男子中の男性教師による「男子会」~男子中をつなぐ特集・第1弾~

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inter-edu’s eye
中学受験を見据えて学校選びをするとき、多くの方がまず考えるのは「共学・別学」の選択ではないでしょうか。お母さまにとって、男子校の魅力は未知数。そこで「男子中について知りたい」というお母さまに代わり、インターエデュが立ち上がります! “男子中をつなぐ特集”と題し、ベールに覆われた魅力をあの手この手で引き出します。
第一弾となる今回は、男子校5校の男性教師による座談会を実施。これまで数多の男子生徒の成長を見届けてきた先生方が、男子校の実態を語り尽くしてくださいました。

ぶっちゃけます!中学生にとって異性がいない環境ってどう?

城北中学校・保坂先生、日本大学豊山中学校・田中先生
左から城北中学校・保坂先生、日本大学豊山中学校・田中先生。

保坂先生:小学校高学年で女子に引け目を感じていた男子にとって、男子校は気を遣わずにいられる場所。楽しむ場面では服を脱いだりお尻を出したりすることも。男子校はどこでもそうなのでは。

全員:(深く頷く)

山田先生:男子しかいない気楽さを謳歌していますね。休み時間にはひたすら鬼ごっこをしたり、かくれんぼをしたり…。教室や廊下で動き回っても女子に何も言われないので、遊ぶときは思い切り遊ぶ。

片岡先生:桐朋学園小学校の子どもたちを見ていても、男の子と女の子の心身の発達の歩みは、小学校高学年から中学1年にかけて、個人差はあるにせよやはりはっきりとした違いがあります。突出した能力を持つ男子ならクラスで発言力を持てますが、そうでない男子は女子に対して一歩引いてしまう。

保坂先生:すると自ら企画・発信することができなくなり、生徒会長や部長の要職を女子に明け渡したり、活躍の場を失ったりしてしまうんですよね。でも男子校は男子が活躍“するしかない”場所。よって、男子の個性を伸ばすなら中学校は別学が適していると思います。

片岡先生:男子校に入学すると、小学校では一歩引いていた男子が「お前は何者だ?」と前に引っ張り出される。苦労を伴いながらも自分をさらけ出していく中で、それぞれが「あいつは○○がすごい」と思うことを見つけ、共有し、仲間を認め合うようになります。

岡田先生:多感な時期に異性の目を気にせず切磋琢磨し、語り合って「こんな考え方があるんだな」と他者を理解できるようになるのは男子校の素晴らしいところです。

田中先生:12歳だった男子が髭を生やした青年になって高校を卒業していく。これほど大きな転換期を迎える6年間の成長を見守るには頭でっかちな考え方ではだめ。その点、男子校の教師はみな男子を育てるプロですよ。

トークテーマはくじ引き方式でランダムにチョイス
トークテーマはくじ引き方式でランダムにチョイス。誰から引くのかをジャンケンで決める姿は、まさしく「男子」でした。

山田先生:6年間で反抗期と、それを経て変わった姿まで見られますよね。

片岡先生:そう、男子校ではしっかりと反抗期を迎えさせます。

岡田先生:反抗期は子どもの成長の証。よろこぶべきことですから。

田中先生:男子にはいろんな成長を受け入れてあげられる環境で伸び伸び育ってほしい。だから最終的に共学・別学どちらを選ぶかはともかく、男子なら男子中を候補に入れて考えてみてほしいですね。

意外と知らない!男子校あるある

田中先生:“男子校あるある”といえば…文化祭でミスコンをやる。

全員:あるある。

保坂先生:反抗期で普段はお母さんと話をしないのに、このときばかりは化粧を教わってきてみんな夢中になって女装して。男子中学生が美少女になるから教師は毎年びっくりしますよ。いっぽう体育祭では力の限り走ったり、騎馬戦でガンガン激突したり。城北の体育祭に表現で魅せる競技はありません。

山田先生:文化祭や体育祭では異様な盛り上がりや団結力を見せますよね。
京華の文化祭では、遊びに来る男子児童の案内を高校生に任せているのですが、あるとき、途中で児童が母親とはぐれてしまったんです。すると案内していた高校生は一緒に母親を探し、喉が渇いた児童のためにジュースを買ってあげたそうです。生徒たちは普段はおちゃらけていますが、自身や教師の立場を理解して、その場に合った態度や行動をとるんですよね。そういうとき、生徒の日々の成長を感じます。

桐朋中学校・片岡先生
桐朋中学校・片岡先生。

片岡先生:顧問をしている部活動の高校3年生が、引退試合の前日、台所で洗い物をしていたお母さんに「今日までありがとう」と伝えたエピソードには感動させられました。こうした成長が見られるのは男子校で濃密な経験を積んでいたからこそだと思います。

田中先生:男子は優しいよね。異性の前では格好つけるけど、同性の前では素でいられるから持ち前の優しさを全て出せる。卒業式ではお母さんへ感謝する姿をよく目にしますし。

全員:あるある。

岡田先生:皆勤賞の生徒のご両親への感謝状授与は、日大豊山さんと同じく攻玉社でも行っています。

片岡先生:男子校の卒業式は、生徒が一様に「この仲間と過ごせてよかった」と感じていることが伝わり、本当に感動しますよね。

男子校だからこそ!伸ばせる部分がある

保坂先生:生徒が誰に対しても自分の意見をはっきり言うことを校外の方から評価されたとき、ではどうしてだろうと考えると、その理由は中学校からの別学の環境と経験にあるという結論にたどり着きました。

京華中学校・山田先生、攻玉社中学校・岡田先生
左から、京華中学校・山田先生、攻玉社中学校・岡田先生。

岡田先生:「ダイバーシティ」「多様性」が叫ばれる今、互いの価値観を認め、自分の考えを伝える能力を磨くことができるのは男子校の強みです。

山田先生:プレゼンテーション能力も求められている中、アクティブラーニングやグループワークで自分の考えを発言する能力は男子校だからこそ伸ばしやすいんです。緊張や他人の目という、人前に出るとき一番高いハードルと成りうるものが男子校であれば抑えられ、純粋な学びや、チャレンジしようとする気持ちが妨げられないからです。

田中先生:洗濯や配膳など、家ではお母さんがやるような仕事を男子がやることになるので、別学にいるとジェンダーから解放されていくんです。女子がいない環境に身を置くことで女性のありがたみを知り、女性を大切に思う気持ちが優しさのベースになります。異性がいないところでしか磨けないものが多々あると思いますよ。

奥深い男子中の魅力

座談会に登場したみなさん

大盛り上がりとなった座談会。先生方は、「男子校が目指しているもの・大切にしているものの根本は同じ。でも建学の精神やカラーは異なるので、“男子校”と一括りにはできません。ある男子校を見学して我が子には合わないと感じても、お子さんに合う男子校は必ずあります」と語ってくださいました。男子校の雰囲気を知りたい方にぜひおすすめしたいのが、都内21の男子校が集まる「東京私立男子中学校フェスタ2019」です。今回の座談会に登場した5校も参加するので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

次回の「男子中をつなぐ特集・第2弾」には足立学園中学校・巣鴨中学校・世田谷学園中学校・獨協中学校が登場。5月上旬ごろ公開です。お楽しみに!

提供:東京私立男子中学校フェスタ2019
期間:2019年4月9日~2019年7月2日