難関大学合格のカギは“英語”が握る?

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2021年1月から導入される「大学入学共通テスト」の英語では、「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能を評価するために、外部の資格・検定試験を活用する大きな動きがあります。他教科はもちろん重要ですが、難関大をはじめ、大学合格のカギは英語といっても過言ではありません。今大学側はどんな動きをとっているのか、そして親は英語に対しどのような考えを持てばいいのかを見ていきましょう。

2021年の大学の英語入試はどう変わる?

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約1年前、「大学入試は英語4技能でどう変わるのか」 でもご紹介しましたが、2021年1月から導入される「大学入学共通テスト」ではマークシート式の問題だけでなく、記述式の問題を取り入れ、「思考力・判断力・表現力」を問う内容が想定されています。

その中でも大きな変更点として、英語入試の「外部の資格・検定試験の活用」が挙げられます。これは「聞く」「読む」「話す」「書く」の英語4技能を評価するために取り入れられるもので、 ケンブリッジ英語検定、実用英語技能検定、GTEC、IELTS、TEAP、TEAP CBT、TOEFL iBT、TOEIC L&R/TOEIC S&Wがあります。

試験的に導入する大学が増加中

大学によって体制は様々ですが、すでに外部の資格・検定試験を活用した入試を行っている大学は多く、「旺文社 教育情報センター」の調査によると、2018年度の推薦・AO入試では762大学中335大学。一般入試では762大学中152大学が取り入れています。まだ大学によっては不完全な面もあるかもしれませんが、受験生にとっていくつかのメリットも存在します。次にそれを見ていきましょう。

受験生側のメリットは?

まず1つ目ですが、入試に利用できる外部の資格・検定は高校3年生の4月~12月までに取得したものと限定されていますが、一発勝負の既存の入試形態と違い、外部検定は年間で複数回試験を実施しています。本番が苦手な受験生にとっては大きなメリットといえるでしょう。

2つ目は事前に換算点を確保したり、入試免除の権利を獲得できれば、他教科の勉強に集中できる点です。

ただここで気をつけておきたいのが、英語入試において、外部の資格・検定を利用しない大学も存在する点です。例えば東大はすでに発表し話題となっていますが、他大学でもこの影響を受け、実施しないところはあるでしょう。

英語に強いと東大はじめ難関大学合格の道が拓ける?

インターエデュのコンテンツ「東大・京大生が育つまで」で取材する中で「東大受験で苦手だった科目は何ですか?」と聞くと「英語」と答える人が数多くいました。中学校で初めて学び、最初は単語をひたすら覚える、暗記科目の側面を持つ英語に対して苦手意識を持ち、いざ始めようと思っても対策が追いつかなかった。こういった声がありました。

反面、帰国子女で英語が得意だった人は、得意科目の英語があったから合格できたという声を数多く聞きました。得意・不得意が大きく分かれる教科だけに難関大学であればあるほどに英語の出来・不出来が合格に大きく影響します。

これから大学受験を控える親が考えたいこと

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最後にこれから大学受験を控えるお子さまを持つ親御さんにとって考えたいことは何か?をご紹介していきます。

まず英語教育に強い中学校や高校選びをすることが重要になってきます。私立校では、2021年を意識した教育や、4技能を磨く英語カリキュラムを重視する中高一貫校が数多くあります。都立校では、都立国際高校、都立三田高校、都立日比谷高校などが英語教育に高い評価を得ています。

そして、学校選びより重要になってくるのが、「英語の必要性を感じ、好きになること」です。そのための有効な手段として挙げられるのが、教育に関心の高い親御さんには敬遠されがちな「YouTube」です。

これは実際に帰国子女の東大生にうかがった話ですが、海外では物理現象をアニメーション付きで解説してくれたり、歴史を分かりやすくかつ楽しく解説してくれる知的なチャンネルがたくさんあります。この動画を理解するには当然ある程度の英語力が必要になりますが、そこから英語に興味を持ち、英語を勉強するきっかけにもつながります。

節度のある動画視聴時間の規制などは必要ですが、知的レベルの高い子どもほどはまる方法だと思いますので、試してみてはいかがでしょうか?

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