武蔵中学校
10月28日 13:30〜
[ 式次第 ]
- 学校概要と教育方針 校長 山崎元男先生
- 各科主任の話
- 学校生活と入試全般について 教頭 梶頭弘昌先生
※希望者には、個別の面談あり。
[ はじめに ]
池袋駅から西武池袋線に乗り換えて7分。「江古田」駅下車徒歩7分のところに学校がある。
正門をくぐると何本ものけやきの大木がそびえたち、落ち着いた雰囲気である。大変めずらしいことに、校内には小川が流れ、ここが学校だということを一瞬忘れてしまうほど自然が豊かである。
春は桜、秋は紅葉が見事だという。
学校のホームページには混雑が予想されるため早めに来るようにとの案内があったが、私の予想以上であった。あっという間に第一会場の講堂は満席になり、第二会場も満席で、立っていらっしゃる方が大勢いらした。小さいお子さんも連れて参加されている家族も見られ、人気の高さを感じた。
説明会に行かれる時は、早めの到着をおすすめしたい。
[ 校長先生のお話 ]
武蔵の「三理想」
- 世界の様々な文化を理解してそれらの融合を目指そう。
- 世界的舞台で活躍できる人になろう。
- 自分で調べ自分で考える力を持とう。
創立当初から以上の「三理想」は受け継がれている。
中学3年生では第二外国語(ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語から選択)が必修になり、高校では中級・上級コースを選択する。また第二外国語上級履修者から毎年10数名の国外研修生を選考し、2ヶ月のホームステイを行っている。
武蔵では、自ら調べ自ら考える力を6年間かけて根気強く指導している。最近は学生の学力低下が大きく問題にされているが、学習意欲の低下こそが問題である。
学問の楽しさを教え、研究の奥深さを知ることが大事であるとの話であった。
説明会で配布された資料には、合格実績ではなく進学者数が記載されている。国公立大学に進学している生徒は、5割弱であるということであった。
来年度から納付金が一部変更になる。中1.2で施設費5万円、中3以降は毎年維持費として5万円を納めて頂くことになるといったお話だった。
[ 各科主任のお話 ]
<国語> 小池保則先生
- 中1.2から江戸時代の版本を直接読む「原典主義」を行い、本物とは何かを考えるきっかけを作っている。
高2では、1クラス2分割の授業で、ゼミ形式で行っているということ。自ら調べ考えレポートに仕上げ、発表する力を養っているということだった。
- 入試
字の上手下手は気にせず、丁寧に書くこと。漢字の止めやハネよりも字として整っていることが大切であること。
例として「士」と「土」、「未」と「末」などを挙げておられた。
記述問題では、書く力を見ることはもちろん、様々な角度から読み取る力を見ているということだ。
過去問の解説をじっくり読み、すぐに正解を求めないで何度もじっくり考えるようにしてほしいとのことだった。
<算数> 岡崎泰雄先生
- 代数では、3年で分割授業を行い演習を行うことで学習効果を高めているとのこと。幾何では数学的思考力・論証力を養う。
- 入試
部分点があるので、答えまでたどり着かなくても途中式を書くこと。
<社会> 加藤修治先生
- テーマを設定して、様々なテーマにまつわる資料を見て多角的に見解をまとめるということを行っている。
- 入試
日頃から時事的な事柄に強い関心を持ち、なぜこうなのかということをよく考えておくこと。
問題傾向は、例年通り。テーマの知識を問うことはなく、自分なりの見解をまとめるといった内容の問題になる。
<理科> 川端拡信先生
- 知識として与えるのではなく、身の丈にあったテーマを与え、実験などを通して五感に訴える授業を行っている。
- 入試
問題の文章をよく読み、反射的に答えないように注意すること。
問題をしっかり解釈し、意図を読み取ってほしいとのこと。
過去問の解説を、よく研究すること。
<英語>
- 帰国生はクラスに2〜3名いるが、個別サポートを行っている。
- ゼロから学習は進めていくので、入学前に塾に行かないでほしいとのこと。
- 授業は、1クラス2分割の少人数制である。
- 中学では基礎力をつけ、中3で高校の内容にはいる。高校では、演劇を通して学んだり、小説や学術論文を読んだりもする。目標は、専門的分野で英語を使えるようになることである。
<体育>
- 中1・2年では基礎能力の向上を目指し、ランニング・水泳・ボールコントロール等を中心に行う。
- 中2年の海浜学校では、遠泳の他にサーフィンやボディーボードもできる。
- 中3〜高2年は、学期ごとにいろんな球技に取り組み、高3年では生徒が1〜2種目を選択し、各自が目標を定め、プログラムやスケジュールを組んで実践する。
[ 教頭先生のお話 ]
武蔵は自由な学校であると世間では言われている。
世間で言われている「自由」とは、制服や髪型等に校則がないという表面的なことだ。確かにこのようなことについて規制する校則はない。規則ずくめで縛ることがよいとは考えていない。
武蔵の自由とは、学問の自由である。教師は生徒の考えていることを邪魔しない。それは、決して面倒見が悪いということではない。教師とのふれあいの中で、生徒が本当の意味で自由と自立を理解していくことを目指している。
<入試について>
- 試験日……2月1日
合格発表…2月3日 9時(例年2日夕方5時頃に発表しているが確約はできない)
- 基本をしっかり定着させておくこと。
- 武蔵の問題は変わっているといわれるが、問題を通して学校からのメッセージだと思ってほしいとのことだった。
- 過去問の解答例を最低過去5年分は熟読すると、学校が何を要求しているのかが良くわかるとのこと。
[ その他 ]
校内には中学生から大学生までが通学している。
本日も沢山の大学生を見かけたが、不思議と違和感がない。
キャンパスのベンチでは仲間と楽しげにお弁当を広げている姿もあった。なんとも雰囲気が良い。
校内には中高の図書館(蔵書7万冊)の他、大学の図書館(60万冊以上)もあり、利用できる。
また、昼食は弁当を持ってくることが基本だが、食堂や大学生協食堂も利用できる。
昨年10月に相談室が開設し、生活全般にわたる相談を受け付けているということだった。
※説明会の後、個別の入試相談コーナーが設けられており、直接教科の主任先生や校長先生・教頭先生とお話ができるようになっていた。
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