わが子にあったサポートをすることが勝利の鍵!先輩パパ・ママの中学受験体験談

ニックネームポチ さん
お住まい東京都
お子さまの性別女子
出願校数5校
受験校数5校

Q. 中学受験で最も悩んだことは何ですか?

①学校との関係1

Q. 中学受験で最も悩んだことは何ですか?

学校がとてもストレスだったようです。とにかく少しでもストレスが軽減するよう、子どもの話をたくさん聞いてあげました。今が楽しくないから受験して、自分に合う中学校にいけば、授業も楽しいし、自分に合う友達もみつけられるということを話し、何とか原動力にすりかえました。また学校が楽しい場となるよう、好きな小説を休み時間に読めるように用意したり等、親も試行錯誤しました。また先生があまり受験に対して好意的ではなかったので、苦労しました。

②学校との関係2

学校の宿題をさせる時間を確保する事がとても大変でした。帰宅してすぐに塾に行き、夜疲れ切って帰宅。夜は宿題をさせるより早く寝かせたいのでやらせませんでした。しかし朝も少しでも長く寝かせてあげたいので、朝ごはんを食べながら猛スピードでやっていました。6年生後半は個々の学力の差や苦手分野も違ってくるので、自主学習にして欲しいと思いました。

Q. 第一志望の入試日前日から当日、合格発表までのお子さん、ご自身の様子を教えてください

第一志望受験日の一週間前から、風邪予防のため学校を休ませていました。一週間自宅学習しておりましたが、その間は塾からだされた課題や苦手分野、また過去問をやっていました。本人も特に変わった様子はありませんでしたが、焦るどころか、だんだん終わった後のことを妄想するようになり、親の方は気が緩んできてしまったのではと心配になりました。

入試当日の2月1日の早朝、地震があり、地震警報で家族みんな目が覚めてしまいました。寝不足にならないかと心配になりましたが、警報後も寝られたようです。しかしマンションのエレベーターが地震により止まってしまっていたので非常階段を駆け下りました。思いがけない時間のロスでした。このような予想外のこともあるので、少しでも余裕をもって家を出た方がいいと思います。

入試は面接があったので、少し着慣れない服で挑みましたが、靴はスニーカーでした。靴まで履き慣れない物だと、道中なにがあるかわかりませんし、疲れてしまうので、いつも通りのものがいいと思ったからです。

娘の様子は、どんな問題がでるのか楽しみだったようで緊張している様子は全くありませんでした。終わったあとも、完璧にできたわけでもなかったようですが、特に心配もしていませんでした。

合格発表は、ネットと貼り出しの両方でした。親の方が緊張しました。娘の番号を見つけた時は号泣しました。家族みんなの努力が報われた瞬間でした。

Q. 中学受験を振り返ってこうしたほうがよかった点も含めて、これから中学受験をするご家庭にメッセージをお願いします

Q. 中学受験を振り返ってこうしたほうがよかった点も含めて、これから中学受験をするご家庭にメッセージをお願いします

我が家は最初から志望校があったので、塾の実績みて塾を選びました。結果本人と塾との相性がとてもよく、塾の先生や仲間との時間が最大の楽しみでもあり、貴重な学習時間となりました。

なので家では、とにかく塾で集中できるよう睡眠を確保したり、体調を崩さないよう心がけました。塾に通ったのは2年間でしたが、ここで学習する楽しさを知り、沢山の知識を得て、また意識の高い仲間に刺激され、とても成長したと思います。こんな娘をみて、例え結果が全滅したとしても、無駄なことは一つもなかったと納得できる2年間になりました。

中学受験は、高校受験と違って、全滅しても行く学校があるということです。なので我が家は、練習校の1校以外は本気で行きたいと思う学校しか受けませんでした。本人も、納得できない中学校に6年間行くなら、3年間公立中学校に行き、高校受験でリベンジするという気持ちで挑みました。結果は、志望校もチャレンジ校も合格を頂きました。

今回受験を経験したことで、勉強する楽しさを知り、学習習慣が身につき、そして受験自体を身を以て体験したことで、とても精神的に成長したと思います。また家族の団結力も強まりました。娘は決して成績が安定していたわけではありませんでした。山あり谷ありで、お互いストレスが爆発し喧嘩したこともありました。でもその度に対策を練って、ちょっとずつ前に進んできた結果、勝ち取った合格だと思います。

中学受験は、本当に家族一丸となって立ち向かうものだと思います。本人はわずか12歳。精神的にもまだまだ子どもですし、人生で初めて挑む勝負といっても過言ではありません。本人を一番理解してあげられるのは親ですし、精神面をサポートしてあげられるのは親しかいないと思いました。親子の絆も深まる、とても貴重な経験となることは間違いありません。来年の2月に、家族みんなで笑顔になれるよう、わが子にあったサポートをすることが勝利の鍵だと思います。頑張ってください!