中学受験の面接は何を見ている?押さえるべきは「当たり前のこと」

中学受験では、学力試験のほかに面接を設けている学校があります。教育家の小川大介先生は、面接のある学校には大きく2つの特徴があると言います。学校が見たいと思っているポイントや、お子さまが備えておくべきことなどを動画でお届けします。

【お悩み】面接で見られるポイントは?

小学校4年生女子のお母さまのお悩み

中学受験でも、学校によっては面接があるようですが、どのようなところを見られるのか気になります。

落とすためのものではないとわかっていますが、わざわざ手間をかけるということは何かチェックするポイントがあるのかな…と思っています。もちろん学校ごとに違うと思いますが、全体的な傾向などはあるのでしょうか?
先生でしたら、面接でどのような点をみるのか教えていただきたいです。

【回答】小川先生からのアドバイス動画

「当たり前のこと」をできていれば大丈夫

動画ダイジェスト

小川先生: とても良い質問のされ方ですね。先に結論を言うと、あなたのご家庭は面接になんの心配もありません。自信を持ってください。

面接をする学校の特徴は、大きく2つあります。
1つは、家庭や親の考え方、人間性をみたいと思っている学校。慶應などはこちらに当てはまります。もう1つは、形式的に設けているだけの学校です。人に会ったら笑顔で挨拶ができる。「ありがとう」「ごめんなさい」が言える。こういった当たり前のことができて、集団生活に問題がないかを確認しています。

面接の対策としては、入学したい理由をしっかり言葉にしておきましょう。入学してからの自分自身の姿について、話ができれば問題ないでしょう。

「こんなことあまり大きな声では言えませんが…」と、面接で学校がみている本当のポイントもコッソリ教えてくださった小川先生。ぜひ動画で確認してみください。
YouTubeで視聴する方はこちら≫

今回の回答者:小川 大介(おがわ だいす)先生

教育家。中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員。
京大法を卒業後、社会人プロ講師によるコーチング主体の中学受験専門個別指導塾を創設。子どもそれぞれの持ち味を瞬時に見抜き、本人の強みを生かして短期間の成績向上を実現する独自ノウハウを確立する。塾運営を後進に譲った後は、教育家として講演、人材育成、文筆業と多方面で活動している。6000回の面談で培った洞察力と的確な助言が評判。メディア取材も多く、「親も子も幸せになれる はじめての中学受験」(CCCメディアハウス)など著書も多数。

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