甲陽学院
古人曰く、一年の計は穀を植うるにあり、十年の計は木を植うるにあり、百年の計は人を植うるにありと。天下の英才を教育して、各其の天稟を發揮せしめ、光彩陸離百花爛漫の偉観を現出するは、啻に國家百年の大計たるのみならず、人生の快事之れより大なるは無かる可し云々。
(設立趣旨より)
神戸と大阪のちょうど真ん中辺りにある兵庫県西宮市、そしてこれまたちょうどその真ん中辺りにある阪神香櫨園(こうろえん)駅。
甲陽学院の中等部キャンパスはその香櫨園駅から、西宮市を南北に貫く夙川のほとり。桜並木が連なる川沿いを南に20分ほど歩いたところにあります。
町中にある学校でありながらも、京阪神でも有数の高級住宅街である西宮七園だけあって、通学路も閑静で落ち着いた雰囲気を漂わせています。
電車でのアクセスは駅から多少歩くものの上記の通り便利ですし、また車で来る場合でも阪神高速や国道43号線などを利用すれば迷うことなくスムーズにたどり着けるでしょう。
川沿いの遊歩道を歩き、住宅街を抜けてたどり着いた甲陽学院。 校門をくぐると、学校職員あるいは父母会の方々でしょうか。会場である講堂まで丁寧に道案内をしてくださいました。
私は少し早めに会場入りしたのですが、広い講堂はすでに親子連れの方を中心に、大勢の参加者で一杯でした。こういう所からも流石に名門、と納得させられる思いです。
・説明会時割
10:00 開会
10:05〜10:20 学校長挨拶
10:20〜11:10 教頭説明
11:10〜11:45 教務説明
11:45 閉会
11:50〜12:20 願書等販売 12:20〜13:00 校内見学
・10:05〜10:20 学校長挨拶
10時を少し回る頃、学校長の石川義明氏が壇上に現れ、満場を埋める参加者からの大きな拍手に迎えられ、学校長挨拶が始まりました。
大正6年(1917年)以来という長い歴史を持つ甲陽学院、その成り立ちについて簡潔に話された後、教育方針に話が進みます。
そこで印象に残ったのは「いい大学生になって欲しい」という言葉。 毎年一流大学へ多数の合格者を送り出し、財界・経済界・政界・文化・芸能といった多方面にも著名人を輩出してきた甲陽学院ですが、教育方針はあくまでも「いい大学生」「よき社会人」であり、決して一流大学への進学を目的とした教育はしていないということです。
学生の本分として当然のことですが勉強にも熱を入れつつ、同時に心身品格をもおろそかにすることなく、「明朗・溌溂・無邪気」の校風の中、環境と設備、そして師に恵まれてのびのびと6年間の充実した学生生活を送っている風景が、目に浮かぶようでした。
・10:20〜11:10 教頭説明
続いて教頭の妙島秋男氏が学校長挨拶への補足と、学校生活の様子について、スライドを交えつつ説明してくださいました。
4月の「入学式」に始まり、6月の「体育祭」、7月の各学年それぞれの合宿が四国(1年)、信州(2年)、英国語学研修(3年、ただしこれは希望者のみ)とあります。
9月には伝統ある関学との対抗戦である「甲関戦」、11月には芸術に触れ魂を育む「音楽と展覧の会」。2月には3年生の「スキー合宿」が。
年間を通じて行われる多彩な行事を通じ、心身を鍛えていく、そんな実りある学生生活の様子が映し出されました。
説明の最中には時折楽しいエピソードなども交えられ、その度に会場から笑いが広がる、そんな一幕もあり、終始和やかな雰囲気で説明は終わりました。
・11:10〜11:45 教務説明
募集人員は約180名。 出願期間は郵送のみの受付で2007/1/4〜1/11必着、受験料は20000円です。
考査内容は筆答考査と在籍小学校から提出の調査書審査を鑑みてとのこと。
日程は
2007/1/20:国語(55分100点)算数(55分100点)理科(55分100点)
2007/1/21:国語(55分100点)算数(55分100点)
注意していただきたいのが、両日とも受験生はAM8:00までに中学校講堂集合完了ですので、遅れないようお願いします。
合格発表は2007/1/22 PM5時ごろ構内掲示にて行います。
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