inter-edu’s eye

八王子中学校が新設された3年前、新入生インタビューに協力してくれた1期生の男子生徒4人に再会! 今年高校1年生になった彼らに、八王子中学校で過ごした3年間の思い出や自身の成長ぶり、学校の魅力について、お話をうかがいました。

3年前 現在
3年前の4人 現在の4人
2枚の写真はどちらも右から井上くん、石渡くん、浅野くん、川里くん。

身長はもちろん、考え方や精神面も成長しました!

インターエデュ中学校生活で特に思い出に残ったことはなんですか?
また、3年間で自分自身が成長したと思うことを教えてください。

川里くん2年生のとき、3泊4日で行った京都・広島への修学旅行が印象に残っています。広島では原爆ドームで戦争について考え、京都ではお寺を巡って日本の文化を学びました。夜に友だちと楽しく話したのも、いい思い出です。僕は小学生の頃は友だちが少なくてマイナス思考だったのですが、中学校で出会ったたくさんの友だちは前向きな人が多かったためか、考え方がポジティブになりました。

浅野 友太くん 浅野くん僕は、3年間続けたサッカー部の活動です。僕らの学年は部員が8人いたのですが、次の学年に入部者がいなかったため、2年間は公式戦に出場できませんでした。しかし、僕らが3年生になったときに1年生が10人ほど入部してくれ、さらに、サッカー経験のある先生に顧問が変わったことで練習内容も濃くなり、充実した1年間を過ごすことができました。サッカー部で部長を務めたことや、日々の筋トレや走り込みを通して、心も体も成長したと思います。「無理だ」と感じてからのもうひと踏ん張りができるようになったんです。

石渡くん僕は3年生のときに、運動会で応援団長をやらせてもらったことですね。3学年で3グループに分かれて競い合うのですが、僕は黄団の団長を務めました。3学年合わせた多人数の応援団員をどうやってまとめるか、応援合戦のときにどうすれば大きな声が出るのかなど、悩んだり、苦労したこともありました。当日まで声がガラガラになるほど頑張って練習し、最後には優勝することができたので、中学1番の思い出になりました。この経験を通して、人前に出ても緊張することがなくなったと感じます。

hachiouji_rensai02_04 井上くん3年生のときに行った、オーストラリアの語学研修が楽しかったです。初めての海外だったので緊張しましたし、ホームステイ先の方と何を話したらいいのかわからず戸惑いましたが、徐々にジェスチャーも交えて話せるようになりました。実は英語が嫌いだったのですが、オーストラリアに行ったことで、学習する意欲が湧きました。消極的で人と話すことが得意ではなかった小学生の頃と比べると、この3年間で社交的になれたと思います。

先生の熱意を感じ、自然に「勉強を頑張ろう」という気持ちに

インターエデュ3年前のインタビューでは、「先生方が親しみやすい」と言っていましたが、改めて、先生方の印象を聞かせてください。

hachiouji_rensai02_05 川里くん親しみやすいという印象は今でも変わっていませんし、熱心な先生が多いな、と感じます。とくに英語の先生は、時間をかけて作ったことが伝わってくるプリントをたくさん配ってくれます。実は、2年生の頃はあまりのプリントの多さに、「うっとうしいな」と思っていました。しかし、3年生になると先生の頑張りや熱意に気づき、プリントが配られるたびに「頑張って勉強しよう」と思うようになりました。

石渡 大貴くん 石渡くん生徒を一人ひとりよく見てくれています。3年生のときになかなかクラスに馴染めなかったのですが、それに気づいた先生が積極的に僕をいじってくれて、みんなが話しかけやすい雰囲気を作ってくれたのです。先生のおかげで、クラスに馴染むことができたと思います。また、「もうちょっと早く寝た方がいいんじゃないか?」「スマホを使いすぎじゃないのか?」など、勉強面だけでなく、生活習慣にも気を配って指導してくれます。

食堂を使う文化、後輩に優しくする文化を作りました

インターエデュ3年前のインタビューでは、「1期生であることに魅力を感じる」と言っていましたが、3年間を振り返って、1期生であったことはよかったと思いますか? また、1期生である自分たちが築いた文化やルールがあれば教えてください。

黄団の団長として応援合戦で声を出す石渡くん。 石渡くん自分たちで行事や校則を作っていくのは新鮮で、魅力的でした。特に体育祭は、学校の体育館、大学の体育館、大きな公園と、年々場所がグレードアップし、盛り上がっていくのを感じましたね。先生たちにとっても僕たちは初めての中学校の生徒で、試行錯誤したのではないかと思います。先生たちと僕ら生徒で、ともに学校を作り上げることができた3年間だったと思います。

浅野くんは部長として部員をけん引。 浅野くん中学生でも食堂を積極的に使う文化を作りました。平日は朝に注文しておくと食堂の方が2階までお弁当を持ってきてくれるシステムになっているので食堂に行くことはありませんが、土曜日は食堂にいる生徒の3割くらいが中学生です。

また、「後輩には優しくする」という文化を僕たちが作り、下の学年にも受け継がれているように感じます。僕自身、高校生になった今でも後輩とは仲がよく、会うと話したり、一緒に登校したりします。「今度の公式戦、見に来てください!」と声をかけてくれたり、後輩はとてもかわいいです。

テニス部では先輩とラリー練習をすることもあるという川里くん。 インターエデュ最後に、3年間通って感じた八王子中学校の魅力を教えてください。

川里くん生徒が明るく元気で、仲がよいところです。個性的な生徒も多く、ムードメーカーがたくさんいる感じですね。また、行事に全力で取り組むところもいいと思います。文化祭や体育祭だけでなく、合唱コンクールなどにも、全学年が全力で取り組みます。

井上くんは中高と水泳を続けている。 井上くん先生との距離が近いところですね。実は、いろんなことで悩んでいるのに誰にも相談できない苦しい時期があったのですが、そんなとき、先生が「おまえ、少し暗いぞ」と声をかけてくれたのです。そのあとに先生と話をし、少し気持ちが楽になりました。生徒と距離が近いからこそ、先生は僕が何も言わなくても変化に気づいてくれたのだと思います。

インタビューの4人

編集者が見たポイント

「あの頃は反抗期真っ只中だったからね」と、笑いながら中学時代を振り返る姿に、「たった3年間でこんなに成長するものなのか」と驚かされました。多感な時期に生徒をさりげなく導く先生方のエピソードを聞き、心も体も大きく変化する思春期を過ごすのにとてもいい環境だな、と感じました。取材を終えた後、「今、偶然みんな同じクラスなんです。毎日すっごい楽しいです!」と話してくれた4人の今後もとても楽しみです。
活気ある学校の雰囲気は、ぜひオープンキャンパスなどに気軽に訪れて体感してください。

実施イベント 日時
第2回オープンキャンパス&新構想説明会 9月5日(土) 10:00〜11:30
保護者対象 premium 説明会 9月17日(木) 10:00〜11:30
小学生対象 八学祭ツアー&説明会 9月26日(土) 10:00〜11:30
八学祭(学園祭) 9月26日(土) 9:00〜15:00
9月27日(日) 9:00〜15:00