みんなの中学受験満足度向上委員会

体験談(22) 頌栄女子学院

今回の体験談は、親子ですんなり「ここしかない」と思える第一志望が決まり、一回目で合格を決めるという無風ともいえる進行の受験です。でも、スポーツと塾通いの両立というハードな日々を乗り越えてかちとったものですから、合格の喜びもひとしお、そして続く楽しくも忙しい中学校生活を支える力になっていることでしょう。

Q1:学校選びのポイント
父母ともに中高一貫校出身で、6年間じっくり学校生活を送ってほしいということもあって、中学受験をすることは決定していました。また、娘はあるスポーツをがんばっていて、中学でもそのスポーツを続けたい、というのがまず大きな希望でした。

部活動ではできないスポーツなので、どうしても外部の団体に入る必要があり、土日にそちらに参加できる週5日制の学校が希望でした。さらに、なるべく宗教に基づいた学校か、創立者の理念がはっきり引き継がれている学校を希望していたので、頌栄は希望にぴったりとあっていました。(とはいえ、そこまで宗教色が強い学校ではありません)

そのほか、その団体に参加できなくなった時に入れる運動部や、グラウンドの設備ばかり見て学校選びをしてしまいました。頌栄に見学に訪れた時も、明るくワイワイとすごしている上級生に違和感がなかったようですし、学園祭のときには運動部の上級生に「合格したら入部してね!」とキラキラの笑顔で勧誘されて舞い上がり、もう志望校はここしかない、と第一志望はすんなり決まりました。女子校ということも、特に気にならないくらい最初から抵抗がなかったようです。

受験日の関係で、第二志望、第三志望の組み立てが難しかったです。

(アンダンテより)
なるほど、入りたい部活があるからという動機はよく聞きますが、続けたい外部の活動のために週5日がよいという選択もありですね。
何より在校生たちを見てしっくりくる、心ひかれるというのが「似合う学校」を探す最大のポイントかと思います。

Q2:入学前に気になったことは
それなりの進学実績も残している学校なので、学校の勉強についていけるのかが心配でした。特に、土日の活動が両立できるのかが気になりました。

あとは普通にお友達ができるかしら、女子校でやっていけるかしら、という普通の心配です。

(アンダンテより)
しっかり熱心に教育を考えている学校はおおよそ、どこでも忙しいですからね。
でも、受験時代もすでにめいっぱいの両立で、時間を上手に使うことに慣れているということが大きいかもしれませんね。

Q3:実際に入ってみて
通学は1時間くらいかかるのですが、電車通学にも慣れて毎日楽しく通学しているので安心しています。

大体、見学のときに感じた雰囲気がそのままで、明るくて活発なお嬢さんがそろっている感じです。

人数が割と多いので放任なところもあり、でも面談などでは先生がよく見てくださっているのがわかります。

勉強はそれなりに大変で、特に英語は毎日宿題もあって大変そうです。

娘は特に英語に触れる環境ではなかったのですが、先日私に英語でメールを送ってきたり(!?)できるようになっているので、やはり英語教育はしっかりしているなぁと思いました。帰国子女枠が多くて、クラスにまとまって帰国子女のお嬢さんがいるので彼女たちの流暢な英語を聞いて刺激をうけているようです。

(アンダンテより)
親宛に英語のメール(笑) それはやはり、単に勉強として習うものではなくて、使う言葉として英語をとらえているからなんとなくそういうこともしてみるという発想になるのでしょうね。帰国子女のクラスメイトが多いことでいろんな影響がありそうです。

Q4:受験生活で印象に残ったこと、よかったこと
受験中も、ほんとうにぎりぎりまでそのスポーツを続けたことです。我が家は6年生の11月まで続けました。

6年生の4月にけがをして、練習をお休みした時期があったのですが、勉強に集中できるかと思ったら、逆に成績が下がってしまいました。

人それぞれだと思いますが、娘の場合は、集中して勉強をして、スポーツで気分転換をするというペースがよかったようです。夕方まで練習して、車の中でおにぎりを食べながら着替えて塾に直行する、という芸能人のような忙しい生活で親も覚悟が必要ですが、勉強と好きなことの両立をやりきった娘は自信がついたと思います。

勉強面では、頌栄だと、トップ校の難問は解けなくても大丈夫なので(特に算数)、おさえるべき問題とスルーする問題を区別して、解くべき問題を集中して反復しました。

そのあたりを親がうまく手伝えたことがよかったと自負してます(笑)
あとは、怒りすぎないことを心がけました。

(アンダンテより)
6年生の11月までってすごいですね。うちのぬるい受験生活からは想像もつきません(^^;;
でも時間が限られているからこそ、集中してこなすリズムが身についているってことはありますね。スポーツをお休みしていた時期に逆に成績が下がってしまうというのは…私が、会社が休みの日はだらだらして気が付いたら一日が終わってまうような感じかな。

時間がない中では親が取捨選択をサポートするところもポイントですね。怒り過ぎない…これが難しいんだけど。

Q5:こうすればよかった点
特に思いつきません!!
あ、入試に面接があるのですが、母親の私がしどろもどろになってしまったので、娘の足をひっぱってしまったのではないかと真っ青になりました。もっと練習したほうがよかったです。

(アンダンテより)
まぁ、親がちょっとしどろもどろになるくらい、合否にはあまり関係がないかなとは思いますが、練習しておくほうが安心ですね。

Q6:中学受験の満足度は
ずばり、120点です。
今、平日は楽しそうに学校に通い、週末はスポーツにうちこんでいる娘をみて、ほんとうによくがんばったね、と思います。親もがんばって応援してよかったと思います。

合格してとびあがって喜んだ日のことを忘れずに、これからも親子で楽しい中高学校生活を送りたいです。

(アンダンテより)
やってよかった中学受験ですね(^-^)

空飛ぶアンダンテ

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そのブログをまとめた本:
「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと」ダイヤモンド社
2歳から高専受験まで、またろうのまったり成長の記録:
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体験談(21) 明治大学付属明治中学校

Q1: 学校選びのポイントは

男っぽいさっぱりとした性格の娘でしたので、共学が良いかと。また、系列の小学校からの入学がなく、みんな横一線でのスタートになり、しかも大学受験を出来ればしたくない、のびのびと学校生活を満喫させたいと思っておりました。明治の先生がよく言うところの「受験勉強とは別物の本物の勉強」をして欲しいとの想いもありました。

