第12回 小学校受験で風邪を引かない、引きにくくする方法は?

小学校受験い・ろ・は!
2015年10月5日

第12回 小学校受験で風邪を引かない、引きにくくする方法は?

inter-edu’s eye
このコンテンツでは小学校受験に興味はあるが、どうやって情報を集めていいのか分からない方を対象に情報を発信していきます。第12回では、受験当日風邪を引いてしまい、実力を発揮できなかったということがないように、風邪はなぜ引くのか、予防法は?などを中心に見ていきます。

風邪はなぜ引いてしまう?そのメカニズムは?

風邪のメカニズム

小学校受験では保護者も面接を受けます。つまり、親子ともに風邪対策をする必要がありますよね。まずは、なぜ風邪を引いてしまうのか、そのメカニズムを見ていきましょう。

風邪と一語で言っていますが、風邪という病気は実はありません。
風邪とは、ウイルスの感染で鼻やのどが、炎症を起こしている状態をまとめた呼び方です。ウイルスが粘膜から感染すると、感染した場所が炎症を起こします。それが、喉や鼻の粘膜に感染すると、くしゃみ・鼻水・咳・喉の痛みなど一般的な風邪の症状になります。

インフルエンザは、普通の風邪よりも急激に発症する上に症状が重く、受験の大敵です。予防接種を行えば、完全ではないものの発症する確率を低くすることができます。

保護者は当日面接だけですが、子どもは他の試験を受ける時があります。その時に風邪を引いていると集中できず、つらい思いをしてしまいます。何年間も努力してきたことが水の泡になってしまい、後々までつらい思いでになってしまうでしょう。

これで万全!風邪の予防法を紹介!

風邪を予防するうえで重要なことは「ウイルスが体内に入らなくすること」、「体自体の抵抗力や免疫力を強くすること」が大切になってきます。

【手洗い・うがい・マスク】
昔ながらの方法ですが、手洗い・うがい・マスクが効果的です。ウイルスに感染する経路は、空気感染と接触感染があります。よく受験前はどこにも出かけず家にいるという話を聞きますが、幼児期に家にずっといるのはストレスになってしまいます。外に出る際は暖かい格好をし、風邪を引いていなくてもマスクをするのがおすすめです。家族の誰からうつってもおかしくないので、家族全員で手洗い・うがいを徹底しましょう。

【きちんと栄養をとることと適度な運動】
実はこちらの方が重要です。いくらマスクをして、うがい・手洗いをしても完全には防ぐことはできません。抵抗力・免疫力を高めるにはきちんと栄養をとることと適度な運動が必須です。抵抗力を高めるにはたんぱく質(魚介類・牛肉・大豆製品・乳製品など)、免疫力はビタミンC(みかん、ほうれん草・ピーマン)などが効果的です。またこれらの食品は温めて食べるとより効果を発揮します。「冷えは万病のもと」と言われている通り、体を冷やさないためにも重要なことです。

まだまだある風邪を防ぐ方法

風邪を防ぐ方法

先ほどご紹介した方法以外にも大切なことがあります。
部屋の温度・湿度の管理をすることです。粘膜が乾燥すると、免疫機能が低下して、風邪に感染しやすくなってしまいます。冬に風邪がはやりやすくなるのはこの理由です。加湿器などを、何台か購入するといいかもしれません。

また面白い方法として、家自体にウイルスを防ぐ塗料を塗るという方法もあります。大規模な作業になりますが、これから家を購入しようと思ってる方やリフォームを考えている方は取り入れてみる価値は十分にあります。

ただそれでも当日風邪を引いてしまった場合は、あきらめられる学校なら見送る覚悟も必要です。しかし、第一志望の場合には、受けさせたいのが本音だと思います。暖かい服装をさせ、マスクをし、なるべくストレスを溜めないようにして頑張りましょう。

ココがポイント!

風邪はこれをすれば絶対に防げるというわけではありません。しかしここでご紹介した方法を実践すれば、確実に確率は下げることができます。自分のため、お子さまのためにもぜひお試しください。

次回の小学校受験は入学後に親がしてあげられることについてです。

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