転塾の経験は?転塾を検討したことは?:エデュママアンケート第104回

エデュママアンケート
2015年6月12日

第104回 受験生の3人にひとり以上が転塾の経験アリ!

inter-edu’s eye
“今の塾で大丈夫かしら?”は、受験生を持つエデュママの悩みのひとつ。「転塾経験」アンケートを実施。「転塾を検討したことがある」も選択肢に加えてみたところ、こんな結果に。

「塾を替えようか」と思った人は60%以上

塾の不満アンケートグラフ

まず「転塾したことがある」が39%で3人にひとり以上の割合。これに「転塾を検討したことはあるがしなかった」23%を加えると、62%の人が“塾を変えたほうがいいのでは?”と思案し、そのうちの半数以上が実際に塾を変えたという結果です。反対に「転塾を考えたことがない」、つまり最初に決めた塾に通い続けたという方が38%。

結果からみて、お子さまを塾に通わせている親御さんの半数以上は、塾通いになんらかの疑問や不満を感じた経験があるといって言っていいでしょう。塾側から見れば、半数以上の生徒がやめる可能性があるというわけで、塾経営の難しさも想像されます。

転塾した、あるいは転塾しなかった理由についても伺ってみました。以下のようなコメントが寄せられました。

◆子どもがどうしてもスポーツを続けたいと言うので、両立できる塾に替えた
◆宿題が多く、授業にもついていけていなかったので、転塾した。
◆実際に通わせてみると遠すぎたので、近くの塾にうつった
◆最初聞いた指導方針と違っていたので転塾を考えたが、子どもが反対したのでやめた
◆転塾は子どもへの負担が大きいのでしない方針だったが、他塾の日曜特訓のことを聞いたときは正直悩んだ。でも結局しなかった。

負担が大きい転塾、慎重に賢明に決断を

アンケート回答者も書いておられるように、転塾はお子さまへの負担が大きいもの。ですから、エデュまがの監修者、西村則康先生は、転塾が脳裏をよぎったときには、必ず“なぜ今の塾ではダメなのか? 他の塾に移ることで何が変わるのかを家庭でよく話し合いましょう”とおっしゃいます。

成績が思うように上がらないと、つい塾がよくないのでは?と思ってしまいがちですが、成績低迷の原因は必ずしも塾にあるとは限りません。“塾は受験のために利用する『ツール』にすぎません。もっと大切なことは、お子さまの勉強に対する姿勢や、親御さんのサポートです。(エデュまが2015年1月21日号)”として、西村先生は、勉強の姿勢チェック法や親のサポート法についてもエデュまがでアドバイスしておられます。

もちろん通塾していると、講師の先生や他の生徒との関係など、成績以外の問題が起きることもあります。そういうとき、お子さまはいくら賢くても小学生、親御さんの賢明にして慎重な判断が必要になってきます。“塾は通わせることより、使い方が大切”と考えて、お子さまを守ってあげてください。

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