娘は文化祭の活気、特に文化祭での応援指導班の演技に感動し、また日頃応援指導班に応援して貰っている体育会部員達が応援指導班の演技を守り立てる姿に、娘は特に感動していたようです。なんと指導班の団長は体育会の生徒達から胴上げをされていました。

自宅から明治への通学で、電車の乗り換えが3回もあったのですが、受験直前の11月に矢野口駅からスクールバスが出ることが決定し、乗り換えが1回に減ったことにより、通学への負荷が激減したこともラッキーなことでした。

父親としては英語教育に力を入れている「渋谷教育学園渋谷中学校」も候補として上げていたのですが、立地が余りにも都会過ぎて、広々とした青空が臨める校舎に通わせたい母親の意見が勝ちました。

文化祭・学校説明会などの学校主催行事や、塾の主催行事に出席し、候補の学校の生身の姿を知る中で、本人との相性が見えてきました。本人がその学校の生徒としてスッと入っていけそうかどうかが一番のポイントだと思いました。

(アンダンテより)
乗り換えが三回から一回になったのは大きいですね。渋渋も通いやすさとしては悪い立地ではなかったようですが、バリバリ「都会」なので好みは分かれますね。

「本人がその学校の生徒としてスッと入っていけそうか」というのは私もものすごく考えました(^^)

Q2: 入学前に気になっていたことは

のんびりとしすぎてしまわないかが心配でした。

(アンダンテより)
うちも、こじろうは大学受験がないので、その点は心配でした(^^;; 今、高三でやっぱり勉強に関してはかなりのんびりしてるかと思いますが、それ以外の面があるので、のんびりしすぎているという感じはあまりしないです。

Q3: 実際に入ってみてどうでした?

確かに、最初のゴールデンウィークでは、他の受験校の様に大量の宿題が出ることはありませんでした。しかし、明治大学の直系校としてのプライドが学校としても高く、漢字検定や英検での資格取得が必須となっており、文字通りの「のんびり」は出来ない仕組みになっています。また成績が思うようにあがらない生徒は部活動に制限を加えられる等、モチベーションの維持にも努めています。100周年記念事業として、校内英語コンクールの入賞者に留学費用の援助をすることにもなりました。中学になれば、科目ごとに先生が代わる訳ですが、どの先生も授業が楽しいようでなによりと思っています。

部活は厳しくも楽しくやっているようです。6学年の男女がひとつのクラブで一緒に行動するという経験は貴重だと思います。とにかく学校が楽しいようで、帰ってくる時間が遅くなりがちで、「門限」を設けようかと家内と話しているくらいです(笑)。

大学野球の応援に中1と高1が行くという恒例行事があり、応援歌を楽しそうに歌い、「愛校心」を強く持てることは素晴らしいことだと思います。これから10年間も同じ校歌や応援歌を歌えるなんて、羨ましいですね。

(アンダンテより)
ほんとにそうですね~10年一貫で愛校心を育てていけるところは大きな特徴だと思います。
進学校ではないけれど、むしろ全員もれなく系列の大学に連れて行きたいわけで、上位の何人かが合格実績を稼げばよい学校とは違う面倒見や、モチベーションの持たせ方があります。

Q4: 受験生活で印象に残ったこと、よかったことなど

4年生から受験勉強を始めたのですが、3つの塾を渡り歩き、一時はこれは厳しいかもと思ったりしましたが、最後の塾が本人に上手く合ったようで、最後まで楽しく勉強することが出来たことがラッキーでした。転塾はかなりの負担を伴いましたが、思い切ってよかったです。その際に、色々と相談できる「受験の先輩ママさん」が近くにいたのも非常に助かりました。

明治の学校説明会の録音は、もう何回聞いたか分からないほど(私が)聞き込みました。やはり最後は過去問対策が雌雄を決しますね。一昨年の過去問をやったときに今ひとつ出来が悪かったのですが、少し経ってから、本人からどうしてももう一度やりたいと強く切望してきました。もう一度、本番の試験時間割と同じ時刻でやらせました。そうしたら、今度は合格者平均をはるかに上回ることが出来たことが大きな自信になったようです。2回やれば前よりいい点が取れるのは当たり前と言えば当たり前なのですが、ああこれほどこの学校に入りたいんだなと感動しました。

「頑張れば達成できる」、という貴重な成功体験を経験することが出来たことが本当に良かったと思います。今後の本人の人生においても、何かしらの自信の拠り所になるのではないかと感じています。

親としては、勉強を通じて、同じ目標に向かって娘と長い時間を過ごすことが出来たことがとても楽しかったです。

(アンダンテより)
勇気を持って転塾して、合う塾に巡り合ったことはほんとうによかったですね。
過去問をやれば受かるわけではないともいわれますが、過去問に取り組む気持ちの強さや、粘り強く取り組んだ経験は、本番での実力発揮につながると思います。
親子でひとつの目標に向かい、そして達成できたことは大きな宝物ですね。

Q5: 「こうすればよかった」ということがあれば

5年生のときの二つ目の塾は、マンツーマンの塾で、あまり親が具体の勉強にコミットしていなかったので、今から思えば本人の実力からして「ゆるめ」の勉強に終始していました。あの段階からもっと親が積極的にコミットすべきだったと思います。そうしたらもっと成績が伸びていたかもしれません。文字通りタラレバのはなしではありますが。

(アンダンテより)
タラレバは…どうなったかわかりませんが、親が余計に中身まで関わって仮に少し「上(?)」になったとしてそれで余計幸せになったかというとどうでしょうか。「ゆるめ」な時期があっても合う学校に行けたのならそれがベストだったのかもしれませんね。

Q6: ずばり、中学受験の満足度は?

親子共に100%ですね。苦しいときも悔しいときもありましたが、それも含めていい経験でした。娘がまだある程度「子供」である最後の時期を、家族で一緒に過ごせてよかったです。ウキウキと学校に向かう娘の顔を見ると本当に嬉しいです。

(アンダンテより)
中学生になると「父と娘」の関わりも難しくなってしまいますもんね(うちもわりと…)。
それでも、毎日子どもが楽しそうなら、親としては報われます(かな?)

