桜蔭中学高等学校
11月13日(月) 13時半〜
[ 式次第 ]
- 沿革・教育方針について 校長 膳 恵子先生
- 学校生活について
- 入試について
[ 校長先生のお話 ]
本校は、大正13年、東京女子師範学校(現・御茶ノ水女子大)の同窓会「桜蔭会」によって創立された。全国の同窓生の投票により決められた、初代校長の後閑キクノ先生は、昭和天皇のお后だった香淳皇后の教育係も務められた方である。
有名な「学べや学べ、いざ学べ」という言葉は、後閑先生が、女性の地位が低く、学問などは必要ないとされていた時代に、「学校にいる時だけは遠慮はいらない。思いきり勉強しなさい。」と励まされた言葉である。
建学の精神である「学びと礼」の心を養うこと、品性と学識を備えたバランスのとれた人格育成教育につとめている。進学一辺倒ではなく、心をくむ教育の時間(礼法・道徳)を充分に取っている。中高の学校生活では、価値観の同じ良い友人に恵まれ、いたわり合い、助け合い、励まし合える友人関係を築くことが大切である。桜蔭の卒業生は、老後までも仲良くお付き合いされている羨ましい先輩方が沢山いらっしゃるそうだ。
女子校の良さは、文化祭などの際に、何から何まで自分達で完成させていくという頼らない姿勢が見られることである。このことは、将来 指導的立場になった時に大切になってくるとおっしゃっていた。
桜蔭の生徒は、何でも一生懸命に取り組み、明るくのびやかである。現在、卒業生は15,600名。教育の情熱は冷めることはない。優秀な教職員の一致団結が、桜蔭の財産であると締めくくられた。
[ 学校生活について ]
クラスと担任
一学年は、48名×5組。一クラスの生徒数が多いと思われるかもしれないが、優秀な生徒達の集団であり、多いと感じたことはないという。教師は中高兼任である。担任は中学の3年間、または中高6年間の持ち上がりである。クラス替えは毎年行われる。
クラブ
クラブは中1〜高2まで必修。一年ごとに登録するので変わっても良いが、継続して同じクラブを続ける生徒が多い。文化祭で、クラブと同好会の活動の成果を発表する。
カリキュラムについて
- 本校では基礎教育を徹底し、幅広い学習を行う。
- 中3では、自由研究をして小論文形式にまとめ、発表する。
- 5月〜11月までの週1回、地下の温水プールで水泳の授業を行っている。
中2では外部からコーチを招き、レベル別に特訓をする。
また、中2の4月〜10月末までの土曜日は、西東京市にある「ひばりが丘運動場」に直接登校して、2時間は普通授業、残り2時間は体育の授業を受ける。
- 高校では必修の授業が多く、高2で個々の進路にあった教科を選択する。クラスは文理に分けていないので、クラスメートには医学を目指す人、芸術の道に進む人など様々な生徒がいる。
- 習熟度別授業は、高2で数学と英語を行っている。クラス分けは成績順ではなく、本人の希望である。
- 高3では、国語・英語・体育以外は全て選択制である。
◆勉強は自分でするものである。安易に塾に行くことは考えないで、自分自身と向き合って自分の勉強の仕方を工夫するようにとのことだった。
[ 入試について ]
※応募資格
- 保護者と同居のこと。通学時間は1時間位まで。新幹線通学は認めない。
- 地方からの受験の場合、4月から保護者と同居すること。諸事情については、願書に記載すること。また面接で尋ねることになる。
※出願書類
- 通知表のコピーは、可能な限りA4版で両面コピーとする。
- 2期制の学校は、5・6年生の報告書を提出すること。
※面接
- 受験生は、筆記試験後、昼食をとり1時半から数人のグループで面接を行う。
- 保護者の面接は、午前から始めるが午後になる方もある。出願時に時間の予定を知らせる。
- 面接は会場の都合上、一人でお願いしている。父母のどちらでも良い。
※注意事項
- 弁当・水筒は必ず持参すること。試験中の休憩時間に菓子などを食べることは禁止。お茶は飲んでも良い。
[ 受験生の保護者からの質問 ]
- 不登校の生徒に対する対応は?
担任・学年の教師・カウンセラー2名などが、誠意をもって対応している。
- 専任と講師の数は?
専任は校長・教頭以外に51名・講師30名(ただし本年度の人数であり、年度により違う)・男性教員5名。
- 留学がしたいのだが・・。
留学制度はない。留学する場合は退学扱いの場合と休学扱いの場合がある。復学する時は編入試験を受けてもらう。編入学年は、留学前の学年か進級学年かは相談して決定する。
- 帰国生の英語の授業は?
特別授業は行っていない。
- 高校進学について
成績不振という理由だけで、高校へ進学できないということはない。
[ その他 ]
説明会が始まる前に、学校生活や行事を紹介するビデオが流れた。会場となった講堂には空席はひとつもなく、2階席まで満席になった。平日にも関わらず、男性の参加者が大変多かった。
説明会の最後には、現在中1の先生が一年生の学校での様子をお話された。桜蔭生は、まじめなイメージがあるが、実際は多くの生徒が「明るい生徒が多い」と感じているらしい。
説明会後、校舎見学をさせて頂き、授業中の生徒を見ることができた。最近新築された校舎は、コンクリートの打ちっぱなしの壁でモダンである。図書館前やエントランスなど数箇所にラウンジがあり、生徒達の憩いの場になっている。
また、「桜蔭の制服は、中身が伴わないと似合わない。」とおっしゃった先生の言葉通り、生徒たちは、美しく制服を着て、とても清楚な印象だった。
説明会で進学実績についての話は全くなかったが、資料で調べてみると、毎年卒業生の約3分の1が東大に合格していることがわかる。今さら細かな説明など必要ないなと妙に納得してしまった。
↑このページのトップへ
|