苦手科目ナシは思い込み?開成中学校合格秘話

inter-edu’s eye
第21回では、男子御三家最難関の開成中学校に合格した親⼦にインタビュー。苦手科目は特にないと言う息子さんに対して、お母さまから驚きの一言がありました。

最難関校の受験

開成・灘・聖光にも合格!

開成親子正面
【K親子 プロフィール】 ・開成中学校合格 ・インタビュー回答:お母さま・Kくん ・Kくんは将来医者になりたいという大きな夢を持っています。 ・受験ドクターでは国語・算数・理科を受講

エデュ:開成中学校への合格おめでとうございます! その他にも合格した学校を教えてください。

Kくん:灘中学校、聖光学院中学校も合格しました。

エデュ:すばらしい結果ですね。中学受験はいつ頃から考えていたのですか?

Kくん:母のすすめで4年生の秋頃からSAPIXに通い始めました。正直、受験するかは悩んでいましたが、5年生になった時に、本格的に中学受験することを決めました。

エデュ:お母さまはいかがでしょうか。

お母さま:元々は私立の小学校に通わせていたので内部進学も考えていたのですが、もっと上を目指させたいと思ったのが中学受験を決めたきっかけです。

エデュ:学校と塾の両立は大変ではありませんでしたか?

お母さま:私立の小学校ということもあってか、宿題が結構多くて。だから5年生になって、本人が本格的に受験すると決めたタイミングで、公立小学校に転校させました。これで内部進学もできなくなったので、途中で投げ出すことはできなくなりました。

エデュ:SAPIXを選ばれた理由は何でしょうか?

お母さま:家から近く通いやすかったことと、合格実績。あとは見学をした際に、雰囲気が息子に合うと思ったからです。

エデュ:開成中学校を受験しようと思ったきっかけを教えてください。

Kくん:SAPIXの友達が受けるので意識し始めたのがきっかけです。ただ正直、絶対に開成!と強い思いがあったわけではありません。でも、実際に学園祭に⾏ったときには良い学校だなとは思いました。

エデュ:お母さまはどのように感じていましたか?

お母さま:最初は灘中学校の方が息子には合っていそうだなと思ってたんです。本人も灘の問題の方が楽しいと言って解いていましたし。でも、開成の学校説明会に参加した際の、校長先生のお話が面白くて。個性を尊重してくれて、やりたいことをやらせてくれる学校だなと感じました。その後、校長先生が書かれた本を読んだところ共感できましたし、息子にも合っていると思いました。

テストの結果が悪くても褒め続けたお母さま

工夫したサポートに隠された想い

開成親子2

エデュ:得意科目を教えてください。

Kくん:社会です。一番好きな科目でもあったので、暗記も苦になりませんでした。他の勉強で疲れたら、社会の勉強をしていました。ある意味これが息抜きで、社会があるから他の勉強も頑張れたと思います。

エデュ:では、反対に苦手科目はどうでしょうか?

Kくん:苦手はとくにありませんでした。

エデュ:苦手がないというのは素晴らしいですね。

お母さま:実はこれには秘密があります。息子は苦手だと思うとやらなくなるタイプなので、たとえテストで点数が下がっても褒め続けていました。全部得意だと思いこませていたんです。

エデュ:ポジティブな声かけをされていたのですね。「勉強しなさい」などの声かけはしていましたか?

お母さま:息子は睡眠をしっかりとらないと頭が働かないタイプなので、早く寝かせてあげたくて「早くしなさい」とは言っていましたが、「あれをしなさい」など細かく言うことはありませんでした。 また、塾で出された宿題は全部こなさないと気が済まない息子のために、なるべく息子がやりやすいようにプリントを整理したり、ときにはプリントを隠したこともありました。その他にも途中で好きな社会を入れて集中力を切らさないようにするなど、工夫していました。受験直前期は朝型に変えるために、夜10時には寝かせて、朝6時30分から1時間勉強させていましたね。

エデュ:色々考えてサポートされていたのですね。受験勉強で一番きつかったことは何でしょうか?