空飛ぶアンダンテ

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体験談(20) 穎明館

Q1: 学校選びのポイントは

私も夫も地方出身で学校名もよく知らなかったので、何をポイントに志望校を決めればいいかまったくわからず、とりあえず自宅から近い女子校から見学を始めました。

最初はどこに行っても「わー校舎も制服もステキ!ここがいい!」と親子でノー天気に盛り上がるばかりでしたが、穎明館の見学に行ったとき娘が「穎明館に行く」ときっぱり言ったのです。

娘の気に入ったポイントは、具体的には、教室の机の横にスポーツバッグがポイと置いてあったり、よくみると授業に全く関係ないテキストが机に置いてあったり(つまり内職中)とか、やや雑然としたところ(笑)。娘は「ここなら私でもやっていけるわ。居心地よさそう」と思ったとのことです。

学校選びに明確なポリシーはなかったものの、娘には「自分で決めた学校だ」としっかり感じて進学して欲しいと思っていました。なので、娘の「ここがいい!」は大事なポイントだと思いました。

私の印象としても、よい意味でフツーの子がたくさんいて、飾らない感じが娘に合うかもと思いました。授業は活気があり楽しそうで、好印象でした。あと、家から割と近いこと(1時間以内)と、給食も高ポイントでした(笑)。

(アンダンテより)
フツーで飾らなくて、授業は活気があって、娘さんご自身がピンと来たんですね。
「本人がいいと思うところがいい」というポリシーは妥当なものだと思います(^^)

Q2: 入学前に気になっていたことは

バリバリの進学校で勉強が大変そうなところです。
「穎明館は授業の進度も早いし、宿題も多いってよ。大丈夫?」と娘に確認するたび、「大丈夫!私がんばる!」と超やる気マンマン。でも、お風呂は長いし、勉強始めればいつの間にか絵を描いている娘なので、ついていけるか心配でした。

(アンダンテより)
「お風呂は長いし、勉強始めればいつの間にか絵を描いている娘」ってウチのことかと思ってしまいました(^^;; 実際、そんなんで勉強熱心な学校に入ってしまうと大変ではありますけど。でもいつかは時間を上手に使えるようになってほしいですから。

Q3: 実際に入ってみてどうでした?

すぐに友達もできて楽しく通っています。「こんなことしたら 小6のときなら絶対いじめられるっていうことを誰かがしても、 今のクラスでは好意的に受け取ってもらえる。 言動に変に気をつけなくていいからすごく楽。」と言ってますので居心地はいいのでしょう。いろんな学校行事も、「ちょっとがんばってみようかな」と感じているようです。そんな娘を見て弟が「ボクも穎明館に行く!」と言っています。

勉強はやっぱり大変みたいです。宿題が多く、毎日ヒーヒー言っていますが、もう少し時間使い方が上手になれば楽になるのかな、と思っています。学校でも、「ちょっとした空き時間や通学時間を有効に利用して勉強をしましょう」といった指導がされているようです。

英語や漢字のミニテストなど、やらずにたまると後で苦労するようなものは、学校である程度強制的にやってくれる方が親としては安心ではあります。
給食はおいしいようですが、女子中学生には量が多いらしく、毎日がんばって食べてるそうです(笑)

(アンダンテより)
自然体で安心していられるというのが、私学に行く何より大きなメリットだと思います。勉強の中身やフォローがきちんとしているのもいいことですが、まぁオマケくらいの位置づけ(私の中では)

Q4: 受験生活で印象に残ったこと、よかったことなど

中学受験しようと思い立って入塾したのが5年生の5月、と、かなり出遅れていたので、最初は未習分野の補講などもあり、とにかく軌道に乗せるのが大変だったという印象です。夜はすぐ眠くなる娘なので、テストの直しが終わらないまま次のテストが来てしまうことはしょっちゅうでした。

塾の仕組みが分かり、軌道に乗った5年の秋以降から成績が上がり始めジグザグしながらも6年秋まで上昇傾向は続き、入試に間に合いました。よかったことは、たまたま選んだ塾とそこの担任の先生が娘に合っていたことです。

比較的少人数のクラスだったので、授業は楽しく和気あいあいと進み、6年生の後半は各自の志望校に合わせた「半個別」のような指導形態でした。娘のことを上手にのせてくれ、私も塾には相談しやすく、感謝しています。

(アンダンテより)
五年生の五月というと、こじろうやはなひめのように新五年二月から入るのとは違って、さらにたいへんだと思います。半年たたずに軌道に乗ったのは立ち上がり早いですね!! 塾も合うところだったようで本当によかったです。

Q5: 「こうすればよかった」ということがあれば

親が受験勉強の仕組みをよく分かっていなかったので優先順位をつけたり、取捨選択が上手にできませんでした。6年後半になって「そうか、そういうことだったのか」と気づいたようなことを、もっと早く分かっていれば娘にとって、もう少し楽な受験生活になったのかな、と思います。

(アンダンテより)
まぁ…けど結果として間に合ったので。

Q6: ずばり、中学受験の満足度は?

最後まで穴も積み残しもありましたし、もっと早くああすればよかったと思うことは多々あるのですが、でも、甘ったれで集中力もあまりなかった娘が、この2年間でそれはそれは成長したこと、そして、何度もくじけそうになりながらも最後まで頑張ったら合格できた、ということで今、自信をもって毎日を送れていることを考えると100点です。

(アンダンテより)
大きく成長したうえ、生き生きと毎日過ごせるフィールドを手に入れたんですものね。

空飛ぶアンダンテ

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体験談(19) 雙葉中学校・高等学校

Q1: 学校選びのポイントは

娘が学校の雰囲気(空気感、肌感覚)が気に入り、志望しました。いくつもの学校を見に行った中で、親の私からみても一番娘がすんなり馴染める学校だと思えました。しかし雙葉は早い時期から第一志望にしていたのではありませんでした。

娘は5年生から塾で受験準備を始めましたが、塾に行きたいと本人が思ったきっかけは、4年の秋に連れて行った大学付属の共学校の文化祭がとても楽しく、この学校に行きたいと思ったからです。

この学校を目指し塾で勉強しながら(と言っても勉強はそれ程頑張っていませんでしたが)、本格的に文化祭めぐりをしたのが5年生で、この時最初に行った学校が雙葉でした。ここで女子校の良さに惹かれるようになり、6年の初めには雙葉が第一志望に変わっていました。

6年生後半からは塾の志望校別講座が始まり、ここに集まって来る生徒さんたちの雰囲気が自分の好きなタイプのお子さんが多く、「自分は雙葉向き!」という気持ちが強まったようです。

(アンダンテより)
共学の大学付属から考えると大きな転進ですけど、志望校別講座で集まる子どもたちのカラーが合うとなるとますます自分の選択に確信が持てますね。

Q2: 入学前に気になっていたことは

雙葉の附属小学校から来られるお子さん達とはすぐに仲良くなれると聞いていたので、特にその点は心配していませんでした。

ただいわゆる「面倒見の良い学校」ではないと思っていたので、娘にはそういう学校を選んでいるのだということを何度も言って聞かせていました。

(アンダンテより)
つまり、何をすべきか自分で考えなくてはいけないということですね。それを納得して中学生になったのはよいことですね(^^)

Q3: 実際に入ってみてどうでした?

