難関大学の現役合格率が高い女子中高一貫校

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志望校を選ぶ上でやはり気になるのは「大学合格実績」。大学合格実績をさまざまな角度から分析することで学校の特徴も見え、志望校選定に役立てることができます。そこで今回、東大・一橋・東工大、早慶上理、MARCHのいわゆる難関大学における「現役合格率」が高い女子中高一貫14校を選定し、どの学校が上位にランクインしているかを調査しました。

難関大学の現役合格率が高い女子中高一貫校

東大・一橋・東工大、早慶上理、MARCHの現役合格率が高い女子中高一貫14校一覧は
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∗掲載校について∗

2017年、2018年、2019年における①東大・一橋大・東京工大、②早稲田大・慶應義塾大・上智大・東京理科大、③明治大・青山学院大・立教大・中央大・法政大の現役合格者数を①、②、③それぞれのグループで合計。その合計人数を卒業生数で割った数①、②、③の割合を年ごとに合算。3年間の合計平均が100%を超える学校(内部進学が多い学校を除く)を独自調査により選定しました。

※1人が複数校に合格していることもあるため、「現役合格率」を今回選定の指標とした。
※今回の企画に賛同、データを提供いただいた14校を掲載。
※学校は五十音順に掲載。以下学校名は略称。

難関大学の現役合格率が高い上位3校

学校名 東大・一橋大
・東工大
現役合格率
早慶上理
現役合格率
MARCH
現役合格率
合計 3年間平均
鷗友 2019 6% 79% 138% 223% 219%
2018 6% 82% 115% 203%
2017 8% 94% 128% 230%
頌栄 2019 1% 127% 133% 261% 250%
2018 5% 133% 114% 251%
2017 5% 123% 108% 237%
洗足学園 2019 9% 107% 130% 246% 234%
2018 9% 88% 121% 218%
2017 8% 107% 125% 240%

※インターエデュ編集部調べ

2016年から始まった私立大学の入学定員管理の厳格化。それに伴い大学入試が難化する傾向にある中でも、東大・一橋・東工大、早慶上理、MARCH合格者数合計における現役合格率が高い学校(3年平均)の上位3校は順に、頌栄、洗足学園、鷗友となりました。
特に頌栄は、2017年、2018年、2019年と続けて現役合格率を上げている学校です。2017年に対して2018年は106%の伸長、2019年は110%と伸長しています。

東大・一橋大・東工大 現役合格率が高い上位5学校

学校名 現役合計者数 現役合格率
東大 一橋大 東工大 合計 東大 一橋大 東工大 合計
桜蔭 2019 53 2 2 57 23% 1% 1% 25%
2018 59 4 3 66 26% 2% 1% 29%
2017 53 8 4 65 23% 3% 2% 28%
女子学院 2019 25 10 2 37 11% 4% 1% 17%
2018 29 6 7 42 13% 3% 3% 19%
2017 32 10 6 48 15% 5% 3% 22%
洗足学園 2019 6 7 7 20 3% 3% 3% 9%
2018 6 11 4 21 3% 5% 2% 9%
2017 6 5 7 18 3% 2% 3% 8%
豊島岡 2019 23 8 9 40 7% 2% 3% 12%
2018 18 3 7 28 5% 1% 2% 8%
2017 16 2 10 28 5% 1% 3% 8%
雙葉 2019 8 1 1 10 4% 1% 1% 5%
2018 12 3 5 20 7% 2% 3% 11%
2017 13 1 1 15 7% 1% 1% 8%

※インターエデュ編集部調べ

女子御三家の筆頭、桜蔭の東大現役合格率(3年平均)は約24%。おおよそ4人に1人は東大に合格している計算になります。続く女子学院は約13%と桜蔭との差はあるものの、現役合格率は高いと言えます。一橋大の現役合格率においては女子学院と洗足学園が5校の中で最も高く、3年平均の現役合格者数は女子学院は約9名、洗足学園は約8名。東工大においては、3年平均の現役合格者数が洗足学園で6名、豊島岡で約9名となっており、国立・理系への進路が開かれている学校と言えるでしょう。

