みんなの中学受験満足度向上委員会

合格可能性の高い第一志望校

我が家の子どもたちの受験は三人とも(うちひとつは中学受験ではなく高校受験ですが)、熱望の第一志望校に合格という形で終えることができました。

これは、「たまたま」合格したというよりは、それぞれの第一志望校がわりと合格可能性が高い学校だったからというふうにいえると思います。

別に、安全な学校を第一志望にしようとした、ということではなくて…

いずれも、
「偏差値関係ナシ、日本全国津々浦々、どこの中学校でも入れてあげるから、好きな学校を選びなさい」
といってくれても(いってくれませんが)、同じ選択になるといえる学校です。

それでも結果的に、はなひめ、こじろうは偏差値でいって2~3ポイントくらい、またろうの場合は10以上の余裕がある学校になりました。(*)

「たまたま」という言葉はむしろここに使うべきでしょう。↓

最も気に入った学校が、「たまたま」実力に対して無理のない入試難易度の学校だった。

ただし、ここについてさえも、「たまたま」というほど偶然ではないという気がします。

学校選びの価値観、見るポイントは人それぞれでしょうけど、たとえば、
・入れる中でなるべく難しい学校がよい
・大学合格実績が少しでもいい学校がよい
と考えている場合、しかも、そのポイントの優先順位がわりと高いという場合には、必然的に、第一志望校は安全校にはなりません。

私も(そして子どもも)、この二つのポイントについての意識が希薄で、その代わりかなり強烈に、子どもをそこに置くとしっくりぴったりくる雰囲気の学校(子どもの立場からいえば居心地のいい学校)、ということにこだわりましたから、「たまたま」というよりはやや必然に近く、難しすぎない学校になったということができます。

・入れる中でなるべく難しい学校がよい
・大学合格実績が少しでもいい学校がよい
この学校選びがいけないというわけではありません。むしろ、塾などの世界にあってはごく常識的な選択基準ですし、入試難易度を目安に輪切りされていくというのも、私学のひとつの良さですから。

でも、中学受験の満足度を向上させるという観点でいえば、あまりこれにどっぷり浸かってしまって、ほかが見えなくなるのは危険信号です。

また、仮に、「よりよい(難易度の高い?)大学に行けるようにする」というのを重視したい場合であっても、○○大学に何人合格、という全体の実績よりも、お子さん個人がどのくらい伸びるかのほうがはるかに効きます。そう考えれば、単に数字がよい学校ではなくて、その学校の空気にぴたりとハマることのほうが重要であることがわかるでしょう。

ところで、「受かりやすさ」を左右するのは、偏差値表上の難易度だけではなくて、入試の傾向というのもあります。その点については、また別記事で。

空飛ぶアンダンテ

三人の受験について書いていたブログ:
アンダンテのだんだんと中受日記
そのブログをまとめた本:
はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと

(*) ここでは、中学受験の場合は日能研の公開模試年間平均偏差値とR4偏差値の比較、高校受験の場合は市進の平均偏差値と80%ラインの比較で書いています

体験談(2) 桐朋女子

女子校はまさに色とりどり。いろんな個性の学校があって、また、女子はやや男子より大人度がやや高いこともあって、本人が惚れこんで、その学校に通う自分がありありと想像できてしまう、ということがあります。

Q1: 学校選びのポイントは

女子校であること。女子校の中でも、あまり校則が厳しくないこと。
さらに、進路を決める際に、もし少数派になったとしても、辛い思いをしないで済みそうな学校を…と(親は)思っていました。

たまたま平日に休みが取れた時に、学校見学を申し込んで案内していただいたのですが、先生方も生徒さんたちもとても活き活きしているように思えたのが気に入って、娘を文化祭に連れて行くことにしました。

娘自身は一目ぼれでした。
それまで、どんな学校を訪れても「別に普通」とか「割と楽しそう」とか「校舎がきれいだね」など他人事のような感想ばかりで、自分が通ったら…という実感を持てないでいるようでしたが、

この学校は、初めて足を運んだその日から
「私、絶対にこの学校を受けたい!」と言い、
過去問を始める頃になると(何故か合格する気満々で)
「早くあの学校に通いたい~」「部活は○部にしようかな。□部がいいかな」などと夢を膨らませていました。