先ずお友達関係は予想通りとても順調で、すぐに仲の良いお友達が出来ました。
ほとんどのお子さんが娘が感じた雙葉独特の雰囲気が好きで入学されたと思いますが、想像以上に個性的なお子さんが多いようで、その個性を皆が認め合っているようです。

勉強面では、コツコツ努力するタイプのお子さんが多いようで、真面目でやはり努力型の娘には最高の環境のようです。受験が終わった春休みは、全く勉強せず中学入学後が心配でしたが、特に「勉強しなさい」と言わなくても机に毎日向かうようになりました。「みんな毎日ちゃんと勉強しているから」と言っています。

娘の話から、先生方がとても温かく生徒たちを見守って下さっていると感じています。

心配していた「面倒見」ですが、中間テスト、期末テストに加え小テストが沢山あり、これをこなしていくうちに知識が身についたり、苦手分野があぶり出されるようです。その苦手分野については「間違いノート」を作成するよう指導され、そのノートのチェックも先生がなさって下さっています。そのノートに書かれたコメントやアドバイスを見ていると、決して面倒見の悪い学校ではないと思っています。

(アンダンテより)
外から持たれているイメージよりもかなり丁寧な指導がされているのですね。

個性的なお子さんが多く、それを認め合っているという雰囲気は、前回の慶應と共通した感想ですが、そういえば小学校から来るお子さんがいるというところが似ていますよね。

Q4: 受験生活で印象に残ったこと、よかったことなど

受験生時代、特に6年生になってからは本当に時間が無く、大き目のスケジュール帳にやるべきことを列挙し、これに必要な時間と優先順位を書いていました。

この習慣が身に付き、4月から始まった忙しい中学生生活もスケジュール帳を使ってなんとかやっているようです。

また受験科目の中で社会、特に歴史が大好きになりました。
小学校の先生には失礼ですが、やはり塾での教え方が上手だったようで先生方に感謝しています。
歴史的建造物が大好きで、受験が終わってから歴史探訪の旅に行った時は、本当に幸せそうでした。

(アンダンテより)

塾の先生は授業内容を教えることにかけてはやはりプロですから…まぁ小学校の先生もプロですがもっとずっと幅広いことが求められているので、塾で(受験勉強で)勉強の楽しさや、時間の使い方を学べたことは大きな収穫ですね。

Q5: 「こうすればよかった」ということがあれば

低学年のうちから、そろばん教室など計算の基礎力を養う塾なり、教室なりに行かせれば良かったと思っています。とても計算が遅く、少し急ごうとする「と」計算でケアレスミスをしました。受験直前でも簡単な引き算で間違う(大問で沢山ある計算のうち、焦って簡単な計算も間違えてました)様子を見て、こんなことではどの学校も受からないのでは?ととても不安に思っていました。

算数のセンスもないので、6年生の後期の算数の授業では出木杉君達向けの授業につき合わされている感が強く、時間が勿体ないとさえ思っていました。

(アンダンテより)
中学受験に必要な素養は計算だけではないですし、遊んでおくのも重要な準備です。計算力自体は本格的に塾生活が始まってからでも十分身につきますから、必須ではないと思いますが(結果的になんとかなったわけですし)、算数が苦手になりやすいお子さんだと思えばあらかじめ多少やっておくことでゆとりは作れるかもしれないですね。

Q6: ずばり、中学受験の満足度は?

結果的に娘が第一志望に合格できたからかもしれませんが、中学受験して良かったと100%満足しています。

塾については、余りにも拘束時間が長く復習型の娘にとって肝心な復習時間が奪われてしまったことを考えると80%くらいの満足度です。

ただ、受験直前の1月に思ったような結果が出ず一番苦しい思いを親子ともにしていましたが、私たちを救ってくれたのは塾の室長さんで、心から先生には感謝しています。

拘束時間が長いことについては、アンダンテさんや他の先輩方の体験談を読ませて頂き、削れる授業は削る方針でやり色々な講座をキャンセルしましたが、先生方は嫌な顔をせず親身になって受験相談にのって下さり有難かったです。

より良い塾になるよう努力してもらうため、送るエールとして△20%させて頂きました。

(アンダンテより)
感謝の気持ちと、エールを送りたい気持ち、どちらもよくわかります(^^;;

空飛ぶアンダンテ

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体験談(18) 慶應義塾中等部

Q1: 学校選びのポイントは

主人が高校から慶應で、慶應大好きなため息子も是非慶応へ!と言うのが中学受験のきっかけでした。息子も小さいころから慶應慶應と言われていたので、慶應に行きたいというよりも、慶應に行くものだ!と思っているようでした。中等部と普通部と、どちらも何度も展覧会・労作展に行きましたが、共学なのと、自由な雰囲気と、通学時間などの理由から、中等部のほうが息子には向いているのか
なと思っていました。

(アンダンテより)
小さいころから慶應!! まさにそれはカラーを選ぶ(家族ぐるみで)ということで、私学の原点ともいえる発想ですね。

Q2: 入学前に気になっていたことは

まだ精神的に幼いところがあるので、自由であるということは自分の行動に責任がともなうという学校の方針についていけるかなと思っていました。

Q3: 実際に入ってみてどうでした?

最初の1週間くらいは緊張していた様子でしたが、もともと知っているお友達が何人かいたこともあり、親が心配するよりもわりとすんなり中学校生活に慣れました。お友達はいろんなタイプの子がいて、ピアノがめちゃめちゃ上手な子や、運動神経がいい子、歴史マニア、鉄道マニアなど、良い刺激になっているようです。クラブ活動は運動系と文化系を兼部する子が多く、息子も複数のクラブに入
りました。お友達や先輩とのつながりが広がるのでいいなあと思います。

先生がたについても息子の話を聞くと、いろんなタイプの先生がいらっしゃるようで、授業も面白いと言っています。家に帰ってきて、今日は◯◯先生がこんなお話してくれた、と報告してくれるのを聞くと嬉しくなります。

保護者会の時に先生が、自分と違うタイプの子を認め、尊重できるような人になってもらいたいと思いますとおっしゃっていたのですが、まさにそんな雰囲気の中、日々楽しく過ごしているようなので良かったなあと思っています。学校から生活面であまり細々した指示がないのでどうすればいいのか迷う時もありますが、何とかなっているようです。

