校長からのメッセージ

校長 松下みどり先生
校長 松下みどり先生

いよいよ、入学試験が近づいて来ましたね。受験は自分との戦いです。諦めてしまったなら、そこで終わりです。試験が始まるその瞬間まで、自分にできることを精一杯頑張ってくださいね!

純心の入学試験問題は、基礎学力の達成度をはかるものです。難問、奇問の類はありません。頑張れば頑張った分だけ、その成果が目に見える形となる試験なのです。だからこそ、辛いときでも自分を信じて、コツコツと積み上げてゆくことが重要なのです。この試験で十分な成果を上げることができれば、その力はあなたの中学校・高等学校での6年間の学習、大学入試、その先の社会人としての実力を養う際のベースとなるものなので、未来の自分を作っているのだと考えて、最後まで頑張りましょう。頑張った人には、自ずから結果もついてきます。
皆さんのご健闘をお祈りいたしております。

入試過去問題

過去3回分の問題用紙と、模範解答をダウンロードできます。
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各教科担当からのアドバイス

国語

純心の国語では、文章を正確に読み取り、自分の言葉で考え、それを的確に表現する力を問うています。
様々な文章に触れて、自分が知っている言葉、使える言葉の数を増やしましょう。
同時に、文学的な文章の読解に関しては、日常生活の中で様々な事象に注意を払い、感性を磨くことや、自分の心の動きや相手の心の動きを意識し、注意深く見つめる目を養っておくことも大切です。
説明的な文章に関しては、社会の様々な領域を扱った文章に意識的に触れておいてください。
その時に、論理の道筋をしっかり追うようにしましょう。そして、自分が読み取った事柄を文章で表現する練習を重ねてください。

算数

計算問題については、面積や体積を求める問題などの中で、やや面倒な計算が必要になる場合もありますので、やり方だけを理解するのではなく、きちんと最後まで計算をして答えを出す習慣をつけてください。
主な勉強方法としては、市販の受験問題集(塾のテキストでもよい)にのっているごく普通の入試問題をたくさん解いておくことです。それだけで、かなり得点できます。
教科書では扱わないような問題については、問題文がやや長めの場合が多く、一見難しそうに見えますが、よく読めば実は易しい場合が多いのです。
こうした問題に取り組む場合、大切なのは素直にしかも粘り強く集中して取り組むことです。
規則や周期性を発見してやろうという気持ちが大切です。推理する力も養っておいてください。
概ね易しい順に配列していますが、得手不得手があるでしょうから、取り組みやすい問題から手を着けたらいいでしょう。

社会

基本的な事項を確実におさえておきましょう。
グラフや資料などの図版をふくめて基本的な学習をつみあげ、過去3年分ほどの入試問題を解いてみてください。
また、短い文章で説明を求める場合があります。そのような時には、設問をよく読み、何が問われており、それにどのように答えることが求められているのかをしっかりつかんでから解答を作成するとよいでしょう。

理科

まずは、基本的な知識、用語の理解、確認を十分にはかってください。
実験の操作や結果、理由などを説明する問題もあります。
落ち着いて問題文を読解し、自分の言葉で考え、表現できる力を養ってください。
計算問題では、正しく計算できるように練習をしておきましょう。