ボーッとしてると解けないかも!? 遊びながら雑学も身につく「チコちゃんに叱られる」初の迷路本が発売

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毎週金曜の夜に放送中の「チコちゃんに叱られる」。永遠の5歳児、チコちゃんが放つ「ボーッと生きてんじゃねーよ!」という言葉にいろいろ反省させられる大人たちもなんと多いことか…。そんな大人気のチコちゃんと、江戸川の黒い鳥キョエちゃんが案内する初の迷路ブックが発売。繰り返し迷路を解いていくことで、自然とお子さまの考える力や読解力、集中力などが養えると同時に、各迷路のバリエーションに合わせた雑学知識も得られる本です。
「どうせ迷路でしょ」と油断して解いているとチコちゃんに叱られますよ。

迷路は「お花見」「水族館」「動物園」などレベル別に9ステージを用意

迷路の種類は全部で9種類。「お花見」「お正月」「海」などの季節の行事から、「水族館」「動物園」といったアミューズメント施設、「学校」「運動会」「駅」「街」など日常でもよく行く場所などバリエーションも豊富。またそれぞれにレベル1〜3の難易度が設定されています。

各ステージには「かんたんな迷路」(キョエちゃんルート)と「むずかしい迷路」(チコちゃんルート)の2種類の遊び方(ミッション)が用意されており、たとえば、レベル1の「お花見ステージ」だと、キョエちゃんルートでは「屋台を3つすべて通ってゴールにいこう」というお題が。またチコちゃんルートでは「今度は屋台を通らずにゴールにいこう」と2通りの遊び方が楽しめるようになっています。

ただし、迷路を通るのには4つ約束が。
1.同じ道はもう一度通れない。引き返すことも禁止
2.人などで道が完全にふさがっているところは通れない
3.階段やトンネルはイラスト上、道に線が入っていても通れる。
4.◆マークのところは同じ色の◆マークのところへ移動する
というものです。こうした約束を守りながら、いろいろな楽しみ方を見つけてみるのもいいですね。

迷路だけでなくチコちゃんからの質問も。答えられないと…?

それぞれのステージに合わせて、チコちゃんからの素朴な質問も出題されています。
たとえば「学校」ステージでは、「なぜ音楽室には肖像画があるの?」というもの。

大人のみなさん、答えられますか?答えられないとチコちゃんの代わりにお子さまから「ボーッと生きてんじゃねーよ」と言われてしまうかも。
巻末には迷路の答えと、質問の答えが用意されていますので、迷路で遊びつつ雑学知識も身につくような内容です。

「一家団らんにおすすめ」編集担当者からのメッセージ

この本を企画・出版した宝島社の編集担当の方から、本ができる経緯や、どのように楽しんで欲しいか、特別にメッセージをいただきました。

チコちゃんの視聴率が上がってきて、注目され始めた2018年の夏くらいから企画を考え始めたのですが、 NHKの担当者と話をしたら、番組側がひとひねりある企画を求めているということで、ちょっと悩みました。たしかに、番組で紹介された雑学をそのまま本にしたのでは企画がストレートすぎて、自分としても面白味がなかったので。

その後、2019年から小学館の「月刊コロコロコミック」でチコちゃんの漫画の連載が始まるというニュースを見て、小学生男子を中心に人気のある児童書のテーマ「迷路本」との組み合わせを考えました。「(ボーッとしていて)早くゴールしないとチコちゃんに叱られる」という設定を思いつき、NHKと番組側に企画提案をしたという流れです。

ただ、チコちゃんのファン層は老若男女幅広いということだったので、おじいさんおばあさんがお孫さんに、親御さんがお子さまに買ってあげて、一緒に楽しめるということを想定してつくりました。そのため、迷路は各ステージに簡単なルートと難しいルートを設定し、大人でも一筋縄ではいかないものも収録しました。チコちゃんの番組でも、難しい質問がチコちゃんから大人に投げかけられるわけで、イメージ的にもピッタリはまるなと。

