クラスの学習意欲が違う! スーパーグローバルクラスで身につく英語と能力

クラスの学習意欲が違う! スーパーグローバルクラスで身につく英語と能力

inter-edu’s eye

グローバル教育の一環として、昨年度は高校にスーパーグローバルクラス(以下、SGクラス)を新設した日本大学高等学校・中学校(以下、日大中高)。今回は、昨年の連載第6回で取材したSGクラス1期生の生徒5人にSGクラスでの1年間で成長したことや、この夏に行われたニュージーランド研修での経験についてお話をうかがいました。

学校公式サイト≫

1年間積み上げた自信が導く積極性

入学時、すでに英検2級、準2級の英語力があった生徒たち。昨年の取材でも、SGクラスの授業やハワイ研修に大きなやりがいを感じていましたが、高2になった今、生徒たちはどのような成長を遂げているのでしょうか。高1の自分と比べて変わったと思う点を聞いてみました。

國場さん:高1の頃は英語で話す自信がなくて受け身になりがちでした。でも、英語に触れるという場数を踏んで自信がついたせいか、今では自分からよく質問しています。

小池さん:日常会話だけではなく、経済や国際問題のディベートも英語でできるようになってきました。難しい単語や表現も必要ですが、英語で意見を述べられるようになったのは、大きな成長だと感じています。

屋宜さん:授業ではネイティブの先生に、授業以外では海外経験のあるクラスメイトから多くを学び、生きた英語が身についていると実感します。英語で意思疎通ができるようになってきて、積極性がどんどん高くなっていると思います。

現地の生活に溶け込んだニュージーランド研修

高2のSGクラスでは、昨年のハワイ研修(12~15日間)に続いて、ニュージーランド研修(3週間)が行われました。生徒たちは現地の学校に週5日間通い、現地の生徒1人とバディを組んで一緒に授業を受けます。そのうち2日間は、課外活動として島で植樹活動を行ったり、現地の小学生に日本の夏祭りを紹介したりと過ごし、休日にはホストファミリーとショッピングモールや海に行くなど、それぞれが交流を深めたようです。

インターエデュ(以下、エデュ):ハワイでの経験を踏まえ、ニュージーランド研修に向けて準備したことはありましたか。

斉藤さん:現地の人とのコミュニケーションにつながるよう、事前にニュージーランドの文化や風土を調べていきました。「こんなことしたい!」「ここに行きたい!」と積極的に伝えることができました。

小池さん:私も事前に調べられることはなるべく調べて行きました。興味があることや疑問に思ったことについて現地の人に聞いたり、実際に体験させてもらったりして、日本やハワイ、アメリカとの文化の違いを感じることができました。

日暮くん:海外の友達を増やしたいと思っているので、帰国後も繋がりを保てるよう、フェイスブックやインスタグラムをインストールして研修に臨みました。友達もたくさんできましたよ。

昼休みは、現地の生徒たちと英語で雑談を。帰国後もSNSで交流。
昼休みは、現地の生徒たちと英語で雑談を。帰国後もSNSで交流。

エデュ:印象に残っている研修中の出来事はありますか。

屋宜さん:ニュージーランドの学校での生活がとても印象深かったです。基本的にバディが受講している授業を一緒に受けるのですが、高1にも関わらず経営学など、かなりしっかりとした授業を受けていてとても驚きました。

斉藤さん:海に面している地域が多く、またホームステイ先の窓から羊や馬が見えるなど、ニュージーランドの自然の豊かさにも感動しました。

ニュージーランド航空のCAさんにも話を聞き、英語への熱い思いを再確認した。
ニュージーランド航空のCAさんにも話を聞き、英語への熱い思いを再確認した。

エデュ:ニュージーランド研修を通して、成長できたと感じる点はありますか。

日暮くん:以前は英語で上手く話せないと落ち込んでしまいがちでしたが、研修を通して前向きに考えて挑戦できるようになったと思います。

小池さん:ニュージーランドで聞く英語は、ハワイでのアメリカ英語とはまた違ったイントネーションでしたが、研修の後半にはそれも聞き取れるようになりました。

屋宜さん:帰国後は日本語で話していても、言いたいことが英語で先に出てくるようになり、自分でも驚いています。日本語に変換するタイムロスが減り、以前よりも自然に英語を使えるようになりました。

