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学校訪問記

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【第16回】東海大学付属高輪台高等学校中等部

http://www.takanawadai.tokai.ed.jp/

地下鉄南北線白金高輪駅を地上に上ると旧東海道をトレースする国道1号線に出会う。
日本国道路元標の埋まる日本橋から発するこの国道をほんの少し旅人気分で歩くともうそこは“天神坂”。なんでもその昔付近に菅原道真の祠があったという。何とはなしに学業の御利益がありそうな気がする。

そんな天神坂を登り切ると東海大学付属高輪台高等学校(以下、高輪台)の校門だ。  

来年度より高等学校に中等部が新設されるということで早速その辺りのことをお伺いした。
お話しいただいたK先生は「先日も塾関係の説明会でご紹介いただいたのですが、大変珍しい純然たる一貫校とやや驚きを持って言われてしまいました。」と笑って居られた。というのにも理由がある。

中高一貫校を標榜する私立校は(あるいは公立一貫校も)概ね大学受験を前提としている。翻って、高輪台はあくまでも東海大学進学を踏まえ中・高・大と10ヵ年一貫体制をとっている。いわゆる大学受験校ではないと言うことである。
そもそも、このことは創立者・松前翁の人生観に裏打ちされた建学の精神から起こっていることだ。
「思想を培う教育、文科系と理科系の相互理解をめざした教育」  
東海大学を開設する際に込められた思いであり、建学の精神
「若き日に汝の思想を培え 若き日に汝の体躯を養え 若き日に汝の智能を磨け 若き日に汝の希望を星につなげ」
(実は智能よりも思想と体躯を重視している!)につながる学園の柱である。知識偏重の現状を憂い、一貫的な教育システムにより、全人的な教育を推進することを使命としている。

さて、少々硬くなってしまったが、具体的にどの様に建学の精神が反映されているかを見てみよう。
高輪台では一貫校のメリットを活かし、じっくりとした教育が行われている。都内私学では2004年に初めてSSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)に高等学校が文部科学省より認定され、特別カリキュラムのクラスを編成している(今年度早稲田大学高等学院が都内私立第2のSSH校として選ばれた)。勉強だけにこだわることなく、部活等の課外活動を通し自分のやりたいことを高輪台で実現して欲しいとの思いに溢れている。
実際、来年度からの中等部募集でも、その第一条件は学園の方針に賛同すること。「高輪台で○○をしたい!」という情熱を重視する。

「実は兄も学校案内の表紙に載ったんですよ」と生徒にいわれることもあるくらい、兄弟姉妹で高輪台にお世話になっているご家庭が多いという。これは何よりも生徒・保護者の満足を表していると言えよう。
学校側も大学に進学する際の満足を追求して日々の教育改革(教員研修等)に取り組んでいる。
文理融合の成果なのか、卒業生は大学各学部におけるトップに輝くことも多いという。

まだまだお伝えしたいことはあるのだがスペースが無くなってしまった。是非、説明会で直接その教育方針や成果に触れて欲しい。       

説明会 :: http://www.takanawadai.tokai.ed.jp/nyu/nyu_2.html

Written by ニワトリ