第11回 試験本番!面接では意外とココも見ている?

小学校受験い・ろ・は!
2015年9月7日

第11回 試験本番!面接では意外とココも見ている?

inter-edu’s eye
このコンテンツでは小学校受験に興味はあるが、どうやって情報を集めていいのか分からない方を対象に情報を発信していきます。第11回では、試験当日に学校側が見ているポイントをご紹介していきます。これから試験を受けようとお考えの親御さんは必見です。

面接では何を聞かれる?

面接質問内容

面接形式は大きく下記の3つに分けることができます。
・本人面接(子どものみで行う面接)
・保護者面接(保護者のみで行う面接)
・親子面接(保護者と子どもと一緒に行う面接)

ではどんな質問がされるのか保護者、子どもそれぞれについて簡単にご紹介していきます。
【保護者】
・学校を選んだ理由
・子どもの性格について
・教育方針
・家庭で大切にしているしつけ
・子どもの健康状態が学校生活に適応できるか

【子ども】
・本人のことについて
・家族のことについて
・幼稚園について
・生活常識について

以上のことが質問されますが、マニュアル型の答えはあまり受け入れられません。重要なことはしっかりしたビジョンを持ち、熱心に答えられることです。きちんと答えているかはもちろん重要ですが、親御さんがお子さまを信頼しているかが自然に滲みでていることもポイントです。いくら質問に答えられても、一体感のない家族では説得力にかけてしまいます。

試験当日はココにも気をつけよう!

まず前提として、学校に入った瞬間から試験は始まっているということを意識しましょう。お子さまは、慣れない環境で試験に臨みますので、落ち着かない子、遊び始める子、中には泣き出してしまう子もいると思います。このあたりに関しては学校側も承知しています。見られているのは親御さんの対応です。以下でシーンごとの簡単な対応策をご紹介します。

【控え室での過ごし方】
絵本や折り紙など、飽きずに過ごせるものを持参しましょう。ゲームや音の出るおもちゃは好ましくありません。もちろん大人しく待っているに越したことはありませんが、周りにつられて遊んでしまうこともあるので、持参すると安心です。

【入室時・面接時】
入室時はお父さまがリードし、お子さま、お母さまの順に入室しましょう。挨拶の仕方やお辞儀は基本なので、しっかり家で練習しましょう。基本的なことですが、緊張してしまうと意外とできないものです。

【退出時のポイント】
入室時同様、お父さま、お子さま、お母さまの順に退出しましょう。この時も挨拶やお辞儀は重要です。試験が終わったからといって気を抜かないようにしましょう。

小学校受験のポイントは素かどうか?

面接のポイント

人気のある小学校は倍率が非常に高く、受験者を落とさざるを得ません。その時にポイントになってくるのが「素の姿」かどうかです。

本当にこの家庭はうちの学校に来たいのかどうか、合っているかどうかを、いくつかの質問で探ってきます。例えば「なぜわが校を受験しようと思ったのですか?」という質問に対し、「貴校の教育理念に感銘を受けました」ですと印象に残りにくくなってしまいます。相手は面接のプロですので、中途半端な答えでは残念な結果が出てしまいます。

なぜこの学校を選んだのか、お子さまにはどう育ってほしいのかなどをしっかり考え、どうしてもこの学校に入りたいという熱い思いを伝えましょう。

ココがポイント!

内容を丸暗記して面接に臨む方もいるかもしれませんが、当日緊張して忘れてしまう可能性もあります。ポイントとなるフレーズをベースに覚えておけばこのあたりに関しては、安心感が増します。棒読みにならないように気をつけましょう。

次回の小学校受験は努力を無駄にしない、風邪対策です!

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