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充実の学校生活! 文武両道がかなう学校

充実の学校生活! 文武両道がかなう学校

inter-edu’s eye
部活動と勉強が両立できる文武両道の学校は、インターエデュの掲示板でも多くのエデュママに注目されています。「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざがありますが、そんなことはありません!掲示板にはたくさんの実例が寄せられています。文武両道が大切とされる理由を見ていきましょう。

部活動をするメリットって何?

部活動をするメリットって何?

そもそも、部活動をするメリットとは何でしょうか。ひとつ挙げるとすれば、「失敗体験を積めること」です。中学受験では、「合格をもらえる学校を受験し、成功体験を作ってあげましょう」と塾の先生から言われていることと思います。しかし、中学生、高校生では、成功体験だけでなく、失敗体験も重要になってくるのです。部活動、特にスポーツ系は、「できない」ことの連続です。思い通りにプレイできない、頑張ったのに試合に勝てない、コーチや監督、先輩に怒られる。こうした「できない」を子どものうちから経験しておかないと、社会人になったとき、ちょっとしたつまずきで、挫折してしまいかねません。部活動をすることで、強いメンタルが手に入るのです。

もちろん、日々の「できない」を乗り越えて得た大きな成功体験は、「頑張ればできる」という自己肯定に繋がり、勉強面でも大きな力になります。
掲示板にはこのような意見も寄せられています。『結果は大切ですが、より大切なのは、結果を目指して仲間と全力を尽くしたという経験です。挫折も大きな財産。真剣に部活に取り組んだということが、自分の実になるのだと思います。』。
部活動での頑張りは、人間を大きく成長させるのです。

両立のキーワードは「メリハリ」

両立のキーワードは「メリハリ」

掲示板の投稿では、『私も文武両道はきれいごとだと思っていました。でも、部活を中高6年間続け、旧帝国大学の1校に合格した息子は、文武両道のはしくれだと信じています。浪人をしたら1年間部活ができなくなるという危機感が、本人を受験勉強に駆り立てました。そう思うと、部活に打ち込ませてよかったと思っています。』というコメントもあります。部活動をすること自体が、勉強の原動力になっているようです。

そのほかのコメントも見てみましょう。『クラブ活動で実績を出す生徒が、成績も良くなる学校があります。“時間の使い方が効率よく”“メリハリがあって”“集中力”があるからでしょう。』。実際に、文武両道をかなえている学校では、下校時刻がきちんと決められていたり、活動日数に制限があったりすることが多く、限られた時間内で部活動の練習をし、それを過ぎたら勉強に切り替えるという指導がなされてます。「部活動も勉強もできる文武両道の学校」とは、生徒の目的意識が高く、メリハリをもって部活動と勉強に取り組んでいる学校といえるでしょう。

部活動をするなら一貫校や付属校!

文武両道をかなえるために、考えておくべきポイントが一つあります。それは、「受験勉強の有無」です。中高一貫校の場合、高校受験がないため、中学の3年間は、部活動に専念できます。掲示板のコメントでは『中学で体力をつけて、高校で学力を伸ばすパターンもあります。もちろん、高校でもクラブ活動しながらの話です。』と話すエデュママも。

大学付属校は、文武両道に向いている学校です。併設大学に進学する場合、推薦のために一定の成績を収める必要がありますが、大学受験が無いので、その分、部活動に打ち込めます。
約6割の生徒が日本大学に進む日本大学明誠高等学校は、その代表的な学校です。大学受験に余裕のある付属校のメリットを活かし、生徒たちは部活動に打ち込んでいます。実際に各部活は強く、県大会はもとより、地区大会、全国大会でも優秀な成績を収めているので、ぜひ学校サイトをチェックしてみましょう。さらに、人工芝のグラウンドや、改装された体育館など、部活動に適した設備が充実。勉強の遅れをサポートする補習制度も整っているので、安心して文武両道を実現できます。

大東文化大学第一高等学校も、大東文化大学の推薦をはじめ、他大学への指定校推薦も充実しているため、部活動に力を入れながら、希望の大学に進学できる学校です。
全国優勝を果たしたラグビー部をはじめ、陸上部、フェンシング部、ソフトボール部など全国大会に出場している運動部が多数あるほか、12年連続で東京都代表になっている書道部、全国レベルの大会に数多く入賞している弁論部と文化部も強豪。
部活動に励む生徒への手厚いサポートが揃っているため、難関大学を目指す特別進学クラス、選抜進学クラスの生徒も多くが部活動に加入し、合格を掴んでいます。

文武両道の鏡! 国際大会で活躍する生徒たち

多くの中高生が勉強と部活動を両立させて頑張っている中、文武両道の鏡ともいえる生徒を2名、紹介します。全国大会で活躍する部活動が多いことで知られる淑徳巣鴨中学高等学校の水泳部で好調な長谷川涼香選手と池江璃花子選手です。両選手は、国際大会の日本代表選手として活躍するほどの実力の持ち主。
「淑徳巣鴨の目標が文武両道だと聞き、この学校だと思って入学しました。入学後は、楽しく授業も受けています。」(長谷川選手)、「勉強をやらないままではダメだと思い、苦手な教科も頑張っています。目標は決勝出場です。」(池江選手)とコメントをいただきました。2人の活躍ぶりは学校サイトでチェックしてみてください!

文武両道で培った効率のよい時間の使い方や集中力、そしてメリハリは、社会人になったときにも役立つものです。それは、『社会で活躍している人も、運動をやっていたという人が多いです。』という意見もあるほど。文武両道は、お子さまが目指せばかないます。しっかりと力を発揮できる学校をぜひ見つけてください。