名門女子校白百合学園生の「外国語発表会」と「日常」の顔

──みなさんは、なぜ白百合学園に入学することを決めたのですか？

Iさんわたしは幼少期と、小3から小6までの間アメリカに住み、帰国生として白百合学園に入学しました。この学校を選んだのは、アメリカの小学校でも習った、フランス語に興味があったことがきっかけです。

Nさん2か国語を学べるのがいいな、と思いました。フランス語に触れるのははじめてでしたが、知り合いの先輩に「基本から学べるよ」と聞いていたので、不安はありませんでした。

Tさんわたしも、将来フランス語を話せたらいいなと思ったことと、学園祭に訪れた際、校風が自分に合いそうだと感じられたことが決め手でした。

──フランス語への興味が共通していますね。実際に授業を受けてみていかがですか？

Iさんフランス語の授業は週1回です。3週に1度、ネイティブの先生を交えた授業もあります。先生の指導は丁寧で、発音もとてもきれいです。最初は単語を覚えながら、自己紹介などから始め、徐々に文法を身につけていきます。

Tさん毎週プリント1枚分の宿題と、小テストがあり、それらをきちんとやっていれば、ついていけないということはありません。また、少人数のクラスなので発言しやすく、先生がとても細かく教えてくださるのでどんどん上達していきます。

──授業以外で、入学して知った白百合学園のいいところといえば？

Nさん個性豊かな友人たちです。入学前は真面目で大人しい子が多いイメージをもっていたんですが、実際入ってみるとみんな元気で面白い人ばかりでした。先輩も元気で面白い方が多く、いつも笑いが絶えません。

Tさん白百合学園小学校から入学した生徒（内進生）も、中学から入学した生徒も混じり合って仲良しです。はじめて経験する『ミサ』は、内進生のやり方をお手本にさせてもらっています。こうした宗教教育をとおして、友だちや家族への感謝の気持ちも高まりました。

──今後、白百合学園でどんなふうに成長していきたいですか？

Tさん先輩方のようになりたいです。先輩方は勉強するときは勉強、部活するときは部活、と、集中力の切り替えがとても上手で、キラキラしています。何をしているときもかっこいい先輩方に、わたしたち中1生はみんな憧れています。

──これから受験する方々に、アドバイスをお願いします。

Nさん中高6年間は、好きなことを思いきりできる時期だと思います。だから、部活でも何でもよいのでやりたいことを見つけて、それが実現できる学校に入学することをおすすめします。

Tさんそのためにも、学園祭などのイベントに足を運び、自分の肌で学校の雰囲気を感じてもらうとよいのではないでしょうか。