早稲田大・慶應義塾大・上智大・東京理科大 現役合格率が高い上位5学校

学校名 現役合計者数 現役合格率
早稲田大 慶應義塾大 上智大 東京理科大 合計 早稲田大 慶應義塾大 上智大 東京理科大 合計
桜蔭 2019 106 65 17 52 240 47% 29% 7% 23% 106%
2018 77 72 18 35 202 33% 31% 8% 15% 87%
2017 114 77 25 51 267 49% 33% 11% 22% 114%
頌栄 2019 127 70 61 32 290 56% 31% 27% 14% 127%
2018 98 70 80 40 288 45% 32% 37% 18% 133%
2017 104 68 55 27 254 50% 33% 27% 13% 123%
女子学院 2019 113 60 49 42 264 50% 27% 22% 19% 118%
2018 111 78 52 41 282 50% 35% 23% 18% 126%
2017 112 68 46 51 277 52% 31% 21% 24% 128%
洗足学園 2019 92 86 40 33 251 39% 37% 17% 14% 107%
2018 65 64 31 50 210 27% 27% 13% 21% 88%
2017 110 69 37 40 256 46% 29% 15% 17% 107%
雙葉 2019 59 50 38 26 173 33% 28% 21% 14% 96%
2018 52 46 36 28 162 30% 26% 20% 16% 92%
2017 68 46 31 24 169 38% 26% 17% 13% 95%

※インターエデュ編集部調べ

早稲田大学と慶應義塾大学への現役合格率が高い上位3校は桜蔭、 頌栄、女子学院でした。上智大と東京理科大の現役合格者数に関しては、上智大よりも東京理科大の現役合格者数が多い学校は桜蔭、そして上位5校にはランクインしていませんが豊島岡となっています。こちらの2校にはいわゆる“リケジョ”を育む教育が根付いていると言えます。一方、上位5校の中で上智大の合格者数が多い学校は頌栄。全体の約2割を帰国生が占める学校ならではの結果と言えるでしょう。

明治大・青山学院大・立教大・中央大・法政大 現役合格率が高い上位5学校

学校名 現役合計者数 現役合格率
明治
青山学院大 立教
中央
法政
合計 明治大 青山学院大 立教大 中央大 法政大 合計
鷗友 2019 120 45 85 45 32 327 51% 19% 36% 19% 14% 138%
2018 90 33 70 32 29 254 41% 15% 32% 15% 13% 115%
2017 127 46 75 54 30 332 49% 18% 29% 21% 12% 128%
鎌倉女学院 2019 47 33 36 29 29 174 29% 20% 22% 18% 18% 106%
2018 36 19 27 12 24 118 23% 12% 17% 8% 15% 76%
2017 54 27 50 30 38 199 33% 17% 31% 19% 23% 123%
頌栄 2019 107 56 77 32 31 303 47% 25% 34% 14% 14% 133%
2018 89 39 69 16 34 247 41% 18% 32% 7% 16% 114%
2017 83 35 53 24 28 223 40% 17% 26% 12% 14% 108%
洗足学園 2019 117 50 47 44 48 306 50% 21% 20% 19% 20% 130%
2018 130 40 36 28 53 287 55% 17% 15% 12% 22% 121%
2017 127 42 41 38 53 301 53% 18% 17% 16% 22% 125%
富士見 2019 42 21 49 26 46 184 18% 9% 21% 11% 20% 80%
2018 37 16 63 27 64 207 17% 7% 28% 12% 29% 92%
2017 56 28 66 35 55 240 26% 13% 30% 16% 25% 110%

※インターエデュ編集部調べ

この表で注目したいのは、難関校の併願校として選ばれる鎌倉女学院と富士見。国立・早慶上理の合格者数および合格率は難関女子校にはおよびませんが、MARCHの現役合格率が高く、これらの大学には確実に生徒を送り出しているということで注目に値します。