読めば意識がガラリと変わる!「マンガでわかる 東大勉強法」

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「中学生になったわが子の勉強に対するやる気のなさをどうにかしたい…」「もうすぐ高校3年生になるというのに成績がイマイチ振るわない…」。
中学生・高校生のわが子の勉強への姿勢や成績についてこのような悩みを抱えている人は多いでしょう。
親としてなんとかわが子の勉強へのやる気を奮い立たせたいと思っても、何かと難しい時期でもある中学生や高校生。こうしろ、ああしろと口出ししたり、勉強をつきっきりでサポートすることはもはや不可能でしょう。

そこで試してみてほしいのが、「マンガでわかる 東大勉強法」という漫画をわが子の机にポンと置いておくという方法です。

著者は偏差値35から東大を目指して2浪の末に見事東大合格を果たしたという西岡壱誠さん。現在も教育関係をはじめさまざまな方面で活躍を見せている西岡さんが語る力強い言葉の数々はきっと中高生の心に響くことでしょう。

目標は東大(てっぺん)以外ありえない!

小学生までは「サッカー選手になりたい」「宇宙飛行士になりたい」などと恥ずかし気もなく豪語していた子どもたちも、中学生や高校生にもなるとそのような荒唐無稽ともいえる夢を口にすることはなくなります。このことについて「現実を見ることができるようになったんだね」「大人になったんだね」と評する人もいるかもしれません。

しかし、西岡さんはこのことを「なれま線」に閉じ込められている状態であり、この「なれま線」を飛び越えなければ一生後悔すると語っています。

では、「なれま線」を飛び越えるために何をすべきか。
それは、「東大に行く!」と口に出し、目標を東大に立てること。

自分自身で目標を高く設定すれば、その目標に向かって能動的に頑張るこができるようになり、自ずと東大が70年間求め続けている「思考力」を持つ人間、すなわち、将来成功を収められる人間になれるというのが西岡さんの持論です。

たしかに、「東大なんて自分には無理」と最初から諦め、手近なところに目標とは呼べないような目標をとりあえず定めてみても、能動的に努力し続けなければその目標にすら届かなくなり、ますます低きに流れていってしまいます。また、「このくらいでいいや」などと現状に甘んじていれば、自分の頭をフル回転させることなどしなくなってしまい、思考力が伸びることはなくなってしまうでしょう。こうなってしまえば、将来大きな成功を収める可能性は間違いなくゼロになってしまいます。
「なれま線」を飛び越えて目標を東大に定め、目標に向かって能動的に努力することは、今後の人生において成功を収めるための重要なステップとなり得るのです。

西岡さんは「マンガでわかる 東大勉強法」を通して東大に合格するためのアドバイスしているのではありません。東大に合格しようがしまいが、いつの日か人生において大きな成功を収めるための「意識」の持ち方を示してくれているのです。

もちろん、東大合格のための役立つスキルも満載

目標を東大(てっぺん)に定めて能動的に努力し続ける「意識」を持つことの重要性を徹頭徹尾説いている「マンガでわかる 東大勉強法」ですが、東大合格を本気で目指す人たちのために必要なスキルについても多数紹介されています。その一部を見てみましょう。

・後で「アウトプット」するつもりで授業を「インプット」する
・国語力を高めて自分の言葉で短く言い換える「要約力」を鍛える
・授業や読書ではキーワードをピックアップすることを心がける
・少しでも興味のある分野からとにかく手をつける
・自分に合うベストな方法を見つけるためにはPDCAサイクルの「Do」からスタートする
・PDCAサイクルの「Check」を徹底するために具体的な数値目標を設定する
・「スケジュールは崩れるもの」という前提で計画を立てる

これらのスキルの中でも私が「なるほど」と思わず口に出して感心してしまったのが「スケジュールは崩れるもの」という前提で計画を立てるという「東大式学習計画の立て方」です。

