「母の日」の新提案! 考え方、過ごし方!
inter-edu’s eye
「母の日」は世界中で行われ、日本でも赤いカーネーションを送り、母に感謝する日として定着していますが、みなさまはどのように過ごしましたか? 最近では、その形も多様化し、捉え方もさまざまなようですね。
そこで、今回は「母の日」の現状を調査し、新しい「母の日」の形を考えてみました。
中学受験生のお母さまは、「母の日」どころではない?
母の日にしてもらうと嬉しいことを1つお選びください。
「特に何も期待していない」が19%、「メッセージ・手紙」が13.9%、「花束」が12.7%、「家族だんらん」が同じく12.7%という結果になりました。
「期待していない」が若干多いので、エデュママは「母の日」に対して少しネガティブな印象なのでしょうか。
そこで、日比谷花壇が運営する母の日ポータルサイト「母の日コム」のアンケート結果と比較してみました。
質問項目は若干異なりますが、「特に期待していない」を比較すると、インターエデュのアンケート結果の方が、多くの割合を占めています。
中学受験期のお母さまであれば、母の日は何もなくていい、子どもには勉強に集中してほしいという気持ちがあるのかもしれません。実際掲示板に、「カーネーションよりテストの点が欲しいです(笑)」という投稿もありました。
また、中高生、大学生のお母さまであれば、思春期の子どもの態度から、期待できないと若干諦めの気持ちもあるでしょう。
そうはいっても、気持ちのどこかに、何らかの反応が欲しい…という思いがあるのではないでしょうか。
「母の日」は自分本位でポジティブに!
では、どのように考えたら、楽しい気分で過ごせる日になるのでしょうか。
掲示板に、「母の日」に関する投稿がありました。
※掲示板からの引用文は、一部の編集をのぞき、原文を尊重して、そのまま掲載しています。
【4102633】母の日、完全スルー【投稿者:ぐすん さん】
2人の子どもがいる専業主婦です。
昨日は母の日だったわけですが、今年もまた、感謝の言葉もなく終わりました。
プレゼントとかは要らないけど、「今日は母の日だから、ご飯食べに行こうよ」とか、 せめて「ありがとね!」の一言くらい、 あってもいいのではないかと、悲しくなりました。
二人とも、外では十分周りに気をつかえるタイプですが、 家の中では、家族をいたわる気持ちとか親への感謝の気持ちとか 全く欠如している感じです。
育て方が間違っていたんですかね…。みなさんは、どんな母の日を過ごされましたか?(一部抜粋)
この投稿に対する、「なるほど!」と思える前向きな返信をご紹介します。
母であることの喜びを感謝する日に!
【 悟り さんからの返信】
去年頃までは、FBにアップされる友達親子の様子に凹んでましたけど。
人さまと比べちゃいけない。元気で、楽しく通学し、お弁当残さず食べ、とりあえず反抗期もほどほどに母と会話してくれる息子に感謝する日にしました。
【 あんこ さんからの返信】
たしかに一言くらい感謝の言葉もほしいですけどね…(笑)
お母さんに感謝するときってたぶんもう少し大人になってからですよね、私も親の有難みを感じたのは社会人になって実家を出てからです。
だから、今は子どもが毎日元気に楽しく暮らしてくれていることを最高のプレゼントとするのはダメでしょうか?
このように考えることで、自然と笑顔になれる自分がいるのではないでしょうか。
自分からアピールするのも一つの手
【 分かるわ~ さんからの返信】
お気持ち、分かりますよ。感謝して欲しくて、子どもを育てている訳ではないですが、一年にたった一言「いつも、ありがとね」くらい望んでもバチはあたりませんよね。
私は昨年スルーされたので、今年はアピールしちゃいました。年長の娘には「何がほしい?」と聞かれたので、ぎゅっとしてとお願いしたら「お母さん、大好き」と抱き締めてくれました。
中2の息子には「あなたも、カモン!」と手を広げ抱きつこうとしたら、「それは、ムリ」と笑いながら肩を揉んでくれました。
クレクレしちゃいましたけど、悲しくなるほど落ち込んでしまうなら、来年は明るくおねだりしちゃっては?
【 どんぐりこ さんからの返信】
中3の娘に、昨年はお昼ごはんを作って~と。私がありがとうと言うので、娘も恥ずかしそうに「こちらこそ、いつもありがとう」と言ってくれます。
言われなくてもやってほしいというのは、私には贅沢な気がするのでしてもらいたい事はこちらからリクエストしてます。
子どもが思春期ともなると照れくさい気持ちがでてくるので、自分から甘えるのもいいアイデアです。 そのやり取りが、いい思い出になりそうですね。
してもらうことを期待せず、その日の自分はどうありたいかを考え、子どもと明るくコミュニケーションをとることが母の日「新提案」です!
子育ては困難の連続、思い通りにいかない、親の気持ち子知らずで気持ちが滅入るときもあるでしょう。
今年の「母の日」、そんな思いがあってネガティブな気持ちで過ごされた方は、ぜひ頑張っている自分へのご褒美をあげ、改めて自分のための「母の日」の時間を作ってみてはいかがでしょうか。
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