みんなの中学受験満足度向上委員会

公文とハサミは使いよう

【4089948】公文について」というスレを読みました。地味ですがなかなか良スレだと思いました。

つまり、公文というのはよいところ、よくないところがいろいろあって、利用の仕方によって様々に見えるのですが、いろいろな方がそれぞれの「やっててよかった公文式」「やるんじゃなかった公文式」を赤裸々に書きこまれているのでたいへん参考になります。

公文というと、それぞれの「ちょうど」をスモールステップでやるイメージなので、合わない子なんていないような気がしてしまいますが、それは幻想です。ものすごく、合う合わないがあります。まぁたいていの勉強法はそうかもしれませんが…

公文の算数~数学は、もちろんそれだけで受験ができるようなものではなく、図形などを捨てて計算に特化しているものです。またそこにこそ価値があるともいえます。しきりに、「思考力を奪う」と主張している人がいますが、別に奪うわけじゃなく、そっち方面を育てるわけじゃないってだけのことです。思考するにしたって、計算力はあったほうがいいでしょ?

我が家は五人とも、「多少」公文を経験しています。

父(よしぞう)と次男(こじろう)は中学受験塾に通う少し前から、公文算数をやっていて、計算力に勢いをつけたことで受験にも役立ったという、お手本のような活用をしています。

娘(はなひめ)は、小学一年生になったとき、「1~10」の足し算引き算もまともにできなくてほんとに困ったのですが、私がそのころ兄二人のダブル受験にかまけていてほとんど面倒を見る暇がなかったので、公文算数(+国語)に通わせました。国語は必要ないと思いましたけど、国語がないと本人が通う気しないらしかったのでセットです(笑)

いちおう足し算引き算、ある程度スムーズになりましたのでその分はよかったと思います。ただD教材(四年生相当)つまり分数や小数の計算でしたっけ、そのあたりでどうにも進まなくなってしまい、まったく同一のプリントが繰り返し出てくるようになりあまりのつまらなさに挫折。

公文って、うまく進まなくなったときは地獄です。迂回路がありません…

大幅に戻してくれるようにお願いしたのですが、先生はそれには難色を示しました。モチベーションを下げるから? しかしすでにモチベーションはゼロかマイナスだったので(^^;; 戻してもよかったと思いますけど。ともかくそれであきらめて公文をやめ、近所のぬるい中学受験塾に切り替えました(時すでに四年生)。

公文でつまづくような子は中学受験に向いていないかというと別にそんなこともなく、日能研偏差値60くらいの女子校受験ですが、算数では稼げるくらいになりました。

長男(またろう)と、私は、「後取り公文」による計算力劇的ビフォーアフターを体験しています。公文といえば先取りが有名ですが、別にそこだけに良さがあるわけではなく、キーポイントは「すいすいすらすら」です。もう学習済み(でも演習が足りてない)ところならすいすいすらすらにはもってこいですから、実は公文向きなのです。

勢いよく計算プリントをこなしていくことで、一気にスピードと正確性が上がっていくことが実感できます。

私は子どもの受験がひと段落したときに、試しに公文の中学数学(H教材)からO教材の途中くらいまでをやってみたのですが、なにしろさび付いてる計算力の、うっかりミスの群れが急速に収束していく様はたいへん興味深いものでした。しかし高校教材に差し掛かると、公文教材もちっとも練れていないというかスモールステップでもなんでもありゃしないし、先生もうまく採点できないものが増え、まぁこれはちょっとやりにくいなと思って最終教材まではいきませんでした。

(つまり、ふつう公文の先生は高校数学を十分把握してるわけじゃないので、解答集を見ても採点できないものは本部に質問したりしてたいへんなんです。迷惑かけてもしょうがないのでやめました。)

高校教材は範囲が突然広いということもあり、利用者が少ないということもあり、出来がたいへん悪い(無理がある)です。私は昔とはいえ一度は勉強したことがあるハズなのでなんとかなりますが、あれを最初にやってすんなりできる子がいたら天才です。実際は青チャートなどの教材を併用してやることが多いみたいですが、なんにせよ、自学自習で公文最終教材にたどり着ける子は、思考能力も粘りもすばらしく、まぁなにをやってもこなせるでしょうね。一般にはとてもお奨めできるものではありませんし、そんなスゴイ子だって何も公文でやらなくてもよかったのにという気はします(^^;;

