インターエデュに心強い仲間が加わります。
東京大学大学院在籍中のタレント木村美紀さん。受験に関連するさまざまなテーマについて、ご自身の体験を連載していただきます。
木村さんは、中学入試、東大入試、そして大学院入試まで数々の受験を勝ち抜いてきました。時にはスランプも経験されたそうです。受験勉強のやり方、受験を支えてくれたお母様のこと、入試当日のことなど、合格に必要不可欠な情報は、きっと皆様のお役に立つはず。
第3回目は「受験対策のはじめの一歩」についてお聞きしました。
私の部屋の机にずっと飾ってあったのは、一枚の写真。志望校の校門前で、万歳をしている写真。シルバーの額縁に入れて立ててある。額縁の中には、「絶対合格!」と太いマジックで手書きした紙がはさんである。これを見るたびに、この学校に行きたい!という強い想いが高ぶり、モチベーションがアップする。自分の原点を思い出すお守り。
机に写真を飾るというのは、私にとって受験モードに切り替わった一つの証でした。本格的に中学受験を意識し始めたのは、学校の文化祭に行って、志望校を決めた高学年の時。この学校に通いたいと夢見る気持ちが、受験の原動力になるから、受験の最初の一歩は、学校に惚れる気持ちでした。
まず目標つまり志望校を具体的にすること。イメージがリアルなものになればなるほど、現実と理想のギャップが埋まっていく気がします。
そして、勉強を好きになること。小学生の頃は、ぐんぐん吸収できるから、興味を持つのが一番の近道かもしれない。