第7回 明暗分ける!願書の書き方は?

小学校受験い・ろ・は!
2015年7月13日

第7回 明暗分ける!願書の書き方は?

inter-edu’s eye
このコンテンツでは小学校受験に興味はあるが、どうやって情報を集めたらいいのか分からない方を対象に情報を発信していきます。第7回では、家庭環境や教育方針、そしてなぜその学校を志望するのかを伝える願書の書き方を見ていきます。書き方次第で合否を大きく分けますので、必見です!

願書を書き始める前の注意点は3つ!

願書を書く前の注意点

受験する小学校がある程度固まってくると、願書を学校に提出します。願書は夏前から配布する学校や、秋の学校説明会・施設見学会の際に配布する学校もあります。一部の私立小学校・国立小学校では配布期間が数日と短くなっていますので、事前に各学校サイトや直接学校に電話をして確認する必要があります。ただ、学校の雰囲気などを見る意味でも、説明会に出席し、そこで入手しておくことをおすすめします。

次に、実際に入手したあとの願書を書き始める前の注意点3つを見ていきましょう。
1つ目は「記入欄・記入例をしっかり確認しておくこと」
です。小学校によっては、欄外あるいは別紙に注意書きをつけて、記入方法について分かりやすく説明しているところもあります。書き始める前に一読しておくといいでしょう。

2つ目は「コピーを取り下書きすること」です。二重線や修正ペンは見栄えも悪いので、あらかじめコピーを何枚か取り練習するか、あらかじめ願書を多めに購入しておくといいでしょう。

3つ目は「一度に封筒から出すのを避けること」です。小学校受験をする際には併願することが多くなると思います。その際には願書も何通か書くことになりますが、中には学校名が記載されておらず、どの学校のものか分からなくなってしまう可能性もありますので、整理しながら一校ずつ焦らず仕上げるようにしましょう。

願書を最後まで読んでもらう努力を!

記入項目のフォーマットは学校によって異なりますが、基本的にはご家族の情報(名前・住所・学校までの通学時間など)、学校を選んだ理由、教育方針について問われます。では、書くうえで注意するポイントを見ていきましょう。

1.誤字・脱字は絶対に避ける
2.文章には段落などをつけて読みやすくする
3.学校を選んだ理由はサイトに書いてある教育方針をそのまま転用しない
4.家庭の教育方針は具体的に書く
5.マイナスの印象を与える表現は避ける
6.主語と述語の関係など日本語表現をきちんとする

まず心掛けておきたいことは、読む側(この場合は学校の先生など)が最後まで読めるような文章を書くことです。今までに何枚もの願書を見ている側にとって、平凡なことしか書いていない文章では関心を持ってもらえません。

また4の教育方針は、例として「元気で素晴らしい人間になるように日頃から教育しています。」では抽象的な表現なので伝わりにくい場合があります。具体的にこういう事をやっていますなど、実体験を盛り込むと伝わりやすくなります。

願書の仕上げには、念には念を!

書いた後の注意点

一通り書き終えたら少し時間を置き、改めてしっかり読み直しましょう。可能でしたら、第三者にきちんと見てもらうと確実でしょう。読む相手は何枚もの願書を見ているプロですので、念には念をで何回も読み直しましょう。幼児教室には願書の書き方について書く前と書いた後に添削してくれる教室もありますので、利用してみるものいいでしょう。

また忘れがちですが、提出する願書は必ずコピーをとるようにしましょう。なぜなら、面接時には提出した願書をもとに質問されるからです。コピーをとっておかないと面接の練習をする際に困りますので、忘れずにしておきましょう。

あとは、願書に貼る写真は裏に記名をしておきましょう。これは万が一はがれてしまった時のためです。また押印が必要な学も多いので注意しましょう。仕上がったら学校が指定する方法(郵送か窓口受付)で送りましょう。

ココがポイント!

字がうまくないと減点?と考える方もいると思いますが、字は丁寧であれば問題ありません。また就職活動を経験された方はお分かりでしょうが、願書は予想以上に時間がかかってしまうものです。早目に着手し、余裕を持って進めるようにしましょう。

次回の小学校受験は学校説明会・イベントについて見ていきましょう!

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