学習計画を立てることの重要性については多くの人が知っていることでしょう。公立中学校でありながら型破りな教育改革で子どもたちの学力をぐんぐん伸ばしているという千代田区立麹町中学校でも、子どもたちに自ら学習計画を立てさせるためにスケジュール帳が配られています。そのため、子どもたちに学習計画を立てさせているという親御さんは多いと思います。

しかし、実際のところ、立てた計画通りに勉強を進めることができているという子は少ないのではないでしょうか。そして、計画通りにできないということで挫折を味わい、勉強が嫌になってしまったという子もたくさんいるのではないでしょうか。

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西岡さんはこの計画倒れによる負の連鎖を断ち切るための画期的な方法を紹介してくれています。それこそが「スケジュールは崩れるもの」という前提で1週間のうち1日だけ、あえて空白の日を設ける「東大式学習計画の立て方」なのです。1週間のノルマを決め、6日間のそれぞれの目標勉強時間を設定し、1日は予備日として空白にしておきます。予備日を設けることで心に余裕が生まれるだけでなく、残ってしまった計画を片付けることもできるようになります。結果、計画を達成するという成功体験を何度も積み重ねていけるようになり、自信を持って邁進することができるようになるのです。

「マンガでわかる 東大勉強法」には、他にも中高生が陥りがちな勉強に関する過ちを回避するためのスキルが多数紹介されています。また、各教科の勉強方法も具体的に示してくれています。大学受験が間近に迫る高校生はもちろんのこと、中学生になったばかりの子どもたちも目から鱗が落ちる思いがすることでしょう。

独り占めはNG!仲間と学びあえる者だけが東大に合格できる

「マンガでわかる 東大勉強法」の最終章のタイトルは「いいヤツになれ!」です。このタイトルを見て頭に疑問符を浮かべる人は多いでしょう。

西岡さんはわかったことを独り占めせず、わからなくて悩んでいる仲間にわかったことを教えてあげられるような度量の広さ持ち、逆にわからないことがあれば仲間から教わる謙虚さを持つことが東大合格のための必須条件だと語っています。

このことがなぜ合格につながるのか、さっぱりわからないという人もいるでしょう。西岡さん自身も謎だとおっしゃっています。しかし、西岡さんは自分なりの言葉で仲間と学び合うことの効能を丁寧に説いており、そしてそれはなぜかストンと腑に落ちてしまいます。

2020年以降、大学受験は大きく変わります。しかし、東大合格を目指してひたむきに努力し、仲間と謙虚に学び合うことができれば、それにも対応できる力を手に入れられると西岡さんは述べています。

このことを親が一生懸命説いたとしても、きっと子どもは耳を傾けてくれないでしょう。しかし、十代最後の貴重な時間を東大受験に捧げて見事東大合格を果たし、現在も多方面で成功を収めている西岡さんの言葉であれば、子どもの心を強く揺さぶることができるはずです。

わが子の勉強への意識を変えたいという人は「マンガでわかる 東大勉強法」をわが子の机の上に1冊、ポンと置いてみてください。ページをめくるごとにわが子の表情と意識が変わっていくことに気づくでしょう。

書影

マンガでわかる 東大勉強法
西岡壱誠著、幻冬舎刊、1300円+税
累計26万部突破のベストセラー『東大読書』の著者最新作!

目標は東大(てっぺん)に立てろ!
偏差値35から東大合格。本気で勉強を楽しめば、人生が大逆転する! やる気の継続、目標・計画の立て方、アウトプット術、科目別攻略法……
人気受験マンガ『ドラゴン桜2』の総合プロデューサー、勉強系Webマガジン「Study-Z」の編集長を務める著者が自身の経験と100名以上の東大生への取材をもとにたどり着いた、一生使える実践メソッドを公開。

【もくじ】
Chapter1 目標は東大(てっぺん)に立てろ!
Chapter2 「要約」が最高の勉強法
Chapter3 考えるよりも動け!
Chapter4 東大式 学習計画の立て方
Chapter5 科目別攻略ガイド
Chapter6 いいヤツになれ!
巻末付録 現役東大生が答える受験Q&A