女子生徒の個性と可能性を花開かせる家族的な信頼関係

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先端的な教育改革を行い、毎年、国公立大学や私立難関大学への合格実績が年々上がっている瀧野川女子学園中学高等学校(以下、瀧野川女子)。見事に目標の大学に進学した卒業生の声から、瀧野川女子の女子校の強みを活かした学習面にフォーカスを当ててご紹介します。

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瀧野川の教育だけで英検準1級に合格しました

国際教養大学国際教養学部合格 Sさん

国際教養大学国際教養学部合格 Sさん
平成28年度埼玉県・クイーンズランド州スカラシップ「高校生短期留学プログラム」にて埼玉親善大使として選出された際の様子。

私は留学もせず、英会話スクールにも通わなかったのですが、学校の中で積極的に英語を使うことで英語力を楽しく伸ばすことができ、英検準1級を取得して国際教養大学に合格することができました。
通常の授業のほか、ALTの先生が放課後に留学や英語のスキルアップを考えている人のために開いてくれるクラスでは、学年関係なく、英語が好きでもっと力をつけたいという共通の目標を持った仲間と出会うことができました。お互いに刺激を受け努力していくうちに、授業の中身はより濃くなり、英語力も伸びました。
授業の中身はディベートやスピーチの仕方、ネイティブならでは言い回しなど、普段の授業では学べないようなことばかりです。

指導担当に聞いたココがポイント!
少人数教育ならではの「話す」「書く」のアウトプットを重視した授業で、実際に使える英語を身につけていきます。週1回の英会話の授業では、1クラス15名ほどの少人数で話す機会を増やし、6名のネイティブの先生には授業以外でもいつでも話しかけられます。放課後の英会話講座も人気です。

担任からのメッセージ

Sさんはいろんなことに興味関心があり、常に知識の幅を広げるべく学習していました。それゆえに進路選択では大いに悩んだこともありましたが、グローバルな視野と語学力を本校で培った彼女にとって、最高の進路を実現できたと思っております。HR委員長として常にクラス・学年を牽引したリーダーシップで、大きな世界を引っ張っていってくれると期待しています。

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気負うことなく受験勉強に励むことのできるアットホームな環境です

筑波大学情報学群 情報メディア創成学類合格 Hさん

筑波大学情報学群 情報メディア創成学類合格 Hさん

瀧野川女子では、自分が本当にやりたいことを見つけること、そしてそれを実現させることを全力でサポートしてくれます。各教科の授業担当の先生に相談をしたり、自分の苦手科目や授業で扱っていない科目の講習も開講され、焦らず全ての教科を学習して万全な状態で試験に挑むことができました。
瀧野川女子の最大の良さは、気負うことなく受験勉強に励むことのできるアットホームな環境です。人と人との距離が近く、先生や友達とお話をするのがとても楽しく安心します。学校がなかったら受験を乗り越えられなかったと言っても過言ではないほど、私にとって瀧野川女子はとても安心感のある場所となっていました。いつでも勉強の相談をしやすい環境があり、iPad Proで状況共有しながら、入試期間のみならず合格発表のギリギリまで先生方に助けていただきました。
この学校の空気が自分によく合っていたからこそ第一志望校に合格できたと思います。

指導担当に聞いたココがポイント!
女子生徒の個性と可能性を花開かせるのは、家族的な信頼関係です。単に勉強をするだけではなく、先生と生徒の距離が近く、「一つの家族のような学校」なので、より勉強の質問がしやすくなるだけではなく、受験期のメンタル面も支えられました。

担任からのメッセージ

Hさんの長所は、今の自分に何が必要なのかを自身でしっかり理解しているところでした。だからこそ、本人からの求めに柔軟に対応し、自分のペースで学習できるよう務めました。彼女はそれをアットホームととらえ、大きく成長してくれました。吹奏楽部の部長としても活躍したHさん。様々な世界や分野を情報メディアで繋ぎ、Hさんによって創り出される新しい価値を待望してます。

