学校訪問記
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【第34回】日本大学豊山中学校・高等学校
http://www.buzan.hs.nihon-u.ac.jp/
時は天和元年、徳川5代将軍・綱吉公の生母・桂昌院の発願により開山した護国寺。
元禄の時代を感じさせる様々な建築物や書画・什器が今も名残をとどめる。震災・戦災をくぐり抜け、東京の都心に江戸の面影を伝えている。
古刹護国寺の真横に日大豊山はある。有楽町線・護国寺の駅(1番出口)を出るとすぐそば。まさに至近距離だ。
出口の階段を上りきり右手が学校、左手が護国寺である。
日大豊山は『宗学林』という護国寺の建てた宗教学校がそもそもの始まり。その後、旧制豊山中学校を経て日本法律学校を前身とする日本大学の正付属校として現在まで続いている。
日大豊山としてもすでに平成16年に創設50周年を迎えるというまさに伝統校だ。今でもボランティアとして月に数度境内の清掃を行うなど縁が続いている。
有楽町線の乗り入れを利用すると北西は東武東上線沿線、西武池袋線沿線、南東は有楽町線辰巳・新木場までが乗り換えなしの直通で通える。飯田橋や市ヶ谷で乗り換えれば総武線・中央線エリアでも十分通学可能だ。
交通至便の地にあるにもかかわらず、周囲の環境は音羽の森の緑もあり、趣が感じられる。
豊山は数ある日大付属校の中で唯一の男子校であり、日本大学への進学率も付属中第1位。
部活も活発で、中高合同で活動しているものもある。部活の中には放送部や自転車部などなかなか普通の学校では見受けられないものもあるのが出色だ。
男の子は内面の発達に少々時間がかかり、大人びてくるのが女の子より遅い。実際、豊山でも中3になる頃を境に一気に雰囲気が変わるとのこと。勉強にしても、運動にしても、自ら意識して取り組むのは中3か高1辺りからという生徒が多いのではなかろうか。その変わり目の時期、受験に追い立てられることもなくじっくり学べるのは付属校のメリットである。
さらに、日本大学への進学率が8割を超える豊山では大学進学に血道を上げるといったことをせず、普段の授業をしっかり身に付けて行けば大学進学が見えるという大きな利点がある。
いま豊山では、付属校でも進学が難しいとされている日大医学部をはじめとする難関学部や他私大、国公立大を目指した特進クラスを編成している。学校側も力を入れており今後に期待が持たれる。
『中高一貫校から大学の医学部へ』
そうそうあるような環境ではない。将来その道を少しでもお考えのご家庭は一度検討するのも良いのではなかろうか。
Written by ニワトリ
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