記述問題がほぼ空欄…克服のカギは「しゃべらせること」

inter-edu’s eye
子どもが記述問題の回答欄を空白にしていると、大人は「なんでもいいからとにかく書けばいいのに」と思ってしまいますよね。なぜ空欄にしてしまうのでしょうか? 教育家の小川大介先生が、克服のアドバイスをくださいました。

【お悩み】記述問題がほぼ空欄…勉強方法は?

小学5年生男子のお母さまのお悩み

息子は、文章を書くことが苦手で、記述問題がほぼ空欄。たまに記入しているときも、頭の中でぼんやりと解答は思い浮かんだけれど、言葉でまとめることができていないようです。

夏休みに、自分の頭の中で出た解答を紙に落とす練習をしたいと思っています。具体的にはどのような練習をしたらよいでしょうか。

【回答】小川先生からのアドバイス動画

書く前に、たくさんしゃべらせてあげましょう

動画ダイジェスト

小川先生: お子さんのことをよく見ていらっしゃいますね。もしくは、お子さんの話をよく聞いてあげている親御さんだと思います。
今のお子さんは、まさに“ぼんやり”と捉える状態です。頭の中に映像が浮かんでいるかもしれないし、雰囲気を感じているだけかもしれないけれど、そのふわっとした何かが自分では判断できない状況だと思います。

では、どうすればいいか? どうぞ、お子さんと話をしてください。
お子さんなりの言葉で、たどたどしくていいし、断片的でも、単語しか出てこなくてもいいので、とにかくしゃべらせてあげましょう。イメージを言葉にして口に出させて、出てきた言葉を聞きながら整理してあげてください。
そして、お子さんが自分の口で文章を言えた時こそが、書ける時です。

一人でできるようになることではないので、大人が会話の相手をしてあげる必要があります。親御さんの心に余裕があるときに、ゆったりとした気持ちで聞いてあげるといいと思います。がんばってください。

動画では、具体的な会話の方法もシミュレーションしてくださっています。それを聞くと、なぜ“心の余裕”や“ゆったりとした気持ち”が必要なのかも、腑に落ちることでしょう。
YouTubeで視聴する方はこちら≫

小川大介先生

今回の回答者:小川 大介(おがわ だいすけ)先生
教育家。中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員。
京大法を卒業後、社会人プロ講師によるコーチング主体の中学受験専門個別指導塾を創設。子どもそれぞれの持ち味を瞬時に見抜き、本人の強みを生かして短期間の成績向上を実現する独自ノウハウを確立する。塾運営を後進に譲った後は、教育家として講演、人材育成、文筆業と多方面で活動している。6000回の面談で培った洞察力と的確な助言が評判。メディア取材も多く、 「親も子も幸せになれる はじめての中学受験」(CCCメディアハウス)など著書も多数

あなたのお悩みを聞かせてください

毎日の塾や宿題、家庭学習の方法など、中学受験にまつわるお悩みをお持ちの方はどうぞお知らせください。

お悩み相談の投稿はこちら ▸