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勉強する上で恵まれた環境だと実感しました

東京外国語大学国際社会学部合格 Yさん

東京外国語大学国際社会学部合格 Yさん

分からないことは遠慮せずに質問に行けるので、勉強する上で恵まれた環境だと実感しました。英語に関しては、ネイティヴの先生方が多いので、身近に英語に触れる機会が多いと思います。語学研修プログラムも充実しており、私も姉妹校での研修への参加を機に、英語を学ぶ意欲が増しました。合格した大学には英語のリスニング試験があったのですが、音声が明瞭でなかったり、放送が一度しか流れなかったりと、実生活で使うリアルな英語に近いものだったので、瀧野川女子での実践的な勉強が役に立ったなと思います。
先生方は、勉強以外のことも親身になってくださり、受験勉強中は良い結果を出せない時でも、最後まで応援してくださった励ましが原動力になりました。

指導担当に聞いたココがポイント!
国内で「英国留学」できるブリティッシュヒルズでの語学研修があり、もっと英語に挑戦したい人には、米国姉妹校での2週間の研修や1年の正規留学、春休みのカナダ語学学校留学が用意されています。さらには、ハワイ諸島修学旅行での異文化体験と国際交流プログラムが待っています。

担任からのメッセージ

Yさんは比較的早い段階で希望進路を確定し、その実現に向けて地道な努力を重ねていました。ストイックな姿勢の一方で、自信を持てずに悩むこともあったようです。担任として常にポジティブかつ論理的に応援することを心がけました。国立大の後期試験まで駆け抜けることができたのは陸上部で鍛えた体力があったからこそ。これからは自信を持って国際社会を駆け巡ってください。

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中学でしっかりとした土台を作っていただきました

首都大学東京法学部 法律学コース合格 Sさん

首都大学東京法学部 法律学コース合格 Sさん

瀧野川女子では、授業中に一人ひとりが発言する機会が多くあります。例えば日本史の授業では、一人ずつ当てるという授業方式だったので、程よい緊張感があり、受け身ではなく自分から発言していくことで、しっかりとした暗記ができたと思います。また、英語も毎回暗唱テストがあり、単語や文法などを効率よく覚えていくことができました。このようにしっかりとした土台を作っていただいたおかげで、応用や発展に進んで勉強が難しくなってもついていくことができました。放課後には、大学入試を意識した特別講師の授業があり、丁寧に添削していただいたことが入試本番で役に立ちました。

指導担当に聞いたココがポイント!
一人ひとりが自発的に授業参加し、考え、発言し、書いていきます。こういった全員参加型の学びを積み重ねていくことが、着実に学力を高める結果につながっています。

担任からのメッセージ

Sさんは本校の中学過程でしっかりとした基礎を作っており、高校課程においても非常にバランスよく学習に取り組むことができていました。素直で屈託のない彼女の長所を活かしながら、しっかり“実力”を養えたと思っております。創造性教育の代表発表の際、笑顔で自分の世界観をプレゼンする姿も印象的でした。今後は法学部で学び社会に発信する姿を楽しみにしています。

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編集者から見たポイント

国公立大学に進学した今回の四名のほか、私立難関大学や有名女子大学への実績がある瀧野川女子。どの卒業生にも共通する言葉は、「家族のような学校」で、「それぞれに合った指導で個性と能力を引き出している」ということでした。ファシリテーション型の教育とは、一人ひとり異なる生徒に合わせて先生方が先回りして滑走路を用意するような指導法とうかがいました。今回お話をうかがって、なぜこれだけ個性的で多様な生徒が育つのかが分かったように思います。

学校説明会・イベント日程

イベント 日程
中学校 学校説明会・個別相談会 6月16(土) 13:30~
中学校 夜の学校説明会・個別相談会 6月29日(金) 19:00~
中学校 学校説明会・個別説明会 7月7日(土) 13:30~
中学校 体験入学 7月28日(土) 9:00~
中学校 入試チャレンジ(2科)&解説会 9月15日(土) 13:30~
あかつき祭(学園祭) 9月22日(土)・23日(日) 9:00~

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