中学受験 子どもの「わからない」の態度を好転させる方法とは?

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中学受験の勉強を見ているときに、お子さまが「わからない」と言って考えることを面倒がる態度を示すことはありませんか? 親に抵抗しているように見えて、「もしかしたら反抗期?」と思ってしまいがちですが、教育家の小川大介先生は、親御さん自身の「点検」をおすすめしています。その点検とは一体どんなことなのでしょうか。

【お悩み】反抗期?自分で答えを考えようとしない娘

【お悩み】反抗期?自分で答えを考えようとしない娘

小学校5年生女子のお母さまのお悩み

最近反抗期がはじまったのか、何かと反抗的です。
例えば、国語の記述問題などが間違っていた場合、模範解答をみて一緒に確認をしているのですが、1つずつポイントを確認するために親が質問をしても、めんどうくさそうに「わからない」と言って、答えを考えようとしません。親ではなく、先生に聞かれたらこのような態度はとらないとは思います。

答えが近い(けれど表現が足りない)ようなことも多く、どこを直せばマルになるのかのポイントを自分で理解してほしいと思っています。
どのように問いかけていくと、娘自身でもう一度考えたり、試行錯誤したりする気持ちになるのでしょうか?

【回答】小川先生からのアドバイス動画

反抗期?それとも、お子さまの“知恵”?

動画ダイジェスト

小川先生: ご相談内容から見ると、お子さんが反抗期かどうかは疑問です。まず、お母さまご自身の点検をしてほしいと思います。
お子さんの答え合わせを手伝うときに、どれだけほめていますか?
もしかすると、間違っていることを指摘しよう、できていないところを見つけよう、不完全なところを指摘しよう、という気持ちになってしまっているのではないでしょうか。

答え合わせをするときに、何かと文句を言われるとわかっていたら、子どもにとって一番いいのは、答えないことによって「相手に材料を渡さない」ということです。5年生にもなると知恵がでてくるものです。このお子さんにも、そういった可能性を感じてしまいました。

では、どうすればいいのか。答えは、素直にほめてあげること、努力を認めてあげることです。国語でも、算数でも、マルの場所をみつける「ほめ中心」の答え合わせをしましょう。

そして、お子さんが一人で勉強できるようにするためには、鉄則があります。

動画では、具体的な「マルの付け方」と「ほめ方」もシミュレーションしてくださっています。家庭での勉強に行き詰まりを感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
YouTubeで視聴する方はこちら≫

小川大介先生

今回の回答者:小川 大介(おがわ だいすけ)先生
教育家。中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員。
京大法を卒業後、社会人プロ講師によるコーチング主体の中学受験専門個別指導塾を創設。子どもそれぞれの持ち味を瞬時に見抜き、本人の強みを生かして短期間の成績向上を実現する独自ノウハウを確立する。塾運営を後進に譲った後は、教育家として講演、人材育成、文筆業と多方面で活動している。6000回の面談で培った洞察力と的確な助言が評判。メディア取材も多く、「親も子も幸せになれる はじめての中学受験」(CCCメディアハウス)など著書も多数。

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