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学校訪問記 |
【第33回】聖徳大学附属聖徳中学校・高等学校http://www.seitoku.jp/ibaraki/ 9月から連載開始した訪問記もずいぶんと回を重ねてきた。お気づきの方もいらっしゃるだろうが私は寮生活にシンパシーがある。 『男女は同権であるが同質ではない』という教育思想を持つ本校は、一女性として 立派な人格を身に付けてほしいと願っている。そのため、正課として週1回・1時間小笠原流礼法の授業があり、卒業時には許状をいただけるそうだ。その他に も書道・アート展示・シリーズコンサート等いわゆる“躾”や“礼儀”・“教養”といった情操面も含めた成長を目指した工夫が凝らされている。 このような取り組みは一見迂遠な、不要なもののように思われがちである。しかし、例えば彼女たちが希望者対象の海外研修に参加した折、外国の方から問われる のは必ず母国の文化や伝統についてのことである。母国に誇りを持つことを忘れてしまった現代日本においては、自国の文化や芸能に対する認識が恐ろしく低い。 物騒といえば以前に比べ学校もセキュリティに気を使わねばならない時代になった。この点に関しても本校は一般的レベルを超えて配慮している。 「『和』の精神」が建学の精神の聖徳大附属聖徳。何事もバランスよく、トータルで考え、学力の増進だけではない人格のよりよき形成を目指している。現在も30名ほどが入寮している生徒寮。 中高一緒の共同生活で身につける生活の規律やリズム、しっかりとした食事(普通の中高生のいったい何割が朝6時半におき、ゆっくりと朝食を摂っているのだろうか?)、年齢幅のある集団での互いへの気配りや集団運営。 そういえば、保護者のコメントが1ページにわたり掲載されている、ちょっと他に見ない学校案内はピーター・ラビットがナビゲート してくれる。今から1世紀もさかのぼる時代の女性作家が生み出した暖かい絵。本校の雰囲気をよく伝えている気がする。暖かい家庭的雰囲気、そのせいか学校 行事には父親の参加が多いという。イベントの際の模擬店をお母さん方に混じって手伝ったり、グラウンドの観覧席を作ってしまったり。家族みんなが聖徳ファ ンなのだろう。 皆さんも百聞は一見に如かずである。イメージだけで判断をせず、一度足を運んでみるとよいだろう。 Written by ニワトリ |
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