まだまだ続く、手作り布マスクの出番【作り方 応用編】

新型コロナウイルスによる感染症の拡大感染防止のために4月7日に出された緊急事態宣言ですが、残念ながら本日(5月1日)現在、それが延長になりそうな見通しです。
相変わらずマスクを店頭で見かけることは少なく、国が配布する布マスクも回収になるなど、なかなか届かないようです。ということで、やはりマスクは作るしか…!
エデュでも3月に「お裁縫に自信がなくても大丈夫! かんたん布マスクの作り方」という記事をお届けしましたが、今回はその応用編。より耐久性を持たせたマスクの作り方や、量産するときのアイデアなどをお届けします。

布マスクの鼻部分を補強する方法

「手作りマスク、何回か洗濯したら、鼻の部分がほつれちゃった…」
外出時にはマスクが必須! となってからしばらく経ちますが、何度も洗って使っているうちに壊れてしまいがちなのがマスクの鼻部分です。

上の部分がほつれています。
上の部分がほつれています。

エデュスタッフが手作りしたマスクも、鼻の部分がほつれてきてしまいました。

こうなってしまったら、刺繍糸などで補修するくらいしかありません。
そこで、作るときのちょっとした一手間で長持ちマスクにする方法をお知らせします。
前回の立体マスクの作り方の3番目、布を切るときがポイントです。

縫いしろを広めにするイメージです。
縫いしろを広めにするイメージです。

印に合わせて布を切るときに、印から4ミリくらい外側を切ってください。

これで準備は完了!
あとは、鼻部分の曲線を縫った後に縫いしろを広げ、それぞれの布に縫い合わせていけばOKです。

ここの縫い目は表に見えてしまいますので、なるべく細かく縫うのがオススメ!
ここの縫い目は表に見えてしまいますので、なるべく細かく縫うのがオススメ!

表から見るとこんな感じ。
表から見るとこんな感じ。

布マスクのゴム通し部分をすっきりさせたい

「ゴム通しの場所を作るときに、なかなかきれいに仕上がらない!」というお声をいただきました。
前回の記事で言えば、立体マスクの作り方の7番目のプロセスです。

綺麗に重ねて縫うのが意外と難しい?
綺麗に重ねて縫うのが意外と難しい?

このお悩みは、ほんの少しの工夫で解決します。
立体マスクの作り方の6番目の工程「裏返して形を整える」の後にほんの一手間。

内側の縫いしろを広げるようにアイロンをかけて、その後、端を5ミリくらい内側に折り込んでアイロンをかけましょう。

内側の縫いしろを広げるようにアイロンをかけて

端を5ミリくらい内側に折り込んでアイロンをかけましょう

ほんの一手間ですが、最後の工程が格段にやりやすく、仕上がりも綺麗になりますよ。

ほんの一手間ですが、最後の工程が格段にやりやすく、仕上がりも綺麗になりますよ。