(アンダンテより)

すごくわかります!! 突然、ここに通う自分(あるいは、ここに通う子ども)の姿が浮かぶんですよね。単に、あ、いい学校じゃない? なんて客観的視点じゃなくて。お子さん自身の一目ぼれだったんですね。

また、少数派になっても居心地が悪くないかどうかというのは、ひとつ大きなポイントですね。

Q2: 入学前に気になっていたことは

娘が低学年のころから説明会やら文化祭やらオープンスクールやら女子校ばかり片っぱしから見学して、計17校に延べ40回以上足を運びましたが、その中で一番遠かったこと(寮がある地方の学校を除く)。

1500人以上の在校生の通学範囲の(A市から○名、B区から△名…のような)データに、うちの区から通っている子が数名しかいなかったこと。(現在はもう少し増えています)


(アンダンテより)

近さも実際問題大きな影響があるところですが、惚れちゃったらしょうがないってところですかね(^^;;

Q3: 実際に入ってみてどうでした?

距離は思ったほど気になりませんでした。うちは遠い方だと思っていましたが、もっと遠くから通っている子が何人もいらっしゃって驚きました。

お勉強面では、もっと放任主義的なのかと思っていましたが、意外と課題やレポート、小テストやテスト直しの提出が多く、提出物もとても丁寧に見ていただいており、ちょっと嬉しい誤算(?!)でした。

偏差値だけ見ると、かなりの余力(大手塾の模試の偏差値で10程度)を残しての進学でしたが、入ってみたらなかなかどうして、非常に優秀なお子さんや、メリハリを付けて頑張れるお子さんがたくさんいらして、娘にとっては大変良い刺激になっています。


(アンダンテより)

偏差値表に載っている偏差値は、入試の下限の目安になるだけであって、上に広い学校なのかどうかはわからないですもんね。

中高時代は、タテよりはヨコのつながりでいろんなことを学んでいきますが、そこにどんな子がいるかは非常に大きなこと。特に、惚れた環境にあっては影響は大きいと思います。

Q4: 受験生活で印象に残ったこと、よかったことなど

(大抵の学校は先に私一人で見学していましたが)
たくさんの学校を娘と一緒に見に行ってお互いのチェックポイントを話し合って、意見が合うところ、食い違うところを発見するのが単純にとても楽しかったです。

それから、受験生活そのものというよりは「副産物」なのですが、親も子も小学校というくくり以外の知人友人ができたことも良かったです。


(アンダンテより)

世界が広がりますよね(^^)

Q5: 「こうすればよかった」ということがあれば

中学受験のみならず現在でも、理論として学ぶ前に「感覚として知っている」ということが、娘の場合、いつも少し足りないように思います。

元をたどれば、塾に通い始める前、特に3歳くらい~小学校1・2年生くらいまでの間に、もっと色んな経験(身体を使った遊びやお手伝い、観察力が磨かれるような自然に触れる外遊び、社会の仕組みを実感する機会を持つような経験)をたくさんさせてやれれば良かったのじゃないかな、と思います。

あとは、共学も1校くらい見に行けば良かったです。


(アンダンテより)

あぁっ、耳が痛い…
何か生活で必死で、中学受験生活以前のことは怒涛のように過ぎてしまいました。
もっとそこにも宝があったはずなんですけど。

Q6: ずばり、中学受験の満足度は?

100点満点で80点。


(アンダンテより)

今の学校生活が快適なのがなによりですね。

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第一志望に合格する、ということ

第一志望に合格した、という成果は、もちろん気持ちの上でも大きなものです。

こじろう(第二子、現高二)の通う学校は、第一志望率がかなり高い学校です。もっと偏差値の高い学校はいろいろとありますが、2月1日にしか受験のない、いわゆる進学校とは違う特色を持つ学校ですから、たいてい、とにかくその学校ラブ(^^)という子が受けます。

