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公立中高一貫校を受検する方へ 私立校併願のすすめ

公立中高一貫校では、私立校入試で行われる「学力検査」と違い、「適性検査」と呼ばれる検査が実施されます。この2つはどこが違うのかをまずは見ていきましょう。

適性検査の問題は知識だけでは解けない?

学力検査と適性検査

適性検査では、身の回りのことや話題性のある社会問題を題材にして、さまざまな解決方法を考え、それを自分の考えでまとめることが要求されます。問題には、文章・図・グラフなどさまざまな要素が用いられ、それらを読み解き、答えは文章や図などで表現します。

そのため、単に知識があれば解けるという問題はほとんどありません。つまり、社会的な関心、分析力、判断力、論理的思考力などの総合的な力が身についていなければ、公立中高一貫校への合格は難しいといえます。

適性検査の出題構成は?

都立中高一貫校の出題構成

「適性検査」はI・IIというように、タイプの異なる問題が2~3種類出題されます。
ほとんどの学校で、思考力・表現力を見るための「作文」が実施され、これとあわせて各教科融合で1種類、または理系・文系で分けた2種類の検査が実施されます。
また毎年、共通作成問題をどのようにするかは各校が決定しますので、ウェブサイトなどでしっかり確認しておきましょう。

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