に基づく学校教育
具体的には、毎朝の礼拝・聖書の授業・修養会などがある。
「修養会」では、講師の先生を招いてお話を聴き、自分を見つめなおす。
日曜日には、自宅近くの教会に日曜礼拝に出席することを奨励している。
そのため開校以来、土曜日は休みで、日曜日に行事は行わない。
- 学校生活のきまり
本校では、「規則で縛っては生徒達が考える機会がもてない。」という考えから、「生徒の心得」には細かい規則はないそうである。
規則がないということは、何をしても良いということではない。
自覚と責任をもった自由。自分さえ良ければいいのではなく、他人への愛の関わりにおいてこそ発揮される自由。
欲望を満たすものではなく、知性と理性をもって行動するということである。
真の自由が理解できるまで、真の愛情をもって繰り返し指導し、導いていきたいとのお話だった。
- 教育内容
コース別にはしていない。高校3年で自分の進路にあった教科を選択することになる。
大学受験のための通過点が中高ではない。本校では幅広く深く自主的に勉強する。その結果が大学進学につながっていくと考えている。
本校には独自の科目がある。国語・社会・体育・音楽・美術・家庭科に特別講座があり、英語には購読・作文・プレゼンテーションの授業がある。理解の遅い生徒には、個別指導を行い、夏休みには補習も行っている。
- 進路
現役での進学は75〜80%である。
文系:理系=6:4 最近は理系の生徒が増え、5割近くになりつつあるらしい。
国公立への進学:私立大への進学=4:6である。また、毎年芸術科に進学する生徒もいて、進学先は多様である。
配布された資料から少し紹介すると、昨年度卒業生183名の合格実績は、東大9・東工大6・一橋3・東北3・名古屋1・北海道2・東京医科歯科2・他の国立28人。慶応57・早稲田74・上智33・東京理科32・立教45・明治23・青学15・中央12といったところである。
[生徒募集について]
※願書について
- 受付は9時からなので、早朝から並ぶことがないようにとのこと。
- 入学志願票の写真はカラーでも白黒でも可。自宅で撮ったものでも良い。サイズは(縦4〜10cm)×(横3〜6cm)
※面接について
- 願書受付順に行う。ただし、最初のグループから最後のグループまでの時間差は70分程度なので、くれぐれも早朝から並んでの願書提出はしないようにと繰り返された。
- 数名のグループ面接である。事前の練習はいらない。普段使っている言葉で自然体でよい。
- 服装は、寒い時期なのでセーターにズボンで問題ないとのこと。皆が同じようなスーツを着ていると、全員同じように見えてしまうとのお話だった。
※合否判定
- 4教科の点数・面接・報告書の総合点で決定する。
- 報告書の評価については、地域差・学校差があることは承知しているとのこと。
※繰上げ合格
- 必ず毎年あるとは限らないが、2月20日頃までに電話で連絡をする。連絡が取れるまで行う。
- 繰上げ生徒の入学後の成績や学校生活については、問題はない。親が気にしすぎて子どもが重圧を感じないようにしてほしいとのこと。
[ 校舎見学 ]
京浜東北線石川町駅を下車し可愛いお店が並ぶ商店街を抜け、住宅街から緩やかな階段は学校まで続く。校門までたどり着くと、再び校舎まで100段近い階段が待っていた。
階段の両側には木々が茂り、その静寂な雰囲気は、街の雑踏を抜け出し、これから新しい一日の始まりだという気持ちにさせてくれる。
校舎は、まだ建って新しいのだろう。校舎内は濃い茶系で統一され、シンプルで落ち着いた感じである。床は廊下も教室も同じ重厚な木を用いている。床はどこもピカピカに磨かれて、履き替えずに見学させて頂くのが申し訳ないほどだ。
廊下は、通常の幅の2倍はあり、天井も高い。廊下のところどころに木の長いベンチが作りつけてあり、各階にはラウンジがある。本日は土曜日ということで、生徒を見ることができなかったのが残念であるが、平日の休み時間には、生徒たちの楽しそうな笑い声が聞こえてくるのだろう。
こんなに素晴らしい環境の中で6年間過ごせることは、本当に幸せなことであると羨ましく思った。
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