こじろうは、第一志望に合格したことを翌2月2日に知り、ヤッター!!という感じで、もう2月3日は受けに行きませんでした。発表を見てからでは間に合わないので願書は出してありましたし、2月3日のほうがやや偏差値が高かったので、塾への恩返し的には受ける意味があることかもしれませんが、もうその場になったらまったくそんな気にはなりませんでした(親子とも)。

そんなふうに、盛り上がった気分で進学する子が多い学校ですから、入学式の日も、ほわわわんとした空気が漂っています。

達成感と、満足感に包まれたまま中学校生活がスタートして、学校にもスムーズに馴染んでいけます。
入ってみてからわかること、入ってからの出会いということもありますから、世の中絶対ということはありませんが、学校にぴったり合って、「この学校に入ってよかった」となる確率は高まります。

学校の「よさ」というものは、確立したものとして静かにそこに存在するわけではなくて、実際の学校生活を送る中で形成されていくものですし、その価値の多寡は、本人の気持ちによっても大きく変わっていく余地があるからです。

つまり、「第一志望に合格する」ということは、もうそれだけで、満足度を向上させる強力な要因なのです。

だから第一志望に合格しましょうって? そうできれば話は早いですが…
そんなこと誰だって思いますけど、現実問題、なかなか難しいってところですよね。

ただ、ばかみたいに当たり前な話ですが、「第一志望に合格することは満足度向上の大きな要因である」ということを、頭に入れておくのは悪くありません。

その上で、
・第一志望に合格する可能性をできるだけ上げること
・第一志望に合格しなくても、結果的に高い満足度が得られるような工夫をすること
の両面を考えればいいのです。

ひとつずつ、ここから考えていきたいと思います。

空飛ぶアンダンテ

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勉強をすることができる、ということ

中学受験の満足度を決める大きな要因のひとつは、言うまでもなく「合格」ではありますが、もうひとつの大きな要因は「学びそのものの大きさ」です。

もっと正確に言えば、身に着けた知識、技能のような「学習到達度」というよりも、学習する意欲、態度、そして効果的な勉強をするスキルなど、総合的な意味で「勉強をすることができる」ようになったかどうか。

「中学受験」というパッケージに含まれていたものは、多岐に渡ります。漢字や語句も覚え、計算も正確さとスピードを求めて練習し、理科や社会の基礎知識もがんばって暗記し、徐々に複合的な問題にも取り組んで、情報の整理の仕方、考えの組み立て方、表現の仕方を学ぶ。

当たり前ですが、そうやって身に着けた学力、その中身にも非常に価値があるわけです。
しかし、それだけではありません。

どうすれば単なる「作業」に終わらず、学習が成果として積み重なっていくのかを知ること。
毎日こつこつ続けることの価値を体感すること。

「きちんと学習する」体験をした、方法が身に着いた、というのがとてつもなく価値あることです。

中学受験で学ぶ事柄は、小学生にとってはずいぶん大きな塊に見えましたけど、まだ勉学のほんの入り口です。
ここから先、どうやって「勉強することができる」のか、そもそも勉強をする気があるのかどうか。
そのことのほうが、大人になったときの到達地点を大きく左右します。

中学受験は、高校受験よりも、塾の先生や親の先生が細かく勉強の進行や勉強の仕方を見ることができます。
しっかり噛み合う学習をして、それがうまくいったという体験は、財産です。それがあれば、のちに本人が勉強をしたいと思ったときに、「勉強をすることができる」のです。

勉強の方法を身につけずに中学生になってしまった場合、自分の意思でそれを身に着ける子も中にはいますが、そうでない場合はもうあまり親が手を出すことができません。

価値ある「財産」を中学受験によって子どもにプレゼントすることができた、という思いは、満足度を大きく高めます。

「体験談(1) 東京都市大付属」にあった満足度は「75%」とのことですが、これを下げている部分は、中学受験時代、なかなか学習が噛み合わなかったことかもしれません。そして逆に、満足度を上げたものは、その苦労が後の成長の糧になったという親・本人両方の実感でしょう。

