医師のお父さまがマンツーマンで指導、結果は?駒場東邦合格秘話

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第34回では駒場東邦中学校に合格した親子にインタビュー。お父さまが仕事をしながら、マンツーマンで指導したその成果は? 苦手な科目が多かったなか、どんな勉強でどのように克服したのかなどをうか がってきました。

私立小学校から中学受験の道へ

家から近く雰囲気が良い駒場東邦を受験

麻布親子正面
【K親子 プロフィール】
・駒場東邦中学校合格
・インタビュー回答:お父さま・Kくん
・受験ドクターでは算数・国語・理科・社会を受講
・将来はお父さまと同じ医師になるのが目標。

エデュ:駒場東邦中学校への合格おめでとうございます。はじめに中学受験をしようと思ったきっかけを教えてください。

Kくん:私立小学校に通っていたのですが、その学校は中学校に上がれるのは女子のみ。男子は全員中学受験する小学校だったので、自然と意識はしてました。

エデュ:塾はいつからどちらに通われていたのでしょうか?

Kくん:4年生の7月頃からSAPIXに通っていました。

エデュ:なぜSAPIXを選ばれたのでしょうか?

お父さま:たくさん塾がある中でどこがいいのか分からなかったので、一番合格実績が高いSAPIXを選びました。

エデュ:確かに塾選びは悩みますね。駒場東邦中学校を受験しようと思ったきっかけは何でしょうか?

Kくん:5年生の終わりぐらいに参加した文化祭がきっかけです。道が分からなくなってしまったときに、在校生が声をかけてくれて、雰囲気が良さそうだと感じました。あとは家から近かったことも理由です。

エデュ:駒場東邦中学校を目指すことについてどのように感じていましたか?

お父さま:正直、親としては、「目指すのであれば1番を」ということで、開成中学校なども視野に入れていました。ただ実際に通うとなると、家から近い方が良いことと、息子が駒東を気に入り、駒東に入りたいというので本人の意志を尊重しました。

エデュ:実際に合格されて、これから学校生活を送ることになりますが、今後の目標はありますか?

Kくん:広いグラウンドがあるので部活を頑張りたいです。あと将来は父と同じ医師になりたいと思っているのでしっかりした学力を身につけたいです。

医師のお父さまが勉強を教えるも…

思うようにいかず個別指導塾へ

駒場東邦2

エデュ:当時の得意科目と苦手科目を教えてください。

Kくん:得意科目は理科。苦手科目は社会と国語です。算数もこの2科目ほどではないですが、計算ミスが多くて点数を落としていました…。

エデュ:それぞれどのように克服したのでしょうか?

Kくん:6年生の初め頃に、受験ドクターに通い始めてから、だんだんと安定した成績が取れるようになりました。

社会は暗記が苦手でした。とくに年号が覚えられませんでした。先生が僕のために、オリジナルの年号暗記プリントを作ってくれて、それを覚えてくることが宿題でした。それでも最初はなかなか覚えられなくて、授業の時に覚えてきたかどうかの確認をされるのですが、それもボロボロで…。それでも覚え方のコツを教えてくれたり、粘り強く教えてくださったので、自分でも頑張って覚えなければ!という意識になりました。そこから気が引き締まって、プリントを家で何枚もコピーして何度も書いたり、年号を埋めていく勉強をしたり、先生が覚えやすいように作ってくれた語呂合わせなども活用して徐々に克服して いきました。

国語は物語文はそこそこできるのですが、論説文が苦手で…。先生がすすめてくれた問題集を一緒に解き、分からない所を丁寧に教えてもらったことで克服できました。

算数は先生の「毎回、何度も線を引きなさい」、「分からない所は何度も読み直す」、「この問題は表とかグラフを書いて、知識を整理する」。こういったアドバイスのおかげでケアレスミスもだんだんと減ってきました。

エデュ:受験ドクターでは本当に細かく適切なアドバイスをもらえたということですね。なぜ受験ドクターに通わせようと思ったのでしょうか?

お父さま:6年生になって偏差値が落ちてきてしまって、このままではまずいと思ったからです。それで合格実績もよく、評判のよかった受験ドクターに通わせることにしました。それまでは、塾で習ったことが分からない場合は私が息子に直接教えることもあったのですが、わが子なのでつい熱が入ってしまい、喧嘩をしてしまうこともあって…。自分なりに受験関係の本をたくさん読んで、ある本に「親が子どもに教えてはいけない」と書いてあったのですが、そうは言っても放っておけなくて…。一応、全教科を教えていたのですが、自分自身が中学受験をしていないので、やり方が分からなかったというのが本音です。ただ、私なりに資料を作ったり、間違った問題を抜粋してノートを作ったり、暗記カードを作ったりしてできる限りのことはしていました。それでも最終的にはプロにお任せして良かったなと思っています。

エデュ:確かに何かしてあげたくなりますよね。実際にそういったサポートを受けKくんはどう感じていましたか?

Kくん:サポート自体は今思うと本当にありがたかったです。ただ、時々「もう中学受験やめたら?」と言われることがあって…。でも、本当にやめさせられたら嫌なので、「頑張って勉強しよう!」という気持ちになりました。

受験が終わって気づいたあること

親が子どもに対してできるサポートは?

駒場東邦3

エデュ:駒場東邦対策でこれをやっておいて良かったというものはありますか?

Kくん:基礎部分の定着やいままで習ったことの復習に力を入れたことです。受験ドクターの授業では5年生の頃に使っていた教材を持っていって曖昧な部分をしっかり勉強したことは良かったと思っています。

エデュ:お父さまから見て中学受験をさせて良かったことは何でしょうか?

お父さま:自分に合った勉強の仕方を見つけ出す経験ができたことだと思います。

エデュ:最後にこれから受験するご家庭に向けてアドバイスをお願いします。

Kくん:僕の場合は6年生の11月の判定テストの結果もいまいちで…。そこで12月から受験ドクターに通う回数を増やして、成績が伸びていきました。信じられないかもしれませんが、最後の1か月でまだまだ成績は伸びます。最後まで諦めないでほしいです。

お父さま:私もあまりできませんでしたが、感情的にならない方がいいと思います。親から見るとさぼっていると感じてしまうこともありますが、実は本人なりに一生懸命やっています。あとは小学生で自学自習をできる子はほとんどいないと思うので、可能な限り横で見てあげたり、勉強に集中できるように資料の整理をしてあげるといいと思います。

■取材協力
受験ドクター 由緒正しいプロ講師による中学受験専門の個別指導塾(代々木校・自由が丘校・吉祥寺校・東京校・成城学園校・白金高輪校・横浜校・たまプラーザ校・南浦和校・三軒茶屋校)と家庭教師センターを運営。2019年度 開成中学校 12名、桜蔭中学校 7名と個別指導塾として高い合格実績を記録。 プロ講師による無料の学習相談体験授業も受付中。(http://www.chugakujuken.com)

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