暁星中学・高等学校
10月21日(土 )10:00〜12:00
【はじめに】
暁星中学は暁星小学校からの内部進学生がいる為に、募集人数は約80名と少ない。
高校からの募集はなく、完全一貫校となっている。靖国の森や武道館がある北の丸公園に近く、都心にありながら学校周辺は閑静である。また近隣は、小学校から大学まで多くの学校がある文教地区である。
【校長挨拶】
暁星学園の建学の精神は、キリスト教の理念に基づく教育により、人格の形成を目指すと共に社会の福祉に努める人物を育成することにある。イエス・キリストは、神と人を愛する生き方が人間に相応しい自己実現の道であると教えた。暁星学園に学ぶ生徒たちが、神の声を聴き、真理の光に導かれて、自己実現の道を力強く歩むことを願いつつ、教育を行っている。
暁星にとって、宗教教育は単なるキリスト教の布教を指すものではなく、あらゆる活動のバックボーンとなる情操のこと。教育の具体的な方策と常に関連しているものであり、いわば暁星の存在理由とも言えるものである。
未来の社会を担う青少年たちを、才能を活かして社会貢献できる人間に育成すること、集団の一員としての自覚及び社会性を育成すること、国際的視野で物事が見られる人間に育成することを暁星の教育方針としている。
【神田教頭からの説明】
《クラス編成などについて》
- 1クラスは46名×1学年4クラス=184名程度。
- 週6日制、3学期制、土曜日は4時間授業。
- 先取り授業を行い、高2終わり頃からは大学入試の演習問題が中心となる。
- 語学や数学の授業では、中3から習熟度別に授業を行っている。
- 数学においては、オリジナルの暁星版教科書を使用している。
- クラス担任1名と副担任1名の2名×4クラス=8名の教員で学年を運営していく。
《生活指導について》
- 品格と身だしなみ
- 常に感謝の気持ちを持つ
- 携帯電話・茶髪・ピアスの禁止
- 校内でいじめや喧嘩が起こることもある。
学年8名の教員がすばやく対応する。
徹底的に生徒と話し合う。カウンセラーにも協力してもらう体制が校内にある。
《第二外国語について、語学の授業について》
これからの時代、英語は当たり前となる。英語以外の外国語も習得するべきと考えている。
- 第一外国語は週6時間、第二外国語は週2時間。
- 第一外国語は英語・フランス語どちらかを選ぶことが出来る。
- 第一外国語にフランス語を選択している生徒は、学年で10名程度
(→大学入試のフランス語受験可能校が年々減少しているため、第一外国語に選択する生徒も減少している)。
- 中学三年間は、第一・第二の外国語は必修。高2・3は選択となる。月曜日の7・8時間目に行っている。
- 中2は30人の少人数にて授業を行う。中3からは習熟度別クラス編成を行う。
- 英語教科書は『プログレス』旧版を使用。
《生徒の活動について》
- シャリテ委員会(チャリティ活動)
- クラブ活動(体育関係13部・学芸関係16部)
- 生徒会活動(代議員会・文化祭委員会・美化委員会・選挙管理委員会・図書委員会)
《文科系、理科系希望について》
- 高1の5月頃に決定。中3〜高1にかけて適性を相談しながら決めていく。
- 高2から文系、理系クラスに分かれる。文系クラスでさらに3教科・4教科・5教科クラス、理系でさらに3教科・5教科クラスに分かれる。
- 理系希望者が多い。その中で医学部希望者が20%。昨年度実績医学部合格者61名、うち現役合格者は28名。
《内部進学者について》
今年度は暁星小学校からの進学者は103名、中学からの入学者は81名だった。
クラスは内部進学者と中学入学者を比例配分している。
中1の5月に遠足、7月に那須学舎で合宿を経て、秋の文化祭の頃にはクラスはまとまってきて、違和感もなくなっている。部活動でも、誰が暁星小学校の出身者かわからなくなってくる。
暁星小学校では、フランス語の授業があるため、中1のフランス語の授業は初めて習う者と分かれて授業を行っている。
《卒業生に期待すること》
社会の福祉に役立つ人間、国際的視野を持った人間、指導的役割を担う人間。
《校外施設》
那須学舎があり、1学年が合宿できる宿泊施設とグランドがある。
中1の7月にここで合宿が行われる(合宿から文化祭までのビデオを上映)。
《入試について》
入試日:2月3日(土)実施、募集人数は約80名。
4教科350点満点(国算各50分100点満点、社理各40分75点満点)。
足切り点なし。面接なし。
ここ数年の倍率は2.6倍〜3倍程度。
今年2月の入試では最終合格発表者数132名、入学者81名だった。
掲示板に発表時は125名掲示し、後から7名を繰上げ合格とした。
《海外帰国生について》
面接試験を実施している。海外帰国生の語学力を期待している(読む・書く・聞く・話す能力)。1名の受験生に担当者2名で面接する(別々)。
面接官の一人はネイティブである。
面接試験ではマイナス評価はしない。
一人当たり30分かかるので、後の人は時間が遅くなる場合がある。
昼食(軽食)を用意して面接試験に臨んでほしい。
《合格発表について》
講堂前で掲示による合格発表のみ。ホームページ上には発表しない。
繰上げ合格者については2月5日13:00以降、電話で連絡する。
留守でも飛ばさないが、連絡のつく電話番号を教えていただきたい。
【入試問題→各教科について、教科担当から一言】
《国語》
長めの物語文で、自分のこととして受け止めるような文章を出題する予定。
記述では、8割以上の字数を書いたものを採点。部分点も設ける。
特に『自分の言葉で説明しなさい。』という問い掛けに対する答えを楽しみにしている。
様々な個性豊かな生徒が集まる中で、周囲に流されることなく自分の考えをきちんと伝えることの出来る子供であって欲しいと願っている。
《算数》
例年のように単なる計算問題や、単純な公式に当てはめるような問題は出来るだけ避けていく方針である。自分の持っている数理的能力で考えて解くような問題、またしっかりと問題の文章を読まなければならない問題を出題したいと考えている。答案の書き方は、途中の式や計算も書くように指示されている場合は指示通りにすること。最後の答えまで到達していなくても、部分点を与えるようにしている。準備としては、学校の教科書を基本にしながら、数理的な力を養える問題を解くようにする。
《社会》
歴史・地理・公民分野から満遍なく出題する方針です。難易度もごく基礎的な問題から発展的な問題まで、バランスよく出題するように心がけている。漢字については、記入を指定した問題は過去にある。この場合は、漢字の間違いやカナ書きの場合も正解とみなさない。重要語句に関しては、小学生が知っているべき漢字は書けるようにしておく(理科も同様)。
《理科》
物理・生物・地学・化学4分野、どの分野にも基本的な設問があるので、しっかり抑えてほしい。この入試では、小学校で学んだり体験してきたことの中から自然科学の基本的な原理原則を理解しているかどうか、また日常生活の中で目に触れる身近な自然現象を科学的に説明できるかどうかも見たいと考えている。そして、これはいったい何故だろう、どうしてだろうという好奇心や興味を持つという姿勢があり、それについて調べたりするという経験を積んだ子供を歓迎する。
説明会開始前に学校紹介のビデオを上映、説明会終了後に校内見学が行われた。
当日は中間試験終了翌日のため、授業は休み。クラブ活動の練習の様子が見られた。
サッカー部、テニス部が練習中だった。
特にサッカー部は強豪校として有名である。中学サッカー部は今年都大会優勝し、関東大会でも準優勝した。人口芝のグランドで、効率的に多くの部員(中学部員90名)が集中して練習している様子が見学できた。
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