インターエデュに心強い仲間が加わります。
東京大学大学院在籍中のタレント木村美紀さん。受験に関連するさまざまなテーマについて、ご自身の体験を連載していただきます。
木村さんは、中学入試、東大入試、そして大学院入試まで数々の受験を勝ち抜いてきました。時にはスランプも経験されたそうです。受験勉強のやり方、受験を支えてくれたお母様のこと、入試当日のことなど、合格に必要不可欠な情報は、きっと皆様のお役に立つはず。
第1回目は木村さんのプロフィールについてお聞きしました。
本日は、宜しくお願いします。
木村美紀です。宜しくお願い致します。
木村さんは、中学受験をご経験されていらっしゃるのですね?
はい。中学受験をして、中高一貫へ入学をしました。
高校を卒業後、東京大学へ進学されました。
東京大学の理IIへ進学し、今は東大の大学院に在籍しています。
大学院生の傍ら、テレビなどでも活躍されていますね。
『たけしのコマ大数学科』や『熱血!平成教育学院』、『英語でしゃべらナイト』など、教養系の番組に出演させていただいております。受験関連ではドラマ『ドラゴン桜』の監修を行いました。最近は、『ストップウォッチ勉強法』(ワニブックス)という本を受験生向けに書きました。
中学受験をされた経緯をお聞かせください。
意中の学校に文化祭があることを知って、友達と一緒に行きました。文化祭へ行って、すごく私にとって魅力的な学校に思えたんです。「中学・高校の6年間をここで過ごしたい!」と思い、自分から親に「受験したい」と言いました。
ということは、受験はご自身からのご希望だったのですね。木村さんのご両親は、受験を決めた時はどうでしたか?
特に、母はすごく私を支えてくれました。とても感謝しています。母親は私にとって一心同体のような存在で、母がいたから受験も乗り越えることができました。私以上にいろんなことを母が調べてくれたりして…。でも、母に「勉強しなさい」と言われたことは、一度もないんです。母がどう私を支えてくれたか、詳しいお話は、今後、連載していく中で、ご紹介していきたいと思います。
「勉強しなさい」と言われたことがないお母様の教育方法は、とても気になりますね…。木村さんは、小学校の低学年から勉強がお好きだったのですか?
小さいころは、泥んこ遊びやゲーム、テレビが大好きでした。読書は、シャーロックホームズなどの推理ものが好きでした。でも、今、振り返れば、母親がうまく勉強することを楽しくする工夫をしてくれていたなと思います。