塾の先生にわが子を気にかけてもらいたいと思っている中学受験ママ必見!

集団塾に通っているご家庭は、「大勢の生徒の中でうちの子のことなんて…」という想いから、塾の先生への相談を躊躇してしまいがちです。今回の動画では、塾の先生に相談するときのコツをご紹介します。質問の仕方しだいで、お子さまのこれからの塾生活が変わるかもしれません。

【お悩み】塾の先生に励ましてほしいけど…

小学6年生女子のお母さまのお悩み

【お悩み】塾の先生に励ましてほしいけど…

塾もなくなり(※2020年6月現在)、オンライン授業はなんとなく他人事のようで、受験が近づいているのに先のことのような感覚を持ち始めています。親も気を付けなくてはと思いつつ、どうしても長い夏休みのようなメリハリのない生活になってしまっています。

塾の先生から子どもに声掛けをしてもらえないか?とお願いしたいと思っていますが、大勢いる中の一人であるわが子のことを先生がどのくらい理解してくれているのか…
先生に具体的にどのようなことをお伝えすると、子どもに声掛けをしてもらいやすくなるでしょうか?

【回答】小川先生からのアドバイス動画

コツは「先生のここが好き!」を一緒に伝えること

動画ダイジェスト

小川先生: オンライン授業を他人事のように聞いているというのは、自分に直接話しかけられている感じが起きないからではないかと思います。そこで塾の先生に声を掛けてもらえたらと気づかれたのはすごくいい着眼点ですね。

先生に声を掛けてもらいたいと相談する際は、なぜその先生に声を掛けてほしいかの理由を伝えてください。うちの子が先生のこういう所が好きと言っていますなど、先生だからうちの子にとって大事なんだという言い方をすることが重要です。塾に普通に通っていた時期と、通っていない今でどのように勉強スタイルが変わってしまっているのかを伝えるのもいいと思います。すると先生側も自分に求められているものがわかります。

うちの子のことを覚えてくれているかなと思うかもしれませんが、子どもが気に入っている先生の場合は、お互いの波長があっていて先生からも覚えられていることが多いはずです。お子さんの口から名前が出る先生のところには堂々と相談に行ってください。その際は「先生から見てうちの子の頑張っているところはどこですか」など、先生からお子さんのよいところも引き出しましょう。その言葉はお子さんにも響きます。お子さんの名前を出すことで今後の先生の目の届き方も変わってくるはずです。しっかり励ましてもらいましょう。

YouTubeで視聴する方はこちら≫

今回の回答者:小川 大介(おがわ だいすけ)先生

今回の回答者:小川 大介(おがわ だいす)先生

教育家。中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員。
京大法を卒業後、社会人プロ講師によるコーチング主体の中学受験専門個別指導塾を創設。子どもそれぞれの持ち味を瞬時に見抜き、本人の強みを生かして短期間の成績向上を実現する独自ノウハウを確立する。塾運営を後進に譲った後は、教育家として講演、人材育成、文筆業と多方面で活動している。6000回の面談で培った洞察力と的確な助言が評判。メディア取材も多く、「親も子も幸せになれる はじめての中学受験」(CCCメディアハウス)など著書も多数。

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