> 中2の今、本人が中受での苦い経験を生かし成績不振を克服。自主的に学習にのぞんでいます。
> これだけで、中受してよかったと思いました。

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風邪予防に

自分の実力以上のところに「奇跡の合格」を果たすことは、必ずしも「満足度」を上げないと思っているのですが(受かったことはそりゃうれしいが、その後の六年間が快適かどうかの問題なので)、

実力どおりのところにはきっちり受かりたい。当然ですね。

そのためには、なにはさておき、寝込んだり怪我したりしないで試験会場に行けるということ。

去年の今頃、ひたすら考えていたことは、勉強の中身云々より、風邪(およびインフルエンザおよびノロその他)ひかないで!! ということだった。

埼玉受験が済んでから、東京受験が始まるまでとても長く感じて…
今なら体調いいから今やって!!
というような気分でした(^^;;

風邪予防には、もちろん菌やウイルスに近づかないこと、たとえば人ごみを避けるとか、それは言うまでもないことですが、「避ける」についてはふつうに生活している以上、万全ということはないので。

あとは、仮に何かと「接触」しても、自分の抵抗力がそれを早めに(気がつかないうちに)撃退てきるかの勝負ですね。

昨日みた、リアル友人(鍼灸師)のブログで、今年(大学)受験の息子さんが
「ウチのご飯食ってて風邪ひくわけね~し」
と言ったというのを読んで感激(^-^)

この方は、ブログ名「健康貯金で毎日元気(^^)/」にあるように、毎日の食事作り、ちょっと体調が悪くなりかかっているときの手当て(鍼灸含む)で、病気になる前に防ぐことをいつも考えて実践しているんです。

私もマネして、なるべく毎日「しょうが」「にんにく」を使うようにしています。
煮物、汁物、なんでもちょいと入れちゃいます。

今日は「なべ」なんで、それに入れて、
明日のお弁当用の「かぶの葉炒め(かぶの葉、油揚げ、すりゴマ、塩、しょうゆ)」も炒めはじめるときにしょうがを入れました。

ただし、私は面倒くさがりなのでいずれも「チューブ入り」に頼ってますが(笑)
おいしいしあったまるし、なかなか気に入ってます。

受験直前だけはちゃんと「生」を使おうかなと…(そのほうが効きそうな気が)
(うちの次回受験はだいぶ先ですけど)

毎日の食事、生活に気を遣っているという「気持ち」の重みが、きちんとお子さんに伝わるんですね。
「勉強しろ」とか口でいうのと違って、じんわり効きます。

空飛ぶアンダンテ

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体験談(1) 東京都市大付属

「みんなの」と銘打ったからには、なるべくいろんな方のお話をお聞きしていきたいと思います。

トップバッターは、東京都市大付属中に通うお子さんを持つ方です。

Q1: 学校選びのポイントは

本人の希望で男子校、通学1時間圏内という条件で探しました。都市大付は、学校らしいたたずまいを持ち、元気な校風ということでリストアップしました。
実際にオープンスクールなどに行ってみると、在校生たちの雰囲気がよく、彼らが出してる周波数みたいなものが息子に合うと感じました。説明会での親たちの雰囲気も違和感なかったです。

息子は硬派でもないのに、なぜか「ブレザーじゃなくて学ラン」にもこだわっていました。
—–

(アンダンテより)
制服へのこだわりは、親にはあまり理解できなかったりもしますが(^^;;
その制服を見て「いいな」と思う子たちが(正確に言うと、その制服を着ている在校生を見て「いいな」と思う子たちが)濃く集まってくるわけで、子どもが感じる「制服がいい」にはちゃんと意味があり、似合う学校探しの手がかりになることが多いです。

Q2: 入学前に気になっていたことは

ちょっとだけ遠いこと。それと、人気も進学実績も上昇しているので、学校の雰囲気が急に変わったりしないか心配でした。
—–

(アンダンテより)
毎日通う学校は近いのがいちばんですよね。
うちも近さにはかなりこだわったのですが。それだけで決めるわけにもいかないし。

Q3: 実際に入ってみてどうでした?

