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学校説明会 |
女子学院中学校11月7日 8:10 【式次第】
【説明会の様子】 レンガ造りの上品な校舎の入口に誘導の先生が立っていらしてにこやかに来場する保護者たちに声を掛けてくれていた。説明会会場に入ると先生方に誘導され保護者たちが順番に後方部分の席から2階席の順に座っていく。他の説明会に比べて整然とした中ぞくぞくと席が埋まっていく。平日の早朝にもかかわらず父親の姿が目立ったが、小さな子供連れは皆無であった。 10分前になると先生によるパイプオルガンの演奏が始まり、一緒に朝の礼拝を受けるため中学生が入場し、空いていた前方の座席に静かに座っていく。私服の学校なのでカジュアルなジーンズ姿の子もいれば、制服風の姿の子もいた。また、JGセーラー服を着ている生徒も数名見かけた。JGセーラー服は学校では購入を強制していないが、いまだに製造している業者が2件あり、自由服の1つとして好んで着ている生徒もいるとのことだ。入学式の映像をみると、JGセーラー服を着ている生徒が多いように思えた。全体的には学生らしい落ち着いた服装をしていて、茶髪の生徒等は見当たらなかった。 委員長先生が壇上にお立ちになり、一同起立の上賛美歌を全員で歌った。そして聖書のルカによる福音書第19章1〜10節を朗読していただき、その節についてのお話があった。JGでは6年間を通して毎朝15分間このような朝礼が行われるという。学校の教育方針を生徒と一緒に礼拝に参加することによって保護者により良く理解して欲しいという学校側の配慮だと思った。 【院長のお話】 女子学院の教育は、
の3点から成り立っているというお話を伺った。 明治23年に女子学院となってからの初代院長、矢嶋先生の「あなた方は聖書を持っています。だから自分で自分を治めなさい。」というお言葉を現代まで大切に守りながら教育指導をされているところにこの学校の教育における信念とプライドを感じた。 【教務主事のお話】 女子学院は2期制をとっており、テストは前期2回、後期2回の合計4回で、授業は週5日30時間で行われているが、総合的な学習の時間は学校行事を中心にその準備活動やまとめを組み合わせて行っており年間70時間を確保している。 英語は最初フォニックスを利用し、一学期中間後から教科書を使う。中学の授業では英語のみで授業を行っていくが、高校では文法など複雑な説明が多くなるので日本語を使って授業をする。英語ではクラスを分割して授業を行うが、分割方法は出席簿順で習熟度別ではない。 理社は各分野専門の先生が担当し、実験室で授業を行うことが多い。教科書だけではなく、たくさんの補助教材を作って、先に進むだけではなく内容を膨らませて授業を行っている。夏休みなどの長期休暇では、宿題はしっかり出すものの補習、補講は行っていない。基本的な学力の育成を目標としているので高2まではほとんど選択授業はなく、高3から文理に分かれる。 クラブ活動は盛んだが、都心にあるということで場所が狭く、運動部は限られている。例えば、プールがないので水泳部はない。 進路指導の目的は、単に有名大学への進学を目標とするものではない。生徒が学ぶこと自体に喜びと意味を見出し、自ら学ぶ方法を身につけ、自分のやりたいことを見つけて進路を切り開いていくのを手助けすることにあるとおっしゃっていた。多くの学校から指定校推薦依頼があるのだが、進学する生徒は少ないそうだ。去年はたった9名しか利用しなかったそうだ。 【その他】 受験資格は、自宅から1時間30分以内で通学できることである。願書提出の際に学校側が必要だと判断した場合には個別に話しを聞き、受験資格があるかないかを判断する。また、保護者と同居していることも受験資格である。これは、通ってくる生徒の負担を考えてこそのことだそうだ。 中学教科担任先生のお話の中でも繰り返し、自分で考え、立ち止まり、工夫をすることの重要性をおっしゃっていた。失敗してもよいから自分たちでやらせてみて、背後からは先生方が暖かくサポートしている様子が良く伝わってきた。過保護に手を出すことはしないが、生徒のことを第一に思って見守っていく、懐の深い学校であるという印象をもった。
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