御三家合格秘話

合格の秘訣は親子の努力と戦略? 女子学院合格秘話

inter-edu’s eye
第14回では、桜蔭、雙葉と並ぶ女子御三家のひとつ、女子学院中学校に合格した親子にインタビュー。苦手科目の克服方法や、おすすめの勉強方法など色々うかがいました。

兄の影響で中学受験を決意

夏期講習前にクラスが下がってしまったことも…

女子学院親子正面
【J親子 プロフィール】
・女子学院中学校合格
・インタビュー回答:お母さま・Jさん
・入学後は英語の勉強をとくに頑張りたいとのです。
・受験ドクターでは算数を受講

エデュ:はじめに中学受験を決めたきっかけを教えてください。

Jさん:漠然とですが、意識し始めたのは小学校1年生の頃です。6歳離れている兄が中学受験をする姿を見て、私も受験するのかなと思っていました。塾に通い始めたのは、小学校4年生で、女子学院を受験しようと決めたのは小学校5年生の最初です。

エデュ:なぜ女子学院を受験しようと思ったのですか?

Jさん:4~5校文化祭を母と見に行って、一番私に合うなと思ったからです。

エデュ:塾はどちらに通われていたのでしょうか?

お母さま:SAPIXです。他にも候補はあったのですが、兄の影響か、娘はどうしてもSAPIXに通いたいという意志があったので通わせていました。

エデュ:女子学院となると最難関。勉強も相当されたと思いますが、中学受験期一番つらかったことは何でしょうか?

Jさん:6年生の夏期講習の前にクラスが落ちてしまったことです。6年生で塾の日数が増えて、他の習い事もしていたので復習に手が回らなくなってしまって…。母からも「もう受験を辞める?」とか「女子学院ではなく、他の学校の受験を考えたら?」とか言われて。でも私自身は「絶対、女子学院に受かってみせる!」という気持ちで、家で母と猛勉強して、8月末の組み分けテストで、元のクラスに戻ることができました。

エデュ:お母さまの声掛けは「厳しさ」からのものでしょうか?

お母さま:私としては「やさしさ」ですね。落ちるぐらいならやめなさいではなく、こんなに苦しんで、パニックになって自分を見失ってしまうのではなく、冷静になってほしいと思っての声掛けでした。娘が女子学院を受けたいという思いは、自分も受け止めていたのですが、他の学校もあるし、受験がすべてじゃないんだよということに気づいてほしかったのが本音です。

得意なはずの算数で点数がとれない時期が

真面目さゆえの落とし穴とは?

女子学院親子2

エデュ:苦手科目と得意科目を教えてください。

Jさん:苦手科目は国語です。説明文はできるのですが、物語文はできる時とそうでない時があって…。女子学院は説明文があるので、そこと、漢字などの知識系でしっかり点数を取れるように対策しました。得意科目は算数ですが、一時期スランプになってしまった時期がありました。

エデュ:一体何があったのでしょうか?

お母さま:5年生の終わりから、6年生前半の最初に成績が伸びなくなってしまって…。娘も算数が好きだし、難しい問題もできるのにテストになるとできない、そんな状態でした。先ほどお話ししたクラスが上がった時でも、算数の成績は上がらず、模試では苦手科目の国語で点数が取れる。4教科どれができるか分からないような状態でした。そんな中で自信を持って受験で勝負できる教科をどれにするか、娘と相談すると「やっぱり算数だよね」という結論になり、いろいろ考えた結果「受験ドクター」に相談してみよう!ということに決めました。

エデュ:印象はいかがでしたか?

お母さま:最初に学習相談をして、タイプ診断、そしてタイプごとのつまずくところなどを話してくれました。女子学院の受験対策もストレートに話してくださったのを聞いて、ここにしようと思って通うことにしました。

エデュ:実際に授業を受けてみてどうでしたか?

Jさん:SAPIXでは教えてくれなかった、違う見方や解き方をていねいに説明してくれてすごく分かりやすかったです。

お母さま:家で私が算数を見ていても気づかなかったことを観察してもらい、つまずいている可能性をこれかもしれない、あれかもしれないとつぶしてもらっていきました。そうすることであることに気づきました。

エデュ:何に気づいたのでしょうか?

お母さま:算数ができる子って、パッと見てこれはこうすれば簡単に解けるなとひらめくのですが、娘は真面目さゆえに細かく計算をしていました。ここに受験ドクターの先生が気づき、こうすれば簡単に解けるよと教えてもらいました。あとは問題を解く上でのプロセスです。その結果、算数の成績を安定させることができました。

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女子学院親子3

エデュ:何校受けましたか?

Jさん:浦和明の星女子中学校、豊島岡女子学園中学校です。

エデュ:長い受験勉強を経ての受験当日、お母さまとしてはどんなお気持ちでしたか?

お母さま:安心して、送り出すことができました。受験直前期から、自分で「今日はこれを、この順番でやっていこう」と、受験の日まで逆算して動く姿を見て、様子が変わったなと思いました。

エデュ:スイッチが入ったのですね。受験してみて手ごたえはいかがでしたか?

Jさん:緊張はありましたが、日頃勉強したことを、しっかり出すことができ、3校とも合格することができました。

エデュ:おめでとうございます。合格の秘訣はどのあたりにあったと思いますか?

Jさん:「基礎力」があったことだと思います。SAPIXの先生のアドバイスで、4年生の終わりから5年生の半ば、そして受験当日の1ヶ月前からは、朝に基礎的な勉強。そして平日に、塾の先生からここはやらなくてもいいよという所も時間の許す限り勉強していました。このおかげで基礎力が身についたと思っています。

あともう一つは、過去問を解くときに制限時間を短くして、「ここにはこれぐらい時間をかけて、これぐらいのスピードで解く」というのを意識していました。受験当日はできなかった科目もあったけど、算数・理科は時間配分通りにできました。

お母さま:もちろん娘の日頃の勉強に対しての努力の部分が大きいですが、「学校の問題に合うかどうかの分析」と「受験当日のコンディションを整えられたこと」が大きいと思います。実はホテルに泊まりながらの受験だったのですが、12月に事前に娘と下見に行き、空調や食事などをシミュレーションしました。やっぱり見慣れない場所で過ごすと落ち着かないと思うので、やってみて正解だと思いました。

エデュ:厳しい中学受験を乗り越えた娘さんに、これから期待していることはありますか?

お母さま:受験で身につけた習慣とか努力を財産として、より活かせるように、これからの時間を過ごしてほしいですね。

■取材協力

受験ドクター

SAPIX、日能研、四谷大塚、早稲田アカデミーなど大手有名塾の元講師による中学受験専門の個別指導塾、家庭教師センターを運営。2017年度、開成中学校の合格者数8名を記録。
プロ講師による無料の学習相談も随時受付中。


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