生徒と先生との距離が近くて関係が良好です。親もわりとフランクな人が多く、子どもたちはのびのびしています。部活は楽しそう。
補習とか追試とか、学習のフォローが手厚いです。
鳴り物入りの新校長が2年前から行っている入試改革のスピードが早く(今年から帰国生入試も導入)、やや慌ただしい感じがします。
あと、男子校なのに校内がキレイ。廊下も広く、汗臭くない!!!
—–

(アンダンテより)
キレイなんだ~男子校なのに!!
人間関係のよさは事前に感じたとおりで、よかったですね。

学習面のフォローが手厚いのは、ニーズにばっちりお応えしている感じ。

急速な改革とかは、好みが分かれるところなのかな。

Q4: 受験生活で印象に残ったこと、よかったことなど

5年では「学習サイクルがまわらない」ことが最大の悩み。受験までの全体イメージがなかなかつかめませんでした。
6年になってからは、本人のやる気&体調の下降曲線との戦い。
「自分たちが納得できる受験」の見極め。結局、それが固まったのが6年の秋でした。
中2の今、本人が中受での苦い経験を生かし成績不振を克服。自主的に学習にのぞんでいます。
これだけで、中受してよかったと思いました。
—–

(アンダンテより)
幼いタイプの男子の中学受験では、苦労しますよね(母が)。
とにかく、ざかざか学習サイクルをまわしていかなきゃいけない盛りだくさんの五年生、精神面の充実が鍵となる六年生、どっちも本人任せではいまいち漕げないんだもの。

六年秋に固まったならまぁまぁといったところではないでしょうか。

そして怒涛の入試時期を経て、何かをしっかりつかんでくれたようで、これはほんと親冥利につきますね(^^)

Q5: 「こうすればよかった」ということがあれば

塾が遠かった(30分オーバー)ことをすごく後悔しています。
あと、過去問を解く順番はもっと考えたほうがよかったと思います。「絶対に受ける学校」から解いたほうがいい。

—-

(アンダンテより)
結果的には受けなかった学校の過去問に時間をとられてしまったのですね。勉強としては無駄ではないんだろうけど、実際に受けるところが手薄になっちゃ困りますよね。
塾は近いほうがいいですほんとに…うちもちょっと遠かった。時間勝負、体力勝負になるあたりで、遠いのはもったいないんですよね。でも、もっと近くにいいところもなかったんだけど。

Q6: ずばり、中学受験の満足度は?

75%ぐらい。

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満足度を高める要因

中学受験をしてよかった、この学校に入(はい)れてよかった、
(親の立場からいえば、中学受験をさせてよかった、この学校に入(い)れてよかった)
という「満足度」を高める要因とは何でしょうか。

現在、娘が中一ですので、入学してもう少しで一年になろうとする時点での感じ方ということで書いてみます。

親の視点からいうと、
・毎日(たいてい)進んで学校に行っている。たいへんなことや、嫌なことが皆無ではないにせよ、楽しいことのほうがだいぶ多いらしい。
・気の合う友だちがいろいろいるらしい。
・部活に熱中している。上手下手はともかく、がんばっているようだ。
・勉学意欲はそこそこある。そしてそれに噛み合ってきちんと学習できている。
・授業内容その他教育内容がしっかりしている、充実している。
・中学生になってから、世界が広がった、成長した、と感じる。
・保護者会、行事、個人面談などのときに聞く、先生方の話に納得できる。よく見てくださっているなと感じる。
・保護者懇親会、あるいは部活保護者ランチなどで、他保護者と話をすると、話が合う。楽しい。
などのことから、私にとって現状の満足度は非常に高いです。

人によって、そういった「満足度要因」のセットは多少違ったものになると思いますが、とにもかくにもひとつにまとめるならコレです。

子どもが「毎日、楽しそうに学校に行っている」

結果として、このひとつのことが生まれるには、タテ(先生)ヨコ(クラスメイトなど)ナナメ(先輩)の人間関係が良好であるとか、授業が難しすぎず易しすぎず、興味の持てる内容で展開されることとか、その学校のことが好きであるとか、疲れすぎていないとか、そういったもろもろのことがからんでくるわけです。

そして、成績とか、成長とか、そういったすべての成果は、このひとつのことが元になってふくらんでくるわけです。

現在高二の次男のことでいいますと、
・人間面では非常に大きく(予想をはるかに超えて)、学習面ではそこそこ(予想程度に(^^;;)成長した。
・六年間ってほんとに短い!! 小学校の六年間はあんなに長く感じたのに、もうあと一年ちょっとしか残っていないと思うとさびしい。
と感じます。こちらも私にとってたいへん満足度の高い学校でした。この満足度を支えているのもこれまでの日々の学校生活の充実の積み重ねなので、要するに「毎日、楽しそうに学校に行っている」というそのこと。

そのために、何を考えて中学受験を組み立てればいいか。そういうことを考えていきたいと思います。

空飛ぶアンダンテ

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中受はゼロサムゲームじゃないので

もしも…誰にとっても「すばらしい」A中学というのがあってそこの定員が200人だとします。それで、ほかは誰にとっても「残念な」中学しかなかったとしたら…

中学受験をすると、そこに合格する200人分だけが「勝ち」、あとの人はすべて「負け」ということになってしまいます。誰かががんばって合格すれば、その分、ほかの人が落ちちゃいますし、つまりは誰かが得した分はきっちり別の人が損をするというゼロサムゲーム。そりゃえらいことです。

しかし、現実にはまったくそんなことはなく、様々な中学があり、どの中学が「すばらしい」かは人によって異なりますし、入学してからどう過ごすかによってもその中学の価値は変わります。誰かが幸せになれば誰かが不幸にならなきゃいけないようなものではなくて、中学受験をした人が全員幸せな結果を得られたってかまわないんです。

要するに、
・中学受験勉強は(たいへんではあっても)実り多かった
・「ここに入りたい!!」と思った中学に入れた
・入学してから充実した六年間が過ごせた、大きな成長があった
・その先の人生に大きなプラスとなってつながった
という「成功」「幸せ」を得るのに、もし障害があるとすれば、それは自分より勉強ができるほかの人(^^;; とかではなくて、

受験する本人自身(家族含む)の考え方、あるいは態度

なのです。

せっかく中学受験するなら、大満足の成果を。
ほかの誰かが損をするわけでもないんですから。

空飛ぶアンダンテ

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はじめまして

はじめまして、アンダンテと申します(^^)

中学受験の「満足度向上」を応援するブログを始めようと思います。

私自身、公立中(半年間)と私立の両方に通うというレアな体験をして…
子ども三人のうち二人が中学受験したので、親の立場でも公立中と私立中の両方を経験し…

中学受験はいろいろとたいへんだけど、中学受験から私立中高一貫校というコースの満足度は高い!! と思うようになりました。

しかし、それって「当たり前」のことではなくて、「やりよう」というか。

受験中の勉強の仕方、学校の選び方、そして通い始めてから。
どういうふうに考えるか、行動するかで大きく違ってきます。

せっかく、お金と手間をかけて中学受験をして、私立に通うならば、
六年間経ったときに、「ほんとに受験してよかった!!」と思えたらいいなと。

「満足度向上」の知恵を集めて、提案していきたいと思います。

第一子「またろう」は、公立中から高専に進学しました。もう二十歳です。「子ども」じゃないですね。
第二子「こじろう」は中学受験をして、現在、私立高校二年生。ほぼすべての子が系列の大学に行く学校なので、大学受験の予定はありません。なので現在のところノンストップ部活生活です。
第三子「はなひめ」は、私立中学一年生。部活も勉強も、お友だちとの遊びも盛りだくさんの女子校ライフを楽しんでいます。

三人とも、自分にぴったり合うフィールドを得ることができて、よかったなと思っています。「六年間の満足度」作りについては現在進行形ですけど。

それでは、よろしくお願いします_o_

空飛ぶアンダンテ

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ママブロガー募集

ママブロガー名:アンダンテ

中学受験で全落ちして公立中学に通うが、半年後の欠員募集によって女子学院に転入。大学受験では全勝し現役で東京大学理科二類に入学。同大学院修士卒。現在はメーカー勤務。
国語が苦手な次男、算数が苦手な長女の中学受験生活を綴ったブログ「アンダンテのだんだんと中受日記」は「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと」(ダイヤモンド社) として出版された。