おおむね「すいすいすらすら」できるところをうまく利用するのが公文、というふうに思っておけば大ハズシはないですね。

停滞するときは、やる気も下がり、やり方は荒くなり(字も乱暴に、計算も不正確になり遅くなり)、勉強習慣がつくどころか破壊する場合もあります。要注意です。

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秋近し 登り損ねた 天王山

受験生は夏が勝負、みたいなことをいわれて、
長時間の夏期講習、家にいる間もがんがん勉強、
そういうことをできた人も、できなかった人もいるでしょうが…

感触からいうと、夏にものすごい長時間勉強したのと、さぼっちゃったというのと、
秋に思ったほどの大差はついてない、
といったところではないかと思います。

こじろうが六年生のとき、夏は体調・気分ともダラ下がりで、長時間勉強どころか、
夏期講習さえ休みがちなまま終わってしまいました。

それなら秋に恐ろしいほど成績が急落するかっていうと、
秋の公開模試でもほとんど上下なく、年間平均どおりでした。

逆に、猛勉強を実行したからといって、目覚しく上がったという話はわりと稀で、
逆に急降下して親真っ青という話ならあったりします。

(もちろん、急降下といっても、たっぷり勉強したあげく「実力」が下がるわけはなく、たいていは単に疲れていてテスト結果が出せないだけなので、しばらく思い切ってペースダウンすれば戻りますけどね。つまり、さぼれば戻るんです。ココ重要)

別に、夏はさぼっちゃっていいなどと主張しているのではありません。
コンスタントに勉強できたのと、
だらんだらんになっちゃったのと、
何かは確実に違うはずなんです。

「実力」といっていいのか、特別ひっかかりなく解けたときの偏差値というものは、ひととおりの学習さえしてあれば、あとはわりと地頭で決まるというか、努力したからって天井知らずにいくものではないです。

でも、直近の数ヶ月で、コンスタントに勉強できていたかどうかというのは、広い意味での安定性につながると思います。

・苦手分野が出て焦ったとき
・どうしても結果を出す必要のあるテスト(含む本番入試)で緊張したとき
・体調が悪いとき
・気がかりなことがあるとき
・問題が難しくて手が付けにくかったとき
など、何かしら「アレッ」となったときに大崩れせずさっと戻せるかどうか。

ひらめかなくても地道に書いて整理する食いつきをみせられるかどうか、あるいは逆にこれは今はできないと見切りをつけて後回しにできるかどうか、そんなあたりに効いてくるんです。

だから、模試はともかく入試にそんな危うい「実力」で臨むわけにもいかないので、
夏にさぼっちゃった人は、
秋から地道に「裏打ち」していけばまぁまだ十分安定性を高められると思いますからがんばりましょう。

一番いいのは、さぼっちゃったり、だらだらやるんでもなく、がりがりやりすぎて(というか、親がやらせすぎて)疲れるのでもなく、無理ない範囲に決めた課題をきちんとこなして、「ちゃんとやれてる」感覚を積み重ねることです。

「天王山」もそんな感じで、平坦なちょっと遠回りな道を、堅調な足取りでたったったったっと小走りしてきたならば、
実力はじわっとアップで、
安定性もずっとよくなって、
理想的な状態になっていることでしょう。

わが家で二度目の中学受験、はなひめのときの六年生夏はまさにこんな感じでした。睡眠たっぷり、息抜きの時間もとって、決めた課題をたんたんとこなしていく。解いてる問題も基礎中心ですらすら、すらすらいくのをベースにたまに難問も鑑賞。夏が終わったときは、なんとなく、勉強がスムーズにいくようになったと感じましたし、模試の偏差値も自己ベストを出しました。

「天王山」ってほどでなくていいです。着実に。ここからもね。

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高専から大学という進路の留意点

先日、「高専から大学という進路」に書いたように、「入口偏差値の割に出口がよい」という意味ではかなりのお買い得ともいえる高専。今回はその留意点について。

もちろん、いくら「ある意味」お買い得でも、合わない子を高専に入れる親はいないでしょうけど(ってか無理)、工学系に向いていそうだなぁという場合に、親として考えておきたいポイントがいくつかあります。