(アンダンテより)
小学校から入る子もいる学校だと、全員中学から入る場合よりもっとバラエティーに富む面子になりやすいと思います。様々なタイプの子の中にあって、かつ、自由(とそれに伴う責任)という雰囲気の中で楽しく過ごせているのはほんとうによかったですね。

Q4: 受験生活で印象に残ったこと、よかったことなど

塾の先生にはいろいろお世話になりました。
お弁当箱を塾に置いて帰ってきてしまい、先生が洗って次の日返してくださったこと。お弁当を持って行くのを忘れた時、先生がパンをくださったこと。国語がどうにもこうにもできないので何とかしてくださいと泣きついたら、簡単なプリントをくださって個別に対応してくださったこと。

息子の数字の書き方にクセがあり、3と8の区別がつきにくかった時、私が何度注意してもなおさなかったのに先生に注意してもらったらすぐになおったことなどなど、本当にありがたかったです。入試の時も応援に来てくださったり、合格発表の時は息子が塾に電話したら先生が代わる代わる電話に出てくださって、息子も感動の涙がとまりませんでした。私も本当に感動して、中学受験して良かったなあとしみじみ思いました。

(アンダンテより)
親身になってサポートしてもらえたのですね。字をちゃんと書け、なんて、親がいうと反発しますから、先生が頼りです(^^;;

Q5: 「こうすればよかった」ということがあれば

もっと息子が精神年齢が高かったら、自分で勉強の計画をたててコツコツ勉強したのかもしれませんが、算数以外はかなり私が今日はこれをやるんだよと指示していたので、もう少しうまい具合に家で勉強がまわる仕組みを作れれば良かったなあと思います。(無理っぽいですが(((^^;))

(アンダンテより)
それは…「こうすればよかった」というよりほとんど別の子レベルの期待というか、まぁ自立が中学受験のうちに軌道に乗ってなくてもしょうがないんじゃないかな。男の子の精神的成長は大概あとから、です。

Q6: ずばり、中学受験の満足度は?

第一希望の学校に合格できたので100%です!

(アンダンテより)
(^-^)b

空飛ぶアンダンテ

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英語が得意になったわけ

前回の、ういろうさんインタビューの続きです。

Q: 英語の先取りはしていましたか

何にも(笑) 実は、小学生のときに、ちょっと公文の英語をやらせようとしたことがあったのですが、「宇宙語みたい」。ぜんぜんわからない、覚えられない、まったく受け付けませんでした。興味もなかったんでしょうね。

Q: 中学になって、学校以外でやったものは

受験が済んで、そういえばアルファベットくらい書けるようにしたほうがいいねということを本人も思い立ち、春休みのうちに「ママ塾」で簡単な導入部分(アルファベットの書き方と、ごく簡単な文章と発音)を教えました。そしてGW明けから再度公文に連れて行ったら、今度は大丈夫でした。

数年経つ間に、本人なりの成長というのもあったでしょうけど、たとえばハリーポッターが面白いと思い、その元は英語だったとか、いくつかのきっかけで、英語というものがどう使われているかおぼろげにでもイメージできたことが大きかったと思います。

Q: 英語ができるようになったきっかけは

学校では、ネイティブの先生が担当する会話の授業があったのですが、娘はその先生のことがたいそう気に入って、もう毎朝、先生のいる部屋に押しかけていって挨拶して会話して、という調子でした。ほとんどストーカー(笑)

その会話で何をしゃべるかといういわばネタを仕入れるという位置づけで、公文英語も熱心にやっていたようです。使えるフレーズを探して、それを応用して次の日の朝の会話に生かすというような。英語を使えるシチュエーションというのが強力な原動力になっていたと思います。

公文英語は中学三年生まで続けました。大学受験に直結するような内容ではないのですが、やさしい文章をたくさん読むことで、目と耳から英語の語順のまま理解する(直読直解)訓練を積めたのがよかったと思います。

また、公文だけでなく、ペーパーバックなんかも自分で借りてきて読んでいたし(元々読書好き)洋楽洋画のミーハー精神も大変有益でした。
つまるところ、楽しみながらいつの間にか量をこなしていたのが良かったのだと思います。

Q: 高校になってからの英語勉強法は

塾に通うようになってからは塾中心でした。ただ、高三に上がるときには数2Bが必須になってしまったのでそこは辞めました。もう早慶の英語には不安がなかったのであとは社会だけ塾に通おうかとも言っていたのですが、試しに行ってみた駿台の授業が気に入ったので、結局英語単科に通いました。

そこでは、昔ながらの(?)がっつり構文読解を教えてもらって、これまで培ってきた「さっと長文を読む英語力」にもう一本支柱が加わったような感じになりました。

空飛ぶアンダンテ

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中堅私学から目指す難関大学

ういろうさんと私は、インターエデュ上では六年前くらいからの知り合いなのですが、先日初めて直接お会いしました(^^) いやー初めて会った気がしませんでしたが。

中学受験を考えるときには、それぞれの学校について「○○大に何人合格している」というような見方をしがちですが、実際に自分の子どもがどうなるかっていうのは、別の話なんですよね。この記事では、ういろうさんの娘さんが、学校の本流から頭ひとつ抜け出して、早稲田政経・慶應法・外語大メジャー語学科に合格するまでのいきさつをまとめました。

Q: 私学を選んだ理由は

ポリシーがしっかりあって、教育理念に共感できるところに行かせたいと思いました。元々、難関大に行かせるための私立受験とは考えていませんでした。

Q: 中学受験はどうでしたか

私も夫も中学受験というものをよく知らなかったため、甘く見ていたところがあります。それで第一志望は失敗し、塾に勧められて受けていたN偏差値40くらいの女子校に決まりました。

Q: 入ってみてどうでしたか

落ち着いた雰囲気で居心地よく、学校の先生も熱心で面倒見のよい学校でした。理科などのノート提出が毎週あって、ポストイットを貼って不十分なところを補足してくれたり、よいところを褒めてくれたり、赤ペン先生みたいにびっしり見てくれました。学校では、当時の現状からいって、国立や早慶進学などはほとんど眼中になく、なるべく多くの生徒をマーチ以上に入れようとして丁寧にすくいあげてく方針だったようです。

Q: その中で、難関大を目指すようになったのはなぜですか

たまたま英語ができるようになったからです(笑) 学外と比べる機会としてはベネッセ模試がありました。これはあまり難しい学校の子は受けていないのですが、中三時点では、この母集団のかなり上位になりました。