SGクラスについてもっと知る≫

将来は国内外で英語を使いこなしたい

この1年で成長した生徒たちに、将来について改めて今の考えをうかがいました。

エデュ:将来について、昨年から何か具体化した部分はありますか。

屋宜さん:ホテルのコンシェルジュになるのが夢ですが、昨年は「なりたいな~」という漠然としたイメージしかありませんでした。それが今では、夢を叶えるためにはどこに進学してどんな勉強をすればよいのかなど、具体的なプロセスを調べ始めています。

國場さん:卒業後は大学の看護科に進みたいです。将来は看護士として働きながらお金を貯め、アメリカや韓国などいろいろな国に留学をして、異文化に触れたいと思っています。

エデュ:最後に、SGクラスに興味のある受験生に向けてメッセージをお願いします。

斉藤さん:私はSGクラスに入ってよかったと思っています。2年続けて海外へ行き、貴重な経験ができました。自分の視野が広がりますよ。

屋宜さん:SGクラスの学習意欲はズバ抜けてます! 私もクラスメイトに毎日刺激をもらっています。英語が好きな人はぜひこのクラスを考えてみてください。

日暮くん:英語に特化したクラスであるだけでなく、ほかのクラスにはない「問題解決」などの授業もあり、英語力アップとともに問題解決力やプレゼン力などの力もつけることができるので、とてもおすすめです。

國場さん:海外研修がたくさんあり、英語に触れる機会がとても多いので、どんどん自分に自信がつくようになります。ネイティブの先生との距離が近いので、特にリスニング力が鍛えられますよ!

小池さん:最初は英語が難しくて嫌になることもありましたが、間違った文法やイントネーションでも、ネイティブの先生がちゃんと汲み取って直してくれます。頑張った分だけ結果はついてくると思います。最後まで頑張ってください! みなさんを応援しています。

編集者が見たポイント

SGクラスとして2年目を迎えた生徒たちは、自身の成長を確実に実感していました。特にニュージーランド研修で現地の学校に通った経験は、英語で自然にコミュニケーションを取るよい機会になったようです。生徒全員が「選択してよかった!」と口を揃えるSGクラスは、生徒たちの満足度が非常に高いことがうかがえました。日大中高は英語に強い学校としての地位を固めつつあり、今後ますます期待が高まります。

学校公式サイト≫

学校説明会・イベント日程

イベント名 日程 時間
第3回中学校説明会 12月1日(土) 9:30~
第3回高等学校説明会 12月1日(土) 13:30~
イベント詳細はこちら≫

その他の連載コンテンツ

第5回未来の自分を探す! やりたいことを見つける学部訪問

キャリア教育の一環として、日大中高が力を入れている「学部訪問」。話を聞いた中2の生徒たちは、皆目を輝かせていました。記事を読む≫

第4回英語を話すのは楽しい! 国内で体験する英国留学

「自然に英語が話せるようになる環境」が魅力の日大中高。その第一歩となるブリティッシュヒルズ研修について、帰ってきたばかりの生徒たちにインタビューを行いました。記事を読む≫

第3回生徒と大学をつなぐ中高大連携! 進学相談会に潜入

進路に悩む生徒たちに向けて、日大中高が長年続けている中高大連携の進学相談会をレポートします。記事を読む≫

第2回大学受験も万全! 学習サポートで掴む「確かな学力」

日大中高の難関大学進学率を支える、独自の学習サポートをご紹介。「スタディルーム」「Nゼミ」を利用する生徒のインタビューは必見です!記事を読む≫

第1回大人気のオープンスクールで生徒気分を味わおう!

毎年人気を博している日大中高のオープンスクール。昨年よりも講座数をさらに増やした今年の見どころを、昨年の様子とともにご紹介します。記事を読む≫