私の息子はまだ幼稚園の年長ですが、実際に一緒に番組を見ていても、チコちゃんが怒る部分に大喜びするくらいで、番組の内容や本当に面白い部分を楽しんでいるのは大人だ(幼児には難しい)と感じていたので、幼児対象とせず、小学生でも中学年以上でもやりごたえのある迷路にしています。

ただ、裏技として、私の息子などもそうですが、簡単なほうのミッションさえ「無視してOK」ということにして、単純に迷路でゴールをめざすという遊び方もできます。それで、一緒に遊ぶ大人は、ミッション(〇〇をぜんぶ通って、など)どおりにゴールをめざす。そうすると、息子はゴールできたので自慢げなのに、親(息子の祖父母)などは60代だとなかなか苦戦するので、それを見て、5歳児から「ボーッと生きてんじゃねーよ!」のモノマネが飛び出すという(笑)。一家の団らんにおすすめです。

また、母は「これはボケ防止にいいわ」と何度もやっていました。答えをすぐに忘れてしまうんだそうです。

実際、私は昨年『ひょっこりはんをさがせ!』という探し絵本を作ったのですが(これもおかげさまでベストセラーですが)、それだと一度解いてしまうと、どうしても答えを覚えてしまう。それと比べて迷路は、作った当人の自分でも、少し経つと正解のルートが「あれ、どっちだったっけ?」とわからなくなってしまうんです。ですので、実際に何度でも遊べる本になっていると思います。

お子さまの知育本として、考える力、観察力、読み取る力、集中力などが楽しく養えると思います。ぜひ一家に一冊お買い求めいただき、とくにこれからはお盆休みの帰省時のお供にも最適かと思います。帰省先でご自身の親御さんに孫用としてお買い求めいただくのもいいかもしれません。ご年配のチコちゃんファンはとても多いですので!

編集部でも迷路に挑戦!激ムズ迷路に、あれ?ここはもう通れない?

さて、ただご紹介するだけではこの本の奥深さはお伝えできません。編集部でも迷路に挑戦です。

まず「水族館ステージ」。難易度はレベル1です。これなら楽勝!と思いきやキョエちゃんルートの「キョエちゃんの前を通ってゴール」というお題に、肝心のキョエちゃんがなかなか見つからず、いかに自分の頭がカチカチになっているか反省。そのあとも「あれ、ここ通ったっけ?」と、それこそボーッとやっていると何度もやり直すという、なんとも情けない結果に。

さらにレベル3の「街ステージ」にいたっては「あれ?あれ?あれ?」の連続。なかなかゴールにたどり着けず、本のキャッチコピーにもあるような「大人ガク然!ボーッと生きてると解けない激ムズ迷路」という言葉に納得しつつ、スムーズにできない自分にまさにガク然としたのでした。

たかが迷路、されど迷路。進めていくうちにどんどん夢中になってしまいます。レベル1のお題でも難しいなと思ったら、ただゴールするだけでもいいでしょうし、一通り遊んだら、「動物園ステージ」であれば、「象の前は通ったらダメ」といった新たなローカルルールを作るのも良し。さまざまな遊び方を設定できるので、家族みんなで何度でも楽しめる内容です。

ぜひみなさまもチコちゃん、キョエちゃんからのミッションに挑戦してみてはいかがでしょうか。

「はやくしないとチコちゃんに叱られる迷路BOOK」

「はやくしないとチコちゃんに叱られる迷路BOOK」
NHK「チコちゃんに叱られる!」制作班監修、イラスト:青木健太郎
迷路デザイン:コボリマコト、矢野のりひこ、QPMAP
株式会社宝島社、1200円+税
…購入はこちらから

※「チコちゃんに叱られる」とは
NHK総合テレビにおいて毎週金曜午後7時57分(再放送 毎週土曜 午前8時15分)に放送。
おかっぱ頭の永遠の5歳児チコちゃんが、問いかける素朴な疑問に答えられないと叱られてしまう雑学クイズ番組。
特に最新のCG技術で変化するチコちゃんの表情や、質問に答えられない大人に喝をいれる「ボーっと生きてんじゃねーよ!」という言葉は子どもたちにも大人気です。