そのころには、本人も学校の授業が物足りないと感じていたので、東大専門を標榜する塾に通ったのが大きな転機になりました。

娘は東大を目指していたわけではないのですが、英語についてハイレベルな授業をしてくれるところで、地理的に通えるところを探したらそうなりました。通ってみると、打てば響く感じの、ディープな話題が通じる子たちがぎっしりいて、すごく刺激になりました。また、そういう環境に行きたいという思いも強くなったようです。

Q: 大学受験をする中で、その学校のよかったところは

記述の添削をしてもらうなど、勉強内容に関してはほんとうに細かく見てもらえて、感謝しています。塾の課題などでも、わからないところがあって聞きにいくときちんと教えてくれました。

Q: その学校だと困ったところは

高二の後半に志望調査とかがあって、受験に不要なら数三は取らないとかはどこの学校でもあると思いますが、ここではなんと数二が選択だったのです。しかも、先生方はむしろ数二を取らずに早めに絞ることを推奨していたくらいです。娘は数学に苦手意識があったのでこれ幸いと数二を削ってしまい、数二をやらずに高校を卒業するのかと愕然としました。

文系でも、数二をやらないとなると受けられるところが狭くなるので、それで本当によいのか、ということは気になりました。

それと、やはり学校の本流から外れてしまうと、情報がないということ、それから似たようなところを目指す子が少ないので孤独ってことはありますね。

Q: 公立中に行っていたらどう違っていたと思いますか

私立の中では、授業レベルが高いとはいえない学校で、特に高校になってからは、授業がそのまま受験で役立つというふうにはならなかったのですが、公立中だったらここまで伸びなかったのではないかと思います。

それは、そもそも英語が得意になったきっかけ(*)というのが得られなかっただろうということもありますが、中学三年間は公立中よりずっと「深さ」のある授業を受けられましたし、高校受験もなく、平和で落ち着いた環境で勉強できたことは大きかったからです。あと、仮に大学受験の結果は同じであったとしても、公立でもよかったというふうには思いません。元々が、人格形成に重きを置いて入れた私立ですし、その期待には十分応えてもらえたと思いますから。

(*) 次回、英語編に続く。

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はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと

体験談(17) 鴎友学園

Q1: 学校選びのポイントは

本人のポテンシャルの感触に合わせて、偏差値がY60の若干下から若干上までの学校を対象に考えました。
本人の希望は、元気な女子校で、高校から入ってこない完全中高一貫校でした。
小四の時から本人といっしょに文化祭を回りました。
初めて鴎友に来た時はかなりの雨でした。コンクリの部分がくすんで見え、実は最初の印象は必ずしも良くなくて、もう1つの候補校に心が動きました。
ただ、決定には至らず、その後も両校の公開行事に何度となく足を運び比較しているうちに、本人に似合うのは鴎友じゃないかな、という気がしてきました。
もう1つの候補校は、元気が良すぎて、娘にはまぶしすぎたようでした。
鴎友は、元気な中におっとりした部分もあったので、本人的にはしっくりきたようです。
最終的な決定打は、校舎内の校庭で運動会ができることでした。今まででは味わえなかった土の校庭に惹かれていました。

(アンダンテより)
なんと、第一印象は良くなかったのですね(o_o)
そういえば、私はたまたま各学校の文化祭・オープンスクールなどのときに荒天に当たったことがありませんが、その日のいろいろな条件によって印象が左右されることを考えると、気になる学校なら何度も日にちを変えて見に行くのがよさそうですね。

「自由」とか「元気」とかいう形容は、数多くの学校に当てはまりますが、その程度というかカラーは、けっこう学校によって違いがありますよね。似ているといわれることの多い学校セットでも、かなり好みが別れると思います。その点、確信を持って選べれば、その先に自信を持って進んでいけますね。

Q2: 入学前に気になっていたことは

通学時間が約1時間。若干遠いことは気になりました。
また学校が世田谷で、住まいが下町地域ということもあり、タイプが合わなかったらどうしようとは思っていました。

(アンダンテより)
地域によるカラーの差、というのはないことはないですが、まぁ学校を実際に見たときに違和感がなければいいんじゃないかな?

Q3: 実際に入ってみてどうでした?

制服採寸等で学校に行くと、同期のお嬢さんたちの雰囲気が、よくもまあ似ていること。うちの娘も自然に溶け込めると感じました。
小学校時代は若干、優等生を「作って」いたようですが、ここでは素のままでいられることが楽で、毎日が本当に楽しそうです。
また、真面目なお友だちが多いこともあって、とても良い刺激を受けています。お友だちの影響で、自然と前向きになっていくところがいいなと思っています。

勉強に関しても、先生方は大変だろうな、と思いますが、ほんとうに細かく見ていただいています。力の抜きどころがつかめていないのか、課題量は多く感じます。
娘はノルマをきちんと守るタイプなので、期限前は大変そうです。

土には縁が無い生活ということもあって、園芸の授業は新鮮だったようです。
虫との闘いにもいつしか慣れたとのこと、収穫物を持ち帰ってきた時、それが食事に出たときは、嬉しそうでした。

ダンスの授業であるリトミックも年に数回実演して見せてくれるのですが、少しずつ成長が見られます。体が硬かったのですが、ストレッチ等の効果は上がっているようで、日々の努力が形になっているようです。

(アンダンテより)
まさに「均質性の中の多様性」から化学反応が起きるってやつですね。中高時代は特に、友人から学ぶ部分が大きいです。
園芸やリトミックのような、「身体性」の確認・発展の活動を、思春期にじっくりやるのはとてもよいと思うのですが、一方で勉強面も非常に熱心ですし、盛りだくさん(忙しい)学校ですよね…

Q4: 受験生活で印象に残ったこと、よかったことなど

受験した学校は、全て本人を連れて行きました。その中で、もう二度と行きたくない、というところや、ここはまだいいかな、とか、その辺りは答えを出してくれました。
比較的早い時期に鴎友の第一志望が確定したこともあって、受験パターンが早く決まり、併願研究にも時間が取れたことは安心材料でした。
1月校の決定が一番遅かったのですが、本人のモチベーションを下げないため1月を高く設定しておいたのも良かったと思います。

また、文章を書くことが苦手だったので、都立の作文の対策も取り入れました。それも良かったのだと思います。

(アンダンテより)
成績が順調に推移した場合、ゴールが近くなると「もう大丈夫」と気が抜けちゃうのが怖いですから、難しいところを混ぜておくのもいいですね。こじろうは最後ゆるゆるになってたなぁ(-_-;;

Q5: 「こうすればよかった」ということがあれば

正直なところ、御三家を考えないではありませんでしたが、本人に似合わないこともあり、本人が楽しく過ごせるところを優先させました。
とにかく、モチベーションを下げない工夫は必要だったので、いろいろと仕掛けは考えました。娘が親の誘導に素直に乗ってくれたこともあって、うまく回ったと思っているので、「こうすれば」ということは特に有りません。
本人の気質に助けられたと思います。

(アンダンテより)
素直がいちばんです!! 学べることの量がぜんぜん違ってきます。なんかうらやましい(^^;; 素直でない子に中学受験させるのは面倒です(笑)

Q6: ずばり、中学受験の満足度は?

