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伝統の英語教育と上質な音楽環境 大好きな学校が「私」の原点

inter-edu’s eye

伝統の英語教育と、大講堂のパイプオルガンに象徴される上質な音楽環境。東洋英和女学院中学部・高等部には、英和生であることを誇れる魅力がたくさんあります。今回は卒業生に学校生活を振り返ってもらい、愛校心にあふれたお話をたくさんしていただきました。

伝統の英語教育と上質な音楽環境

プロフィール
小坂さん

東京大学文科II類2年生。幼稚園から英和で育ち、お母さまも英和生。高校生のときに留学を経験。 東京大学文科II類2年生。幼稚園から英和で育ち、お母さまも英和生。
高校生のときに留学を経験。

佐藤さん

東京藝術大学音楽学部オルガン専攻2年生。英和の学校説明会で聞いたパイプオルガンがきっかけで、いまの進路へ。 東京藝術大学音楽学部
オルガン専攻 2年生。
英和の学校説明会で聞いたパイプオルガンがきっかけで、
いまの進路へ。

飯川先生

2人が高校生のときの先生。担当は世界史。 2人が高校生のときの先生。
担当は世界史。

※2016年9月時点

海外で通用する!レベルの高い英語教育

──まずは、東洋英和伝統の英語教育についてお聞きしたいのですが、小坂さんは在学中に留学されたのですよね。

小坂さん:高1の夏から高2の6月まで約1年間の留学を経験しました。小学生のころからサマーキャンプで英語を学ぶことなどはあったのですが、長くても1か月ほどで、慣れてきたころに帰ることに物足りなさを感じていました。それで、母の後押しもあって、参加を決めました。

──実際に行ってみてどうでしたか?

小坂さん:話すことやコミュニケーションは経験を積まないと力がつかないので、留学で上達したと思いますね。読み書きについては、英和の授業でだいぶ鍛えられていたので、留学中とても助かりました。

小坂さんと佐藤さん

──英語の授業のレベルが高いのですね!佐藤さんもそう感じますか?

佐藤さん:そうですね。私は、センター試験は国語と英語だけで受けたのですが、もともと英語は苦手だったんです。それでも、センター試験で8割を超えるレベルまで引き上げてもらえたのは、先生方のおかげだと思います。藝大受験のためのレッスンもあったので、学校だけでがんばりたくて、かなり面倒を見てもらいましたね。

小坂さん:英語の宿題もいっぱい出るしね。

飯川先生:短い休みであっても宿題が出ていますね。

上質な音楽に包まれる環境

──続いては音楽についてお聞きしたいのですが、何といっても大講堂のパイプオルガンが魅力ですね。

佐藤さん:私は小学生のとき、英和のクリスマス音楽会の演奏を聞いて、入学を決めました! 入学後は憧れのパイプオルガンを弾ける「課外教室」のオルガン科に入りました。
大講堂だとみんなの歌う讃美歌が「降ってくる」感覚で、その中で弾けるのが本当に…神々しいくらい美しく感じるんですよ。

小坂さん:毎朝の礼拝の讃美歌は本当に気持ち良いよね。

──聞いているだけで想像が膨らみますね。佐藤さんはその後、藝大受験を決められるわけですが、いつ頃決意しましたか?

佐藤さん:中3のときに音大の受験を決意しました。藝大にも英和の卒業生が多いんですよ。音楽好きの人が集まる学校なのかもしれないです。

オルガン演奏をする佐藤さん

佐藤さんに演奏していただきました!

小坂さん:私も器楽科でチェロのレッスンを受けていましたし、クリスマス音楽会でオーケストラにも参加しました。あと、英和は中学校の合唱コンクールがすごいんですよ!

佐藤さん:どのクラスも「優勝」だけをねらうから、優勝が取れないとみんなすごく泣くんだよね。

飯川先生:合唱コンクールでは、担任はサポートに徹して、生徒が中心になって作り上げている行事なんです。6月に行われる合唱コンクールは、クラスで初めて行われる行事なので、クラスの絆がぐっと深まります。

未来の英和生にメッセージ

──話が尽きないくらい魅力がたくさんありますが、最後に英和の魅力と、受験生へのメッセージをお願いします。

小坂さんと佐藤さん

小坂さん:東大の授業で、アタッチメント理論というものを学んだのですが、「お母さんは我が子がいつ戻ってきても毎回迎えて支えてくれる。だから子どもが冒険できる。」という話なんですね。そのときに、これって英和のことだと感じたんです。英和は、そんな風に自分の行きたいところを自由に見つけられる環境だと思います。

佐藤さん:ぜひ英和に来て英和生と接してみてほしいです。私は受験生の時に英和のイベントに来て、パイプオルガンや先輩たちを見て、憧れをもちました。それが受験に打ち勝つパワーになったんです。だから、皆さんもぜひ実際に来てみて、それを感じていただきたいです。

卒業生が語る 英和のここが好き!