(1) 留年、中退率の高さ
わが家の長男またろうも留年してますからまったくもって他人ごとではないわけですけど(-_-;;
高専の留年率は高いです。

またろうが、二度目の二年生として留年したとき、同じクラスには留年生仲間があと四人いました。1クラスは50人くらいなので、なんとなく一割近く留年してるかな。ということで、そんな高校滅多にありませんね。

留年の原因は「数学」であることが多いです。数学は当たり前ですが工学の要なので、かなりのスピードで進みます。それで落ちこぼれると、無理して学年を進めても、そこの数学がまたわかりませんので救いにならないんです。またろうの場合は数学で表彰され忘れ物で留年したという特殊ケースですが。

数学に苦手意識がある場合は要注意です。

また、高専というものづくりの場に結局合わなかったという場合は、専門科目が増えてきたときに単位を落とします。あるいは、単位や成績に特に問題はないけれど、本人がどうしても馴染めないという場合は、高専の三年まで済んだところで(高校卒業と同等になりますので)一般大学の受験をして転進するという人もいます。

(2) 就職率の高さ
またろうの通う高専では、就職半分、進学半分くらいです。
就活厳しき時代に、高専からの新卒は引く手あまたなので、とにかく就職を手堅く見つけたいというのであればたいへんお得、逆に、どうしても大学に行ってほしいと思うならば「危険」(?)です。

高専の中からは、就職も進学も自然な流れ。年齢的にもほとんど大人ですから、どちらに進むかは本人の意向次第です。親として大学進学を既定路線にしてしまいたいなら高専はNGです。

(3) 偏差値無視の進路選択
進学するという場合も、やはり年齢が上になっているだけに、親は口出ししない/できないのがふつうです。
高専生たちが進路を選ぶときは、もちろん大学編入や大学院入試にいわゆる「偏差値一覧」みたいな便利グッズが存在しないということもありますが、価値観として、偏差値的なものさしが含まれなくなります。

つまり、親が「できるだけ難関大に」という意向を持っていても、そういう考慮はされず空振りになる可能性が高いです。

高専生は、五年生つまり一般大学なら二年生の段階で、研究室に所属してそれぞれの卒業研究をやりますので、まじめに研究している子ほど、そういう研究を続けたいと思うようになります。そうすると、何々ができるところ、という選び方をしますので、よりネームバリューがある大学、という方向性にはたぶんなりません。
——

というわけで、「親の思うとおりオトナシク難関大へ行け」という趣旨であればまったくお奨めできないコースです。

しかし本人が、数学が苦手でなく、ものづくりが好きならば、その好きなことに没頭するうちに学力や技能を身に付け、「塾なしで」すんなりと大学進学(もしくは就職)を実現できるお得なコースだと思います。

今、またろうにとっての高専入学ということを振り返って思うことは、まぁ留年については予定外でしたが、留年した先のクラスに馴染みがよく、むしろ楽しく充実した学生生活を過ごせたようなのでこれはこれでよかったかなと思います。またろうなら、一般高校から大学受験でもやはり浪人してたかなとも思うので、結局そしたら同じですね(笑) 高専で勉強することの内容はとてもまたろうに合っていたので、それがなによりです。

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ベネッセの個人情報漏洩事件に思うこと

うちは新聞をとっていなくて、通りすがりにコンビニで一面を比べてみて気になる新聞があると買ったりします。

今朝は毎日新聞を買いました。ベネッセ事件「再委託先SE逮捕へ」がトップ記事になっています。

わが家では子ども三人がいずれもベネッセ教材を取ってた時期がありますので、当然漏れていると思いますが、元々いろんなところからDMが来るんで、いまさらどれがその影響だかよくわかりません。

今回の事件では、まずベネッセからシンフォームに委託され、そこからさらに複数の外部業者に再委託され、その再委託先の派遣社員がデータを盗んだそうです。

ベネッセの社員なら全員が高潔・清廉とはいいませんが、下請け孫請け、さらに非正規雇用となるとやはりリスクが上がりがちになるとは思います。

人が構築するシステムなので「絶対」はないにしても、リスクが高いシステムと低いシステムという違いはあります。

USBメモリーに大量のデータをダウンロードできてしまって、それを持ち出すことができる仕組みになっていて、ただその部屋には守秘義務の書類に判子おした人しか入れないはずだ、というようなのは脆弱なシステムです。ひとり悪意を持った人がいたら事故る、それじゃたまには事故ります。今回の事件でも、「お金になると思った」といっているそうですが。