チャレンジ校も合格したので、結果的にうまくいきました。満足度は100%です。

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体験談(16) 日本女子大学附属中学校

Q1: 学校選びのポイントは
あまり決めつけずに、いろいろな学校を見てみようと思っていました。
多分行かないだろうけれど、お友達から誘われたら文化祭にも行ってみたり。
すると娘のツボが、「お嬢様っぽいのはダメ」。
本女はまず私が誘われて説明会に行きましたが、ぎりぎりここまでなら通えるかなという遠さだったので、それほど乗り気ではありませんでした。
が、「うわ~、ここ、合う!」
聞けば聞くほど、娘の得意なところ(国語)を伸ばしてくれて、苦手なところ(算数)をなんとかしてくれそう。
お嬢様っぽいかなと思いましたが、文化祭に連れて行ったら「元気だからOK!」
自由にふらふらしている娘を、厳しい校則の学校には入れたくなかったけれど、あまりゆる過ぎても糸の切れた凧になってしまうと思っていたので、その加減が程よいと思いました。
共学か女子校かは、共学の倍率を考えると女子校の方が合格しやすいかと誘導しましたが、娘も女子校に抵抗はありませんでした。
付属校ということ、遠いことがネックでした。
娘は今がピークだと思っていなかったので、小学生の時点で大学まで決めてしまうことに抵抗がありました。
なので決定せずにしつこくいろいろ見ましたが、偶然同じ小学校のクラスの仲良しが第一志望で熱望していたこと、習い事の先輩たちも何人か通っていたことなど、後押しすることが多く、中学・高校だけで考えてもこの学校に行かせたいと思って決めました。

(アンダンテより)
遠くて、付属校で、と、条件でまず絞っていけば切ってしまいそうなところ、あまりこだわらず広く回ったことで「合う!」を見つけたのですね。

付属といっても、どのくらいそのまま上に行くかの「空気」はけっこういろいろなので、まずは調べてみるといいですね。それと、結局どの大学に行くかは「本人」次第だけど、その「本人」を大きく形作る六年間の充実度がまず先に来るわけですし。

Q2: 入学前に気になっていたことは
通学に時間がかかること。
上手くいけばドアtoドアで1時間なので、決して滅茶苦茶遠い方ではないのですが、実際には1時間で帰ってくることはありません。
「疲れていたから急行に乗り換えずに各停で帰ってきちゃった~」とか。
体力的に不安があったので、バカみたいに重い荷物を抱えての通学は不安でした。

(アンダンテより)
中学生の荷物重いですよね~。まぁそのうちなぜか軽くなってたり(置き勉活用…)体力がついたりして気にならなくなってきますが。毎日のことなので通学時間は大きいです。一時間って遠いとはふつういわないようですが、私ももうちょっと近いほうがいいと思ってます(でも結局一時間くらいになっちゃった)。でもそれだけで決めるわけにもいかないので。

Q3: 実際に入ってみてどうでした?
入学後しばらくして、小学校の友達で通学時間20分ほどの子が楽しいと言っているのを聞いて、
「近くても楽しい学校もあるんだね…」と言っていました。
思っていた以上に通学にくたびれたようでした。
1学期はいろんな意味で余裕がなかったので、楽しんでいるなと思うようになったのは、2学期からかな。
小学生時代より、友達の中で居心地良さそうです。
部活が、活動も先輩後輩関係も充実していて満足しています。
勉強面では、文章を書く力、話す力を鍛えられていると感じています。
全体的には基礎的な力をしっかりつけさせようとしてくれていて、気を抜くと追試、再試に追いかけられます。
勉強以外のことは、多分女子校にしてはかなり自由。
期待通り娘にはほどよい自由さでした。

(アンダンテより)
人間関係で居心地がいいのがなにより重要ですね。荷物が重くても心軽く学校に行けます(^^)

進学校ならば、突出した子たちで大学合格実績を作ってくれればいいという考えがありえても、付属だと、全員こぼさず上に行かせたいですものね。けっこう丁寧に、「全員底上げ」のための面倒見をしてくれるように思います。こじろうの学校もそうです。

Q4: 受験生活で印象に残ったこと、よかったことなど
大手の塾に通っていたので、志望校合格のためには塾で提供されるメニューは必要ないと私が判断しましたが、塾が楽しい娘にカスタマイズを拒否されました。
御三家対策プリントを解くより、算数、理科の穴を埋めたかった…
基礎的な力を問う問題がメインだったので。
でもふくれっ面の娘と一日中一緒にいるより、塾で一つでも何か覚える方がマシとあきらめました。
ずっとやらされている感満載でしたが、最後の最後に何とかしようという気持ちが見えたことは良かったです。

(アンダンテより)
塾の本流がめざす学校以外を志望する場合は、どうしても合わない部分が出てきますね。しかし家に囲って「ちょうど」のことをしようとしても、親子関係がぐつぐつと煮詰まるので限界が。まぁ私がいうのもなんですが、そんなにきっちり「最適化」しなくてもなんとかなるもんです、というか、最適化しなくても行けるくらいのところに行けばいいのかなとも(今から思うと)。

最後、自分からやる感が出てきたのはほんとうによかったですね。

Q5: 「こうすればよかった」ということがあれば
カスタマイズせず、でも穴は埋めなければということで、特に最後は完全に私主導でスケジュールを管理していました。
あまりに時間がないような気がして、娘の自律を促している余裕がありませんでした。
背伸びした受験ではなかったのだから、もう少し娘主導にできたのではと後悔があります。
なので中学生になっても、「勉強することができる、ということ」ができていない。
最後までつめられない、自分をコントロールできていないです。
娘にアンダンテさんの「勉強することができる、ということ」の記事を読ませたら、「なるほどね」と納得していました。
まだ修行中です。

(アンダンテより)
自律、自立に関しては中学に入ってからも、というか入ってからが長い道のりですね。でもここからは長い目で見ることができるし、周囲からの(よい)影響もありますから、本人の意欲がプラスであれば、ゆっくりでもあるべき方向に向かっていくでしょう。と、こじろう(いよいよ高三)を見ていると思います。

Q6: ずばり、中学受験の満足度は?
う~ん、難しい…
塾をカスタマイズできなかったこと、無駄に塾で劣等感を与えてしまったのではと思ったこと等、70%くらいかな…
でも受験をしたこと、第一志望に合格できたことは、娘にとって本当に良かったので、やっぱり100%です。
この記事を書くにあたって娘に「今なら共学受験した?もっと近い学校にした?」と聞いてみたら、
「本女はホントに私に合っている。やっぱり本女にしてよかったよ」と言われて嬉しかったです。

(アンダンテより)
塾生活の満足度がそこそこでも、入った学校の満足度が高ければハナマルですね!!

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体験談(15) 早稲田大学高等学院中学部

Q1: 学校選びのポイントは
息子の条件は、家から近いこと。
私の譲れない点は、広いこと(野郎が狭いところに押し込められているのが耐えられない)。
都心に近いところに住んでいて、この条件を満たす学校はあまり多くないのですが、早大学院ばっちり満たしていました。
塾では、性格的にも勉強面でも付属向きと言われました。
なぜか勉強することが好きなようだったので、付属に行ったら全然勉強しなくなるのではという心配をしなかったこと、圧倒的に応用問題より基本問題で点数を稼ぐ傾向だったことが、付属向きの理由です。
早実にしなかったのは、学院の方が通いやすかったことと、男子校に抵抗がなかったこと。
女子がいたら面倒なことは全部女子にやってもらいそうで、男子校の方がいいかと思いました。

(アンダンテより)
「家から近くて、広い」…確かに、都心に近いお住まいのときに、この条件で考えると一気に絞られます。早大学院はばっちり広いですね。
勉強をしなくなるのではという心配がないのは大きい~すばらしい。

Q2: 入学前に気になっていたことは
知り合いがほぼいなかったことくらい…のん気にあまり心配しませんでした。

Q3: 実際に入ってみてどうでした?
新設されて2年目だったので、いろいろなことをわからないまま入学したことに入ってから気づきました。
一番は部活。
息子の入りたい部活はあったのですが、なにしろ学年もそろわず人数が少ないから部活数も少ない。
人数が増えれば整うだろうという期待で入ったけれど、そうはならなかったことが他にもありました。
学校の面倒見も、良くはないだろうと思って入りましたが、本当に良くないです。
が、なぜこんな面倒見の悪さでちゃんと習得できているんだろうと思う状態です。
一番満足しているのが、集まっている子供たち。
勉強も、音楽や学校生活全般も、できる子が引張っていって全体を上げている感じです。
校則らしい校則も何もないです。
ストレスになるものが何もないこと、手を出し過ぎないことがいい方向に向かわせるのか…これが学校の狙い通りだとしたらすごいです。

(アンダンテより)
伝統ある新設校って感じで、ちょっと特別なポジションですね。部活など、中身が整うまでに時間がかかる部分はどうしてもありますから。でも、
> 一番満足しているのが、集まっている子供たち。
結局、ここが一番大事なので(^^)

Q4: 受験生活で印象に残ったこと、よかったことなど
小学校での授業が楽しくなかったらしく、勉強する場を求めての塾生活スタートでした。
別に特別優秀だったからではなくて、面白くない解説と、勉強する気のない友達がいる中での活気のない授業が、本当に辛かったそうです。
なので合格が目的ではなく、あまりに塾が楽しそうだったので、「公立中学に行ってまた塾に通えば」と半ば本気で言ったりもしましたが、一日の大半を過ごす中学での授業がつまらないのは避けたいと思っての受験でした。
本人多少は遊ぶのを我慢してではあったけれど、受験生活での勉強が本当に楽しそうだったので、例え全落ちしてもやってよかったと心底思っていました。

(アンダンテより)
ダルい授業がつらいのは、すごくよくわかります。いきいきした授業と、しっかりした中身があれば勉強が楽しめるお子さんなんですね。そりゃもう中学受験向き。

Q5: 「こうすればよかった」ということがあれば
希望の条件を満たす学校が早々に見つかり、合格率が高くなっても本人のモチベーションも下がることはなかったので、多くの学校を見ませんでした。
惚れ込んだともいえますが、こんなにもわからないところだらけの新設校に、何をそんなに惚れ込んだのか?と。
自由・自治がモットーの学校で、実は入ってみて一番息子の苦手なことだったのかもと気づきました。
受験があまり苦じゃなさそうな子だったので、大学受験があってもよかったかも、むしろ受験勉強のノルマがある方が伸びたのでは?と入学してから思いました(遅すぎ)。

(アンダンテより)
子どもが「何をそんなに惚れ込んだのか?」って、案外わかりにくいことも多いんじゃないかな(特に男子)。
> 実は入ってみて一番息子の苦手なことだったのかもと気づきました。
こじろうの場合も、本人が苦手なところがさかんな学校だったような気がするんですよね…でも、そこがよかった(だからこそ伸びた)と思うんです。当たるかハズレるか、賭けみたいな。

Q6: ずばり、中学受験の満足度は?
100%です。
中学受験の勉強なしに、今の彼はないです。
私がタッチせずほぼ自力だったので、終わってから、「私がもっと介入していたら、御三家なんかもあったか?」と思ったりもしましたが、私が手を出さなかったから楽しく受験生活を送れたのかも。
学校選びはもう少し考えてもよかったと思うこともありましたが、本人は楽しく他の学校は考えられないと言っているし、成長も感じられるし、親も親づきあいが本当に楽しいので、これ以上は望みません。

(アンダンテより)
親介入なしで、しかもわりと余裕を持って受験を乗り切れたのはものすごく大きな収穫でしたね。そこで楽しく通っているんですから、まだまだビッグになりそう。

空飛ぶアンダンテ

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そのブログをまとめた本:
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ママブロガー募集

ママブロガー名:アンダンテ

中学受験で全落ちして公立中学に通うが、半年後の欠員募集によって女子学院に転入。大学受験では全勝し現役で東京大学理科二類に入学。同大学院修士卒。現在はメーカー勤務。
国語が苦手な次男、算数が苦手な長女の中学受験生活を綴ったブログ「アンダンテのだんだんと中受日記」は「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと」(ダイヤモンド社) として出版された。