制服

制服

あ~かわいい! 電車で英和生を見かけるとやっぱりかわいいなぁって。ネクタイ(スカーフ)がかわいいんじゃないかな?

あ~かわいい!
電車で英和生を見かけると
やっぱりかわいいなぁって。
ネクタイ(スカーフ)がかわいいんじゃないかな?

小坂さん

あと、夏服が襟まで白いのがさわやかで好き。冬服も伝統を感じるし、上品だよね。左腕の校章もポイント!

あと、夏服が襟まで白いのが
さわやかで好き。
冬服も伝統を感じるし、
上品だよね。
左腕の校章もポイント!

佐藤さん
授業と先生

授業と先生

好きな授業が多かったなぁ。みんなもいっぱい質問してうるさいくらいだったよね。質問だけで授業が終わっちゃいそうなくらい。

好きな授業が多かったなぁ。
みんなもいっぱい質問してうるさいくらいだったよね。質問だけで授業が終わっちゃいそうなくらい。

佐藤さん

面白い先生も多いしね。職員室に行くと、身を乗り出して話している子がいっぱいいたし。授業のことも、他愛のない話もしたなぁ。

面白い先生も多いしね。
職員室に行くと、身を乗り出して話している子がいっぱいいたし。授業のことも、他愛のない話もしたなぁ。

小坂さん
大講堂と讃美歌

大講堂と讃美歌

やっぱり英和といえば大講堂かな。私の弾くパイプオルガンに合わせてみんなが讃美歌を歌ってくれるなんて、ほんとに贅沢だったなぁ。

やっぱり英和といえば
大講堂かな。
私の弾くパイプオルガンに合わせてみんなが讃美歌を歌ってくれるなんて、ほんとに贅沢だったなぁ。

佐藤さん

讃美歌は休み時間にも歌ってたし、今でも大好き! 大講堂は昼間に窓から緑が透けて、緑に囲まれた空間になるのもきれいなんだよね。

讃美歌は休み時間にも
歌ってたし、今でも大好き!
大講堂は昼間に窓から緑が透けて、緑に囲まれた空間になるのもきれいなんだよね。

小坂さん
かえで祭

楓祭(文化祭)

10月の行事なのに、合唱部は4月からこの日のために練習するんだよね。
受験生の時にも見に来て、別世界だって思ったなぁ。

10月の行事なのに、合唱部は4月からこの日のために練習するんだよね。
受験生の時にも見に来て、別世界だって思ったなぁ。

佐藤さん

私はずっと実行委員だった。音楽も盛りだくさんだし、装飾も夏休みから準備して、本番の出来上がりには感動したね。

私はずっと実行委員だった。音楽も盛りだくさんだし、装飾も夏休みから準備して、本番の出来上がりには感動したね。

小坂さん

野尻キャンプ先生からはコレがオススメ!

野尻なくしては英和を語ることはできません。中3から高3までが自由に参加できるこのキャンプには、卒業生もリーダー役で駆けつけ、学年を超えた友情や自主性を育みます。

飯川先生

2017年度イベント日程

プログラム 日時 備考
オープンスクール 7月1日(土) 9:30~12:30 体験学習のみ予約制
学校説明会 9月9日(土) 10:00~11:30 予約不要 ※6年生対象
学校説明会 9月9日(土) 13:30~15:00 予約不要 ※5年生以下対象
学校説明会 11月11日(土) 13:30~15:00 予約不要 ※全学年対象
楓祭(文化祭) 10月20日(金)・21日(土) 9:00~15:30 ※6年生対象
入試問題説明会 11月25日(土) 9:00~11:00 予約不要 ※6年生対象
クリスマス音楽会 12月9日(土) 13:00~14:15・15:00~16:15 学校説明会でアンケートにお答えいただいた方に案内状を送付
ミニ学校説明会 12月26日(火) 10:00~11:00 ※6年生対象

編集部から見たポイント

どんな質問をしても幸せそうに即答してくれた2人からは、とにかく学校が大好きだったことがひしひしと伝わってきました。小坂さんは、「高3のときには学校に来ることが受験勉強のストレス発散になっていた」と話すほど。2人にとってこの先も、英和が「帰ってくる場所」であり続けるのでしょうね。
佐藤さんのメッセージにもあるように、受験生にとって「憧れ」の気持ちは大きな支えになるはずです。ぜひ、お子さまと一緒に、学校説明会などのイベントに足を運んでみてはいかがでしょうか?

企画・編集:インターエデュ・ドットコム
提供・取材協力:東洋英和女学院中学部・高等部