個人情報保護法とかができて世の中進歩したみたいに見えますが、結局、名簿の売買は違法じゃないので、ザル法です。だって、お金になる行為の瞬間が違法じゃないんだから、それで今回みたいに盗んで儲けたい人も出てくるし、買う企業のほうは別に法律違反じゃない(盗んだデータだと知らなかったといえばいい)ってことですもんね。

あくまで「盗んだ」ところだけが問題で、今回は「不正競争防止法」違反(*)に問えるかということを検討しているようですが、それで今回の事件については立件に成功したとしても、自分が頼んでもいないところからDMがどんどん来るのがうっとおしい(不気味)ということでいえばあまり歯止めはないのが現状です。

たとえば、受験する学校を選ぶとき、各学校の行事に参加したりすると思いますが、そのときも参加申し込みでその学校に個人情報を預けます。ある学校の行事参加者に限定されたリストといったらこれはもう、とても価値ある名簿情報です。まさか学校が直接その名簿を業者に売り飛ばすことはないでしょうが、学校から業者に委託されたらその先、学校の意図通りになるかどうか不透明なところはあります。

たとえば、ある有名校の行事に申し込むときは、そこから委託された「スタディーナビ」という業者に登録することになるのですが、そのプライバシー・ポリシーはこうなっています(「スタディーナビ プライバシーポリシー」)

これはずいぶんざっくりした記述で、どうとでもなるようになっています。登録時の意図は、その学校行事の案内をしてもらう以外のことはないでしょうが、どこかにうっかりチェックしていればまず、
「ダイレクトメールおよびEメール配信(希望者のみ)。」
「アンケートご協力・イベント等のご案内、およびその結果報告(希望者のみ)。」
ということで、いろいろなものを受け取ることになります。

さらに、
「サービス向上・改善、新しいサービスの開発。」
というのがさりげなく目的の中に盛り込まれていて、第三者への個人情報開示の条件の中に
「その他利用者へのサービス提供のために必要であると当社が合理的に判断した場合」
というのも入っています。

ということで、スタディーナビから先の業者の手に渡ることは「ふつう」に行われ(上記の不正競争防止法にも違反しない)、その先でどんな管理がされるかはわかりません。

かといって、気になっている学校の、行事に申し込まないというのも、考えにくいですよね!? 学校のほうでは、委託しないで自前でやるか、委託するにしてもこんなゆるいポリシーじゃないところにするほうがいいのではないかということを考えてほしいと思いますけど…

「委託(からまた委託)」「名簿売買は合法」という状況の中では、個人情報保護法があっても、個人情報を守ることは、ますます難しくなっているのではないかと思います。

クレジットカード情報や、成績情報などのさらにセンシティブなデータは、せめてもっと間違いの起こりにくい管理をしていたのであってくれ、と思うのですが、どうなんでしょうか、ベネッセさん…

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(*)営業秘密を侵害行為から保護する法律。営業秘密の条件は(1)秘密として管理されている(2)事業活動に有用な情報(3)公然と知られていない の三要件を満たすこと。

高専から大学という進路

(このブログの趣旨から大きく逸れますが、たまたま詳細に知るに至ったので、受験という観点からまとめておきたいと思います。強いていえば、中学受験に向かない子の撤退を考えるとき、公立中へ行くことで新たに広がる進路もあるという例として。)

世間的にもエデュ的にも超マイナーな高専ですが、大学進学という面から見ると、なかなか興味深い存在です。

高専は、中学を卒業して、五年間通います。そうすると短大卒相当になりますので、そのまま就職することも可能です。就職率はたいへんよいです(いくつか留意点はありますが長くなるのでまた別に)。

一方、進学することも可能です。大きく分けて、
・大学に編入する
・高専の専攻科に進学する
の二つがあります。専攻科は二年ありますので、今度は大学卒業相当になるというわけです。その後は、直接就職する子もいますが、一般大学の大学院に進学することが多いです。

大学編入というのはこれまたマイナーな入り口ですが、国公立大学のうちかなりのところが編入入試を行っています。大学入試といえば冬ですが、編入入試は夏(6~8月)にあります。日程がかなりばらけているうえ、手続きは「二月」だったりするので、国公立大学をいくつも受けられるところがちょっとびっくりです。

編入入試の難しいところは、情報が少ない(^^;; ということで、日能研のR4偏差値表のような便利な一覧もありませんので、受けたいところを探すのもなかなかたいへんです。

一方、難易度については、かくかくしかじかである、ということをはっきり言うのも難しいのですが、おおむね、いわゆる受験的ペーパーテスト能力があまり高くない子でも、それなりの国公立に受かりますので、そういう意味では「お買い得」かもしれません。高専での専門の勉強はしっかりやっておく必要がありますけど。

あまりいい言葉ではないと思いますが、入り口偏差値の割りに出口(大学進学)実績がいいということを「お買い得」と表現するなら、高専はかなり「お買い得」です。ある高専の説明会(またろうが進学した高専ではない)で、大学合格実績から、一般高校の入試偏差値に換算すると(?) ** だとかいう話を聞きました(この「**」には、この高専の入試偏差値より二桁多い数字が入ります)。

そしてさらにお得なのが専攻科から大学院のコースです。

長男のまたろうは高専の五年生で、今は入試の最中です。なので専攻科についてはよく知らないのですが、「専攻科から大学院」が「お買い得」ということを力説してくれたのは、またろうの学校で先日やっていた保護者会で体験談を話してくれた高専OBでした。

彼は、高専から専攻科経由で東大大学院に進学したのですが(推薦で。三段階の面接により選抜、ペーパーテストなし)、
・高専卒業から大学編入した人の中で、旧帝大に編入した率
・高専卒業、専攻科から大学院進学した人の中で、旧帝大の院に進学した率
を比べて、後者がかなり高いということをデータで示してくれました。

まぁそれはそういうこともあるかもしれません…

それで、ここまでのところ、よさげな話ですが、親として押さえておかなければいけない留意点について、次回書いてみようと思います。

またろうについては→「まったりまたろう成長日記」の「またろう紹介」

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学童保育と中学受験

進学レーダー「共働きパパとママの中学受験ブック!!」(2014年5月号)にあった「父母ともハードな共働きパターン」を見たときに、新鮮だったのは学童保育の活用です。

我が家の三人もそれぞれ小学校一年生から三年生まで、学童に通っていました。なぜ三年生かといえば、公立公営の学童ではビシッとそこで切られてしまうので、それ以上通う選択肢はなかったからです。そういう自治体は多いと思います。

進学レーダーにあった体験談(一週間スケジュール)では、小4の妹、小6の姉が両方とも学童に通っていました。高学年でも通えること、それからお母さんが出社前に学童に寄って塾かばんを置いていったりしていることから、うちが利用していた学童とはぜんぜん違います。なにしろ、子どもたちが来るのは午後、学校が終わってからなのに、朝にスタッフがいるか、塾かばんのような大きなものを預けられるポストがあるってことですから。たぶん、私立の学童ですね。最近はいくつかできているようで、たとえば、電車内で
「小田急こどもみらいクラブ」
こんな広告を見かけます。ここの場合、「supported by ピグマキッズ」とあることからも、教育熱心な、中学受験させようかなというような家庭をターゲットにしている雰囲気があります。

でも、日能研に通っている六年生ともなると、そんなに学童にいられる時間があるわけではありません。塾のある日は、学校から学童へ、学童から直接塾へという経路になっていますが学童にいられる時間は一時間かそこら。

この短い時間を、家にいるのと、学童にいるのとどう違うかといえば…

鍵を開け、電気をつけて…
また電気を消して、鍵を閉めて…

という部分がないのでちょっと気楽ということかな。でも、家とは違うので、どちらが気楽なのかは子どもによるというか、あと、地理的に、どちらが無駄がないかは場合によりますね。

それより大きな違いは、塾のない日。それから長期休みの日ですね。

たとえば塾のない日に15:30ごろ学校から帰ってきたとして、それからしばらくはおやつ食べてごろごろしたとしても、16:00か17:00くらいには勉強を始めて、夕食前の勉強をしたらいいのに(受験生なんだから)と親は思いますがそれがなかなか留守宅では軌道に乗らず(-_-;;

それが落ち着いて「勉強」できるスペースと、そこに自然と向かえる雰囲気なり声かけなりがあったらそれは悪くないかなと。

娘の受験のときは、ここが問題だったので、六年前半にはユリウス(日能研系個別塾)を利用したわけだけれど、往復時間がもったいなかった。

そう、往復…

そこですよね。

受験生活にも助けになる学童となれるかどうかは、まず第一に立地が分かれ目となります。学校、家、塾のロケーションとの関係。

受験生活対応の学童保育、という薄いニーズが、かなり狭い地域をターゲットにして成り立つのかどうか??

興味あります。

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この特別な日

二月一日は、東京近辺の中学受験生にとって、特別な日です。

自分の子どもが受験終了しても、やはりこの日が来ると胸がきゅうっとなります。この「中学受験後遺症」はしばらく続きます。

こんなに、特定の一日に集中して緊張が走る受験は、中学受験のほかにはありません。

もちろん、大学受験、たとえばみんなが受けるセンター試験の日だってもちろん緊張するでしょうけど、何か違うんです。
・大学受験は、まだまだ続く長丁場だから。
・試験時間が中学受験より長めで、ちょっと「あぁっ」と焦る瞬間があっても、取り返しが効くから。
・中学受験と違って、本人がコドモじゃないから。
・「親子の受験」でなく本人の受験だから。

この、涙が出るくらい重たい日を、親子でくぐり抜けると、きっと何かが変わっています。

親子の数だけドラマがあります。

つつがなく実力発揮できますように。

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風邪予防に

自分の実力以上のところに「奇跡の合格」を果たすことは、必ずしも「満足度」を上げないと思っているのですが(受かったことはそりゃうれしいが、その後の六年間が快適かどうかの問題なので)、

実力どおりのところにはきっちり受かりたい。当然ですね。

そのためには、なにはさておき、寝込んだり怪我したりしないで試験会場に行けるということ。

去年の今頃、ひたすら考えていたことは、勉強の中身云々より、風邪(およびインフルエンザおよびノロその他)ひかないで!! ということだった。

埼玉受験が済んでから、東京受験が始まるまでとても長く感じて…
今なら体調いいから今やって!!
というような気分でした(^^;;

風邪予防には、もちろん菌やウイルスに近づかないこと、たとえば人ごみを避けるとか、それは言うまでもないことですが、「避ける」についてはふつうに生活している以上、万全ということはないので。

あとは、仮に何かと「接触」しても、自分の抵抗力がそれを早めに(気がつかないうちに)撃退てきるかの勝負ですね。

昨日みた、リアル友人(鍼灸師)のブログで、今年(大学)受験の息子さんが
「ウチのご飯食ってて風邪ひくわけね~し」
と言ったというのを読んで感激(^-^)

この方は、ブログ名「健康貯金で毎日元気(^^)/」にあるように、毎日の食事作り、ちょっと体調が悪くなりかかっているときの手当て(鍼灸含む)で、病気になる前に防ぐことをいつも考えて実践しているんです。

私もマネして、なるべく毎日「しょうが」「にんにく」を使うようにしています。
煮物、汁物、なんでもちょいと入れちゃいます。

今日は「なべ」なんで、それに入れて、
明日のお弁当用の「かぶの葉炒め(かぶの葉、油揚げ、すりゴマ、塩、しょうゆ)」も炒めはじめるときにしょうがを入れました。

ただし、私は面倒くさがりなのでいずれも「チューブ入り」に頼ってますが(笑)
おいしいしあったまるし、なかなか気に入ってます。

受験直前だけはちゃんと「生」を使おうかなと…(そのほうが効きそうな気が)
(うちの次回受験はだいぶ先ですけど)

毎日の食事、生活に気を遣っているという「気持ち」の重みが、きちんとお子さんに伝わるんですね。
「勉強しろ」とか口でいうのと違って、じんわり効きます。

空飛ぶアンダンテ

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ママブロガー募集

ママブロガー名:アンダンテ

中学受験で全落ちして公立中学に通うが、半年後の欠員募集によって女子学院に転入。大学受験では全勝し現役で東京大学理科二類に入学。同大学院修士卒。現在はメーカー勤務。
国語が苦手な次男、算数が苦手な長女の中学受験生活を綴ったブログ「アンダンテのだんだんと中受日記」は「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと」(ダイヤモンド社) として出版された。