中学受験、習い事との両立はできる?

中学受験が始まると、習い事をどうするかが悩みの種になります。「せっかく楽しんでやっていることをやめさせたくはない…でも、時間は限られているし、両方が半端になってしまいそうで…」という声をよく聞きます。
そこで、中学受験と習い事との両立に関するアンケート結果と、習い事を続けたご家庭の声、専門家のアドバイスを踏まえ、納得のいく両立をするためのヒントをお伝えします。

中学受験と習い事の両立は難しいの?

通塾回数は塾によって異なりますが、大手塾の四教科コースに通う場合、小学4年生は週2~3日、小学5年生と小学6年生では週3~5日の授業があるのが一般的です。
その他にも、季節講習や模試などもあり、思ったより忙しいと感じることでしょう。

中学受験は、5年生から授業の内容が濃くなり、量が増えます。さらに、6年生では、受験に向けて土日の特訓や模試の回数も多くなり、学校説明会でも時間を取られ、中学受験だけで手一杯に。中学受験の勉強と習い事とを両立するのは大変難しいように思われます。

しかし、習い事を続けることで身につけられる力もあるでしょう。また、その力は、お子さまの将来の可能性を開くきっかけにもなるかもしれません。

できるなら、中学受験のためにいきなり習い事をやめるのではなく、調整しながら両立できる方法を探りたいものです。

中学受験のために、習い事をやめた、調整した時期は?

インターエデュでは、中学受験のためにお子さまの習い事を整理した学年についてアンケート調査を実施しました。(回答数: 1848)

習い事をやめた・整理した時期

その結果、
「4年生ですべてやめた/一部を整理」が合計23%、
「5年生ですべてやめた/一部を整理」が合計24%、
「6年生ですべてやめた/一部を整理」が合計25%と、
やめた、または整理した学年にあまり違いがないことがわかりました。

また、「状況に応じて整理」「すべて続けた」という方も、28%とかなりいることも合わせて、習い事をどこまで継続するかは、ご家庭によりさまざまであることがわかりました。