身の回りや社会に目を向けることも中学受験勉強!~難関中学入試問題からの視点~

難関中学の入試問題を見てみると、これからの中学入試がどうなっていくのか、そのヒントが見えてきます。また、これからの子どもたちに必要な力も知ることができます。そこで、進学個別指導塾TOMASの入試対策本部伊藤先生から、実際に難関中学の入試で出題された問題の紹介と受験に向けてのメッセージをいただきました。

受験勉強をすることで、世の中のことがよくわかるようになる

受験勉強をすることで、世の中のことがよくわかるようになる

最初に、受験生のみなさんや保護者のみなさんにお聞きします。

あなたは何のために受験勉強をしていますか?
あなたはどういう受験勉強をしていますか?

なぜ、こんなことを聞くのかと言われそうですね。それは、最近の中学入試で、こういうことを受験生に問いかけるような問題が増えているように思うからです。

別の見方をすれば、

・なんのために入試を行うのか?
・どういう入試を行うのか?

というテーマを、中学校の先生たちも一生懸命に考えて問題を作っているのだと思います。

受験勉強をすることで、世の中のことがよくわかるようになる。何か一つでもわかるようになると、またいろいろな疑問・興味が湧いてきて、もっと知りたくなる。そういう興味・関心を持っている受験生を、学校の先生たちも求めているのでしょうね。

中学受験生のみなさんから見れば、中学受験は一つの「ゴール」に見えるかもしれません。でも、中学校の先生たちから見れば、中学受験は中学生としての「スタートライン」なのです。