Kくん:とくにこれがきつかったということはありません。ただ、あともう一年中学受験をしなさいと言われると正直したくないです。

お母さま:勉強のために、息子の趣味の時間を削らなければならなかったことです。小さいころから一つのことにハマると何時間でも集中するんです。息子にとっての楽しい時間を削らなければならないのは辛いなと感じていました。

一生ものの国語力を身につけさせたい

個別指導塾を選んだ理由

開成親子3

エデュ:開成に受かるためにやって良かったことは何でしょうか?

Kくん:やって良かったことではないかもしれませんが、塾の先生と出会えたことは良かったです。元々社会が好きだったのですが、SAPIXの社会の先生の授業が本当に面白くて、さらに好きになりました。

お母さま:国語の個別指導を受けたことです。私も最初の頃は国語を教えていたのですが、高学年になってくるとだんだん難しくなってきたので本人まかせになってしまって。そうすると、一人で解いて、答え合わせをして、間違えていても答えを写して終わりです。これって意味があるのかなと…。それだったら国語はプロの先生にマンツーマンで見てもらいたいなと思って、SAPIXと併用して個別指導を受けることを決めたんです。

エデュ:受験ドクターを選ばれたのはなぜでしょうか?

お母さま:体験授業を受けたのですが、息子が先生のことを気に入ったのがすぐに分かったからです。やっぱり個別指導は相性が一番大事だと思うので。 その結果6年生で国語は安定してきたんです。だから、もういいかなと思って、息子に「やめる?」と聞いてみたんですが、「楽しいからやめたくない」と一刀両断。通わせて本当に良かったと思っています。

エデュ:受験当日、お母さまからかけてもらって嬉しかった言葉はありましたか?

Kくん:「あなたは本番に強いタイプだから大丈夫!」と言われたのは嬉しかったし、心の支えにもなりました。

エデュ:一番身近にいたお母さまからのその一言は安心しますね。受験を振り返り失敗したなと思うところはありますか?

お母さま:中学受験をさせる親御さんなら一度は経験があると思いますが、成功談が書かれた本を読み、その通りにしようと、あれこれと手を出してしまったことです。読むと、「うちの息子もこうした方がいいのかしら」、「これをこの時期にやっていないけど大丈夫かしら」と不安になってしまって…。6年生の夏の終わりごろまではこんな感じでした。 このままじゃ私も疲弊してしまうと思い、息子の性格とも照らし合わせて、「この方法は息子には合いそうだな」と取捨選択するようにしていきました。もっと早く気づけていればもっと気楽に受験できたんじゃないか、と今になって思っています。

エデュ:それでは最後に、これから中学受験をするご家庭に向けてメッセージをお願いします。

Kくん:つらいこともたくさんあると思いますが、それを乗り越えた先に良い結果が待っていると思うので頑張ってください。

お母さま:他の方の成功談を聞くとついつい自分たちもやらなくちゃと思うかもしれません。でも、理想にとらわれるのではなく、自分の子どもの個性を見抜いて、一番合う受験スタイルを早く見つけることが、親にとっても子どもにとってもストレスのない受験になると思います。そして、それを信じてやった先に結果はついてきます。 息子は小学校だけでは会えなかった塾の友達や先生と出会い、勉強に対する考え方が変わりました。それは今後の人生にも役立つものだと確信しています。

■取材協力
受験ドクター 由緒正しいプロ講師による中学受験専⾨の個別指導塾(代々木校・自由が丘校・吉祥寺校・東京校・成城学園校・白金高輪校・横浜校・たまプラーザ校・南浦和校・目黒校)と家庭教師センターを運営。2018年度 開成中学校 10名、桜蔭中学校 9名と個別指導塾として高い合格実績を記録。 プロ講師による無料の学習相談も受付中。(http://www.chugakujuken.com)