子どもにイライラ…は、あなただけじゃない!:エデュママリサーチ第10回

子どもにイライラ…は、あなただけじゃない!2013年6月25日

◆子どもにつらく当たっていませんか?

イライラするママ

思い通りにならない子どもの態度に、ついイライラ…。
「本当はいい子なのに」「子どもだって頑張っているのに」と、分かっているのに止められず、感情的に怒鳴ってしまい、後から自己嫌悪。「こんなダメ親、わたしだけ?」と、自分を責めてしまうお母さまもいるようです。

インターエデュの掲示板には、同じような悩みや、それに対するアドバイスなど、多数の声が寄せられます。今回は、厳選した3つのエピソードを大公開。一人で悩んでいたお母さま、一緒に解決策を考えませんか?(注:掲示板のエピソードは、実際に投稿された文章を参考に、一部加工しております)

◆エデュママのイライラエピソード集

イライラ①イライラアイコン「もう限界!子どもを嫌いになってしまいそう」

入試まで残り数十日。志望校の偏差値には程遠いのに「受験する」と譲らないわが子は、それにも関わらず真剣に勉強に取り組まず、やる気のない様子です。塾でも、日によってはとことん時間を無駄にしているようで、塾の先生からもやんわり退塾を勧められるほど。なだめても叱っても、本人にやる気がありません。周りに愚痴や相談ができる相手もおらず、イライラして涙が流れます。このままでは子どもを嫌いになってしまいそうです。

エデュが選んだベストアドバイスにこにこアイコン「リターンを求めないで」

「やる気がなく見える=やる気がない」のではありません。「中学受験という、まもなく身にふりかかること」に対して自分の平常心を保つために、本能的にコントロールしている可能性もあります。落ちたら落ちたで、息子さんはひとつ成長されるのではないかと思います。これまでのお金と時間にリターンを求めすぎないでくださいね。

イライラ②イライラアイコン「子どもの態度や言葉に、わたしがキレてしまう」

知的好奇心旺盛ながらも、生意気で態度の悪い息子。大手進学塾に通い出してから、家庭学習中のバトルが絶えません。勉強を教えようとすると、自分が問題を解けないときわたしのせいにして、暴言を吐いたりしてきます。そんな子どもの態度や言葉にわたしのほうがキレてしまい、怒鳴り散らして席を外してしまいます。父親のときはバトルにならないのになぜ?子どもの勉強にどう接していいかわかりません。

エデュが選んだベストアドバイスにこにこアイコン「他人の子感覚になってみよう」

子どもに勉強を教えるとき、「他人の子に勉強を教えている」と思ってみるのはいかがでしょうか。我が子だから腹が立ち、余計なことまで言ってしまうのです。この「他人の子感覚」は、やってみると自分も冷静になれるし、子どものほめるところを探せるようになります。子どもは、ママにほめてもらうのが一番幸せですよ。

イライラ③イライラアイコン「こんな親なら、いない方がましなのではないか」

現在第2子妊娠中。小1の息子には幼少期からしつけに関して厳しく注意しており、本人もきちんとこなしていたのですが、最近は口をはさむようになりました。すると、息子の言葉に耳を傾けなければと思いながらもイライラして頭ごなしに叱ってしまいます。育児書にも目を通し反省するのですが、次の瞬間にはまた些細なことでイライラ。こんな感情をコントロールできない親なら、いないほうがましなのではないかと考えてしまいます。

エデュが選んだベストアドバイスにこにこアイコン「夫を子どもの味方に」

わたしの場合は、夫に「どんなときも完全に娘の味方になってあげて」と言っていました。わたし自身がイライラしても、娘に夫という味方がいたのでうまく乗り越えられたと思います。もちろん、穏やかな気持ちのときは、膝に乗せてギュッとしてあげて。気持ちを分かってあげていれば、いい子に育ってくれるし、ママを嫌いになったりもしませんよ。

◆子育てのストレス…たまには息抜きして解消を!

自分の子育てがうまくいかないときほど、周りの家庭がキラキラしていて完璧に見えてしまうもの。実際は、どのお母さまも何かしらの悩みを抱えていて、時には爆発したり、感情のコントロールがきかないこともあるようです。大切なのは、それをどうリセットするか。先輩エデュママたちは、「プチ日帰り家出」や「子どもの幼少期DVD鑑賞」など、独自のストレス解消法を見出しているようです。上手にリセットできたら、思いきりお子さまを